2020.10.19〈明日に向かって撃て!!〉
今朝の空気は清潔な匂いがした。
気持ちに任せて、玄関を掃除して、ベランダを掃除して、表裏両面の入口を整えた。
天気は曇っていたけれど、お洗濯もした。明日は雨かもしれないから。
行っては帰ってくる私の感情。
それでも自分を保てるように注意している重要性を感じている。そう、注意していないといけないらしい、自らが。
自分という人間が何かの型にハマることを無条件で人は許すし、他人をはめ込もうともする。
自分が誰かに似ることは嫌だ。誰かと比べた時に似ていると思うと少し気持ち悪くなる。私の方がとか、私なんてとか、わかる!とかそんなことはどうでもいい事だと今は理解出来た。
私に集中したい。私は生きていた。
私は漂う水のように境目のない人間ではないし、空気のように掴めないほどに溶け合える人間でもない。火のように一丸となって決起できるほど影響を受けやすくもないらしい。ただ、土のように目を凝らせばひとつの粒であるように意志を持っている。
どこにいても私は私を殺せなかった。失うことを許せなかった。
私は私がさほど好きではない。でも、私のことは私がどれだけ怒りを持っても終生私は殺せないらしい。
愛してはいない、自分だから。でも、とっても尊敬はできる。ライバルのようであり、師匠のようであり弟子である。いつも高みを目指せと鼓舞するように。
明日に向かって撃て!!
そして、今日を見つめ、
昨日を愛する。
終わったことは愛してあげられる。
でもこれからのことは容赦しない。
そのために今日を凝視する。
誰かが私を自分以上に愛してくれる。
だから私は今日も明日に向かって撃つ。
この目が見据える明日は壮大なサバンナの朝焼けのように感動的だ。