知る、受け容れる、たずさえていく
夫、息子、私の3人で
外でご飯を食べてる時に
夫に電話がかかってきて
夫が席を外したことがあった
そして夫が戻ってくると
息子(小1)から
なんで電話くるとお店から出るの?
と聞かれた
夫は
ここはご飯を食べるところだから
電話で喋る声って
他の人からすると気になるんだよね
お店やお客さんへのマナーだよ
私は
それもあるし、
私は真っ先に考えるのは
電話相手のことかな
ガヤガヤしてるから
相手に失礼じゃない環境を整える、
をすると思う
(でも今思うと、ホテルとかだと
その場所への配慮の方が強いかな)
と言ったら、夫が
「ああ、その考えはあなたらしいね」
と言った
なんだかそれがふわっとしてて
すごく包んでくれた感じがして‥
あなたらしいね、
素敵な考え方だね、って
いうニュアンスだったのです
そこで私は
ああ、そうか夫は
いつも私とは考えも選ぶ方も違うけど
別に私を否定してたわけじゃなかったんだ
って初めてレベルで気付いて、、(遅)
夫と私はいつも意見が違くて
私が言ったことに
そうだねって言ってくれないから
認めてもらえない
否定されてるって感じてた
それが悲しくて悔しいから
これは私が正しいでしょ!!って
毎回めげずに挑む、みたいな…
いつまでたっても、打倒、夫
永遠に敵
でも夫は
私を否定してたわけじゃなかったんだな
むしろ
否定してたのは
私の方だったのか
それにね
私の言うことになんでも
その通りだね、俺もそうだと思うよ、
と言うような人だったら
それはそれで気に食わないはずだし笑
魅力的に感じてないと思う
私は夫が夫だから良いのだ
自分とは違うから、面白い
落ち込む必要なんてなかったし
世界を狭くしてるだけだった
私とは違うことを
もっともっと知って
感動したりわくわくしたい
お互いに譲れない部分があっても
ちゃんと話を聞いて
歩みよっていきたい
これからはそっちをとる私でいたい
それにしても
息子のおかげで
私たちは
お互いの考えを話すことも増えた
ふたりの時には知らなかったような
お互いを知る作業にも思う
もう20年くらい一緒にいるけど
この先もきっと、まだまだ
新しいことを知っていくんだ
息子はどんな考えの子になっていくかな
どれも楽しみだな、と思う