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よなかの散歩
「まひるの散歩」に続いてこちらも読んだ。順番は逆になったので、エッセイ的には時間が巻き戻っているのだけれど。
こちらは、食・人・暮・食・季・旅、の章立てで書かれている。オレンジページの掲載からテーマに合わせて再編成したのだと思われるが、食が2つある。掲載している本の影響?
今回も、「げにげに」となる話が多かった。
子供のころ食べられなかったものが大人になって食べられるようになった、というのはよく聞く話だが、自然と食べられるようになるケースと、意識的に「克服しよう」と食べるようになるケースがあると思う。
ホワイトアスパラは前者。
子供の頃食べたホワイトアスパラは缶詰モノで、独特の香りとフニャッとした食感が合わなかった。滅多に口にする食材でもなかったのだが、大人になって再びそれを口にした時の感想は驚きしかなかった。
美味しい。
もしかしたら、缶詰ものではない?昔であってもたべることができたかも?色々なものを食べて戻ってきたからこそ美味しいと思うものなのかも?
ねぎ・玉ねぎは後者。
なぜか子供の頃から苦手だった。そしてこれを材料にした料理は多いので、外食ではいかにこれがそのまま入っていないかを見極めるのに必死だった。料理の写真が載っている時は、目を皿のようにして探した。紛らわしいときは、もう賭けである。まあ、大概負けるのだけれど。
かくして、私の手元には「実際に作らない献立」メモがぎょうさんある。
突然のこの言い回し。もしかして田辺先生リスペクト?と、作者の意図は不明だがクスリとしてしまった。
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