
【ハイヤーセルフと私】 "いい男がいないという女性"に物申す
『男運がないとか、いい男がいないとか、
そんなのぜんぶ幻想なのにね。』
(ハイヤーセルフと私シリーズ⇧)
(現実を錬成するシリーズ⇧)
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「ハイヤーさん。今日は何の話ですか?」
『今日は、モテる人とモテない人の違いについて話をするよ。
なんだか、"いい男がいない"と言う言葉を
昔からよく聞くけど、
この言葉は全然"真実"じゃない。』
「真実じゃない?」
『真実じゃない。
いい男と出会って恋愛する=自分がモテるようになると紙一重なの。だから、今日はモテる人とモテない人との違い。特に、モテない人の特徴について話す。』
「お願いします!!」
『いいかい?モテない人の特徴は、3つある。
この3つさえ直せばいい。
①自称モテ偏差値65の女だと信じている。
②男性から選ばれる立場だと信じている。
③恋愛がうまくいかない理由は〇〇だと信じている。
以上、この3つ。』
「どういうことですか?」
『これら全部を一言で言うと自己評価が高すぎるってこと。』
「ええ!!
一般的には自信がないっていいません?」
『モテない人ほど自己評価は高い。
どういうことかこれから詳しく話す。
ここでは、心から1人の人に深く愛されたい。
一生深く愛されたい人に告ぐよ。』
「アイドル的なモテ方ではなくてってことですね。」
『うん。まして、身体だけとか論外だからね。
いいかい?モテる能力とは、ステータスが高いことやあなたが素晴らしく優秀な人間、生まれ持った顔やスタイルがいいことではない。
ステータスモテと恋愛モテはまったく別ものだ。
モテる人はここをわかっている。』
「はい!お願いします!」
『ではモテない特徴①(イチ)
自分のことを自称モテ偏差値65の女だと信じている。
について、
モテない女性たちは、自己評価がやけに高い。
自分を平均を超えるいい女だと信じて疑わない。』
「それが不思議です。
モテないのに、自己評価は高いって。
そんなことありますかね。」
『自己評価がやけに高くなる理由は色々あるんだけど、
その1つはスペックやステータスや過去の実績が意外と悪くないから。』
「スペック?ステータス?」
『よくあるのは、
なまじ"いい経験"をしちゃったこと。
容姿がいいと褒められてきた。美人だった。
異性にチヤホヤされた経験がある。
はたまた、勉強できて学歴も高かったり、
名の知れた企業に入り、給料も高かったり、
知名度の高い専門職とかに就いちゃったり。
仕事で優秀で表彰されちゃったり。1位とったり。
ようは、世間的にチヤホヤされる経験をしていたり、
周りに褒められたり、
一般的にステータスが高いと言われる状態に
人生でなっちゃった経験があるところだよね。』
「へー。」
『これ自体はまあ、本人の努力も生まれ持った素質もあるから、いいんだけどさ。
問題はさ、ステータスモテと恋愛モテを混同してしまうところ。ステータスが高いなら
異性からも当然、"高嶺の花"として扱われるだろう。
と誤解をしてしまうところなんだよね。』
「へぇー。でも、異性からチヤホヤされるなら、
モテると思ってもいい気がしますけど。
特に美人なら男性が放っておかないのでは?」
『いいかい?
人や異性からチヤホヤされることと
狙っている男性や、好きな人からも
同じようにチヤホヤされるのは"まったくの別物"なんだよ。そして、本気で愛されて深く愛情を注いでもらえるとは別物なんだよね。』
「え。え〜。」
『ステータスで、男性から深く愛されるなら、
モデルや芸能人で浮気されたり不倫される女性はいない。』
「え?」
『お金も社会的な地位もある。有名だしね。
しかも美人。人脈はすごい。申し分ないでしょ。』
「そうですね。
加えて学歴や経歴が華やかな方もいますし。ステータスやスペックという意味では圧倒的ですね。」
『なのにだ。
なぜ、結婚してまで平気で不倫されたり浮気されたりしてしまうの?ってこと。』
「有名なモデルや女優がってことですね?」
『そう。つまり、
"世間的なステータス"と"恋愛偏差値"は
関係がない。そこに気づかなきゃならないのよ。』
「なるほど〜。
ステータスはチヤホヤ要素にはなり得るけど
異性から"本命として"長く深く愛されることは別だってことですね。」
『これがわからないと、
【ステータスがある=モテる・選ばれる側】という思考から抜けられないんだよ。
"ステータスとモテるはまったくの別物"。
特に女性の場合はね。
ステータス高い=異性からも女として高評価だと誤解しして自分をめちゃくちゃ良い女だと認識しちゃうと、思わぬ時に予想と反することが起きるよ。』
「それが、自称モテ偏差値65だと自分のことを信じているにつながるんですね。」
『うん。具体的には
異性から良いように使われてしまう……が起こるんだ。後で少し話すけど。
ただし、例外があって。
大きな実績やチヤホヤ経験がなくても、
自己評価が上がってしまうことがある。』
「いったいどういうことですか?」
『現実と理想の自分がカイリしていると、
自己評価って高くなる。』
「え?」
『理想を下げて満足いかないところが、
自己評価の高さにつながってるのね。
例えば、画家にならなくても困らない人は
絵が下手でも気にしないし、スポーツ選手を目指したことがない人は、運動が苦手でも気にならない。』
「うんうん。」
『だけど、それになりたいと思っているなら、
それが理想なら、それが下手で苦手で上手くいかない自分を認めるのは辛くなる。だから、苦肉の策として、
自分は超絶上手いことにしちゃう。頭の中で。
これが自己評価が高くなる理由なのよ。』
「つまり、劣等感から空想の自分をつくっちゃうってことですね。」
『例えば、本当はサッカーが苦手なのに、サッカー上手でサッカー選手目指してる子たちに憧れた結果。
自分もサッカーうまいことにしちゃう感じかな。』
「一足跳びですね。"上手くなろう"ではなく、
"今すぐ上手いことにしちゃう"ってことか。」
『必ずしもではないけどね。
本当の自分はもっとすごい!と思うことで劣等感を解消しようとする。モテも同じ。
"本当の私は"もっとモテるはずだ。
そうやって頭の中に【理想の自分】ができ上がると
自己評価が高くなることがある。』
「鏡の中の真実の自分ではなく、
頭の中に"トップモデルの自分"を作る感じですね。
あ、ステータスって意味じゃないですよ。
現実とのカイリ具合です。」
『もっとも、理想を持つのは悪くない。むしろ、
【目標を作る】という意味では良いのかもね。
問題は現実と理想にキョリがありすぎるのに、理想のための行動はほとんど取れてなかったりするところ。
これは、また後で詳しく話すからね。』
「うーん。お腹を絞ったり、引き締めたりしないのに
私はモデルだって信じている状態か。
これ、モテ以外でも通用するような話ですね。
とりあえず、現実の自分以上に自分はモテる女だ
と思ってしまうと、モテるという実際の現実を遠ざけてしまうってことがあるってですね。」
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『次、モテない人の特徴②(ニ)
男性から選ばれる立場だと信じている。
①と繋がるんだけど、自己評価の高い女性は
男性から"自動的に"選ばれる側だと思ってしまう。』
「うん。美人だから。とか。
ステータスが高いから。とかを理由にしてですね。
あるいは、理想の自分が高いゆえに。」
『言い換えると"男性を選べる立場"だと思っている。
その最たるものが、"いい男がいない"発言なんだよね。』
「それは、選べないってことですか?」
『恋人を選ぶのは自由だよ。
だけど、こう言う方々は、自己評価が高いから
ときに"今の現実の自分に見合わないぐらいの男選び"をしたりする。』
「へー。ハイスペばかりを求めるとか?」
『ハイスペにも個人の価値観が色々あるけど…
男性ジャッジをたくさんするのよ。
頭の中で無意識に"男の点数付け"をする。
この私に見合う男はこれぐらいの点数の男よね。と
バンバン出会った男性たちを足切りしていくのよ。』
「…そういや、大手企業勤めで収入の高い女性が、
自分と同じぐらいの収入の高い男がいない
って理由で恋人つくってませんでしたけど…。
しかし、よくよく考えたら、
自分の会社の男と付き合えばいいだけなんですよね。」
『そう。
これも、選べる側だって暗に言ってるんだよね。
無自覚に。
事実は恋人がいないし、
かと言って彼女の言う"年収の高い男性からアプローチされている"わけでもないんだよね。』
「まあ、いい男がいないからってアプローチされても
断ってる可能性がありますけどね。」
『そこなんだ。
"望む男性・タイプの男性"からはアプローチがないってこと。場合によってはもう彼女や奥さんいたりね。
ゆえに付き合えないだけ。
だからって、"それ以下"の年収の男性やタイプでない男性とも付き合いたくないから、
結果的には恋人ができない。
作らないんじゃなくて、"出来ない"のが真実だと思うよ。』
「つまり、選べる立場なわけじゃないし、
最初から"選ばれてるわけでもない"ってことですね。」
『うん。でもね、なかなか認められないのよ。
それを認めると、自己価値が下がった気がするから。
だから、"いい男がいない"。選ばれてないんじゃなく、"いい男がいない問題"にすり替えるのよ。
恋人がいない理由をね。』
「なるほどねー。
これは、別に年収300万円の男性と付き合ったらって言ってるわけじゃないですよね。男性をジャッジする側に立とうとする"その心"のことを言っているわけで。」
『…少し話するけど、
こういう女性は、
ステータスの高い男性の浮気相手や遊び相手になってしまうことがある。』
「え?」
『自己評価が高いからね。
彼女たちの頭の中の自分(理想の自分)は
偏差値60〜70の高価な女。
だから同じぐらいの60〜70の男を選びたくなるのよ。
"同じ"だと思っているから。』
「バッシング覚悟でいいますが、
いい男から見たら恋愛偏差値54ぐらいなのに、
最低でも偏差値60。つまり、上位約16%には属せると思っている。
40人クラスの半分が女子として約0.16×20人=3.2なので、クラスで3番目ぐらいのモテ方をすると思っているわけですね。これが偏差値65なら約0.07×20人=1.36
"クラスでベスト1位2位を争うモテ方"です。」
『そう考えると"かなりのモテ子"だと思ってるじゃない。』
「たしかに。
そして、自分と同じぐらいのモテを
付き合う男性にも期待するから、
クラスならスポーツ万能イケメンな
"クラスで1位2位を争う男の子"ですね。狙うのは。
わかりやすくステータスにしちゃいましたけど。
これが社会人なら相当の男性になりますね。」
『そうなのよね。』
「うーん。モテるって難しい概念ですね。
偏差値54ですら、クラスで7位のモテ方なのに、
そこには満足いかないんですよね。
こう言う方々は。いや、私も例外ではないですが。」
『高いとか、ハイクラスとか、ハイレベルとか、
大好きだから。そういう女子は。
"自分を格上げできる男性"がいいのよ。
もっとも、格上げしたいなんて自分が思っているなんて自覚はなくて、本当に"相手に相応しいのは私だ"って思ってるかもね。
意識上は。』
「なるほどね。そこが、深層心理か。」
『そういうこと。』
「で、そんなステータスの高くていい男は
とっくに恋人がいたり、結婚してたりするから、
補助要員として付き合ってもらうわけですね。」
『必ずしも浮気ではないけど、
軽いお付き合いで遊ばれてしまうこともある。
モテる人、ステータスの高い男性は
自分に近づいてくる女は見飽きている。
ステータスを見て近づいてくる人はごまんといる。
本気で好きになってもらうハードルは並大抵じゃないよね。』
「たしかに。」
『ただ、彼女たちもね、"まんざらではない"のよ。』
「まんざらではない?」
「浮気相手でも遊びでも
一応は"選ばれる"わけで。
自己評価は若干維持できるよ。
"こんな理想の男性が私と付き合ってくれた!"
みたいに。」
「なるほどね〜。
価値があるのは"選ばれたこと"自体なんですね。」
『理由がなんであれね。でも、全部夢だよそれは。』
「夢ですね。地に足のつかない夢。」
『キツイかもしれないけど、
本当の偏差値60〜70の女性は自分じゃなく。
ステータスの高いその男性と"正式に"お付き合いしている、または結婚している女性の方なんだよね。
浮気の場合はね。』
「つまり、夢みがちの恋愛をさせてくれる男性を選ぶわけですね。」
『もちろん、浮気する男性や女遊びの激しい男性が
本当に偏差値70の男かっていったら、
それは言い切れないかもしれないけど、
世間的なステータスって意味では高いし、
そういう女性がそもそもステータスの高い男性を求めやすいからね。』
「まあ、それ言うと、喜ぶ人もいそうですからね。
"なら、奥さんや恋人もモテ偏差値が高いわけじゃないんでしょ!彼に浮気されてるしね!私なら勝てるわ!"とか、言い始める人が出てきそうで。」
『奥さんを自分と同列に並べても仕方ないんだけど。
別にそれで自分の質が上がるわけではないからね。
できれば、本物のモテ偏差値70の女性になって、
本物の男性と付き合ってほしいね。
競うんじゃなくてね。』
「本物の男は、浮気すらしないんですよね。たぶんね。」
『でさ、恋愛での自己評価が高すぎる人に
男選びをしてしまう人に
伝えたい大切なことは、
完璧を求めすぎるの最初から。男性に。』
「完璧?」
『そう。男に最初からハイパー高い偏差値を求める。
だけどね、生まれた瞬間から良い男なんて何パーセントいるだろう。この世界に。
いろんな経験や努力、女性たちとの出会いによって
男性は磨かれていくものじゃない?』
「そうですね。
ミュージシャンや経営者やお笑い芸人、偉人など
成功者によくある話ですが、
"売れない時代、芽が出ない時代、パッとしない時代"が大体あるもので、そんな時代をずーっと支えてくれて
好きでいてくれた恋人や奥さんがいるわけですよね。」
『ある意味、完成された男性の側や
過去にはステキな女性がいて、
それによって彼も磨かれたりしているわけで、
その男性に近づくってことは、その女性たちからの恩恵を受けようとしていることと同じなわけよ。』
「もうその女性から与えてもらうような感覚になりますね。」
『元カノや今カノに嫉妬している場合じゃないよ。
その人たちあっての彼だよ。』
「うんうん。」
『偏差値50の男を偏差値70の男に育て上げた女性が背後にいたなら、モテであれステータスであれね。
じゃあ、あなたはそれ以上に、彼女たち以上に
彼に何を与えられるのか?
それが大事。』
「完成された男と付き合うなら、
それに"見合うぐらいの良い女"にならないといけないよってことですね。」
『逆説的だけど、
いい女ほど、男性ジャッジが激しくないから。
偏差値50だとか関係なく愛せるんだよ。』
「いい女は、男をいい男に育てられるってことですかね。男選びに勤しむより、目の前の男性をいい男に育ててみなよ!って感じですね。」
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『さて、最後。
モテない人の特徴③(サン)
〇〇が原因だと思っている。
さあ、〇〇ってなんのことだと思う?』
「えーと。男が原因?」
『うん。割と遠くはない。
ズバリ〇〇とは、"外側"が理由だと思っている。』
「外側?」
『例えば、仕事で忙しくて時間がないからとか。
出会いが少ないからとか。女だらけの職場だからとか。』
「環境ですね。」
『または、学歴が。収入が。顔が。スタイルが。見た目が。ファッションが。みたいに
自分のスペックを気にしたり。』
「付属ですね。」
『家柄とか住んでる場所とか気にしたり。』
「生まれや育ちですね。
地方だからとか、私は猟師の娘だからとか。」
『いい男がいないとか男運がないとかもはいる。』
「男性側に原因を求めたり、生まれ持った運にしちゃうわけですね。」
『つまりさ、"言い訳"し過ぎるんだよ。』
「はい。」
『外側が原因だと思っている人は、
外側が変わるまでは幸せになれないと思っている。
良い男には自分と一緒になってもらえないって思っているけれど。』
「うん。」
『でもね、本気でモテる女性の話を聞けば、わかる。
ぜんぶ"言い訳でしかない"ってわかるよ。』
「うん。」
『会ってすぐに結婚前提のお付き合いを申し込まれる。
大工の娘が大統領にプロポーズされる。
夜の仕事でもエグゼクティブに一途に溺愛される。
大学生で結婚を申し込まれる(デキ婚ではなく)。
帰国後、1週間で恋人ができる。
高校生でも社長夫人になれる。』
「あ、これ、全部、実在する人物です。」
『ハイスペックすぎると男性が近づいてこないなんてこともない。
早稲田や東大卒で外資に勤め、多忙の中、
エグゼクティブに結婚を申し込まれる。
しかも、結婚したいのはいつも男の方。
高学歴だから。大企業の高給とりだから。私には男性が近づいてこないんだわ!引かれる!
なんて、言ってないんだよね。』
「あ、これも、実在する人物です。」
『まだまだあるよ。
40代50代60代でも、モテモテで初婚や出産。
婚約中なのに他の男からの「僕と結婚してください」の声がやまない。
街中を歩いているだけで、男性が振り向く。
パーティや飲み会に1回出席しただけでプロポーズされる。』
「これも、実話です。私の友人にもいましたね。」
『モテる人はどんな立場どんなステータス出会っても
モテる。愛される。エグゼクティブからもアプローチされる。必死にならなくても。』
「大事ですね。"必死にならなくても"モテる。」
『ちなみにモテ偏差値80を超えてくると
同性人気もハイパー高くなる。ファンがどんどん出てくる。老若男女問わない。』
「なるほど。人間モテし始めるわけですね。」
『結局は恋愛も人間関係だからね。
人間モテなわけよ。』
「へー。」
『恋愛が上手くいってない人、モテない人、良い男に遊ばれる人に自覚をして欲しいのは、
この世界には【事実】しかない。』
「事実?」
『事実とは、"異性から求められる存在かどうか"。』
「うん。」
『事実って1つだけなのよ。解釈も想像もごまんとできる。』
「うん。今はちゃんと付き合ってくれないけど、きっとこの人はいつか本気になってくれるはずだわ。とか、私がハイスペだから男が遠慮してるんだわ。とか、私のことを本当は好きだけど、事情があって、結婚願望がない彼なんだわ。とか。」
『解釈は自由。
だけど、事実は1つ。
あなたは目の前の男性に"どんな存在として扱われたか"。』
「うん。」
『浮気されまくりました。むしろ私が浮気相手でした。
チヤホヤされても付き合ってはもらえませんでした。
まして、結婚してください。と言われたことはない。
アイドルモテはするのに、結婚や恋人相手としてはノータッチ。"付き合って"と言われてもいないのに身体の関係(身体接触)だけは求められる。
好きだ。愛している。はベッドに行く手前か最中だけ。』
「うん。」
『いい男がいない?
目の前のいい男だと思っていないその男性から本気でアプローチされたことある?』
「うんうん。」
『"一生あなたを愛します!
絶対に今より良い男になってあなたを幸せにします!
だからずっと僕の側にいてください!"
って言われたことある?本気で生涯結婚してたいぐらいに男性に想われたことがある?』
「うん。」
『目の前の男性にすら、言われたことがないのに、
なぜもっと良い男性からは、もっと愛されると思っているのか?ってこと。』
「たしかに。良い男だと思ってない相手からすら
本気でアプローチされたこともないのに、
モテ偏差値70の男性からアプローチされるなんて
夢のまた夢ですね。」
『数多の男性にプロポーズをされ続けたり、
1人の男性に何年も熱烈にアプローチされ続けている
中で"誰とも結婚しなかった"って言うならわかるけどね。人生で一度もあなたを一生愛したいです。
って言われたこともないのに、"選ぶ立場"もなければ
"結婚しなかった"も何もないんだよね。』
「たしかに。
そこが、"自己評価が高すぎる"ってことなんですね。
ジャッジしてるのは、相手側も同じだったわけですから。」
『この世界は【事実】しかない。
どんな理由であっても、本気のアプローチをされていない。それは、"まだ愛されるポテンシャル"が発揮されてないってこと。
もっと愛される可能性があるってことなのよ。』
「うんうん。本気のアプローチされていないことがダメなわけじゃなくて、まだまだ自分にはポテンシャルがあるってことですね。」
『そりゃあ、一生独身でいい人は別にいい。
だけど、ここに来る人は、恋愛に期待感のある人。
愛されたい。結婚したい。
なのに、出来ていない人たちだよね。』
「そうですね。"良い男"に出会いたい方、恋愛したい方でしょうから。なら、ポテンシャルを発揮したほうが良い未来が見えてくるでしょうね。」
『大事なことはモテるから良いとか、モテないから良いではないのよ。わかりやすく、順位付けしたけど
どちらが上とかではない。
モテ偏差値はね、志望校に偏差値が足りるか。と同じことなの。今の偏差値が40でも30でも、行きたい学校があるなら、勉強して偏差値上げれば良いだけ。
でも、偏差値上げたいなら今の自分の出来ないところ・苦手なところと向き合わなきゃならないんだ。
どんな教科であれ、苦手な問題や出来ない問題があったら、解けるようにする。
自分でムリなら人に教えてもらったり、塾行ったり、ネットやyoutube 見て方法探したりする。
それをモテでも同じようにやることが大切なんだ。』
「うん。希望が高くなればなるほど、頑張りどころになってくるわけです。」
『上下ではない。
偏差値40でも70でもどちらが価値のある人間かとかじゃない。"モテる女かどうか"なんて結果論なの。
学力もそうだよね。今偏差値40でも勉強して、大学に合格したら、偏差値が上がったら、成績が良くなったら、
勉強できるんだね!とか頭良いね!みたいに、それを褒めてくれる人が出てくる事があるだけで、他者評価なんてコロコロ変わる。今がどうかはあまり関係がない。
今モテなくても遊ばれても、モテ偏差値を上げてステキな女性になっていったら、
あなたは超絶モテる高嶺の花みたいになってるのよ。
"未来的にはね"。』
「なるほどね。今だけ見るなってことですね。」
『偏差値40でも偏差値70でも
人間としては同じ。変わったのは、その中身や内容。
そのための【行動】をしたかどうかだけなのよ。
人間の価値が上がったり下がったりしているわけではないの。』
「できる出来ないじゃない。やってみたいかどうかだけってことですね。」
『もちろん、向き不向きはあるけれど…
モテも勉強も仕事も、ほしい、と思っているのなら、
やってみる価値はあるよ。』
「やる前から諦めるなってことですね。」
『私って、偏差値60はあると思っていたけど、
実際は50だったのか。
いや、浮気された時点で40なのかもしれない。
そうやって気づくところから。今の自分を正直に認めるところから。そこから人生は始まる。』
「うん。」
『自分を丸ごと愛している人は、それができる。
偏差値40の自分のこともそのまま愛することができる。』
「うん。ムリに自己評価を高くしなくても
自然と等身大を愛せる。大事にできるんですよね。」
『これもまた逆説的だけど、そのままの自分を愛している人ほど、
自己評価は高くなりすぎず、素直な向上心となり、
そのままの自分を愛していない人ほど、理想の自分ばかりを愛そうとして自己評価が現実以上に高くなる。
何事も等身大が1番ってことかな。』
「うんうん。」
『そしてね、モテ偏差値40の自分をもっと磨きたいと思って仮に頑張ったとして、60までぐらいしか上がらなかったとしても、それはそれで良いんだ。
あなたが満足いく幸せを手に入れば
それでいい。他人とのモテ比較ではないからね。』
「うん。そうですね。」
『ただ、1つアドバイスするなら、愛される女性は
愛することを知っている。』
「うん。」
『愛されたいなら愛すること。
自分のことも他人のことも。
キーワードはそのまんま。
そのままを愛してみて。受け入れてみて。
本物の愛に触れるには、今の自分を素直に認めることから始まるからね。』
つづく。
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