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オートバイで上達するために必要な大前提③ 〜背筋を伸ばして内股になろう〜

前回は背筋の伸ばさないと損をする理由を書きました。今回は背筋を伸ばすところから一歩進めて、「リラックスしたニーグリップを効果的に出来る身体の動かし方」について書いていきます。

内股にするだけじゃあ足りない

シートに座っている状態で内股にすれば、ガソリンタンクを挟めるから解決…というわけにはいきません。何故なら、画像のように背中を丸めて骨盤が後ろに倒れてる姿勢でも内股は出来るからです。そして、この姿勢での内股はリラックス(脱力)すれば大股開きの動きへと自然になってしまうため、内股にする意味がありません。

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背筋を伸ばして、内股で乗ろう

じゃあどうすれば良いのか?答えはシンプル。前回までやってきた「背筋を伸ばす姿勢」で内股になれば良いのです。これは座ったままでは慣れないと中々内股が出来ないので、最初はまず立っている状態で背筋をしっかり伸ばしましょう(画像赤線)。臍は引っ込めないように。これにより、骨盤が地面に対して起き上がります(画像黄線)


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そして、ここで内股にするのですが…この時、股関節を回すだけではなく、腰骨の上あたりから膝頭までをまとめて、身体の中心線に向かって捻り入れるように動かすのが最大のポイントです。

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背筋を伸ばしたまま内股で座れば、自然と太腿は閉じる

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つまりこの姿勢を保てば、リラックスした状態でニーグリップができます。これでようやく「車体をニーグリップでホールドしながら脱力する」というお膳立てが整うわけです。

背筋を伸ばしたままで内股を腰上から膝まで意識して座れば、ニーグリップとリラックスを両立できます。あとはこの動きを無意識で出来るように、バイクに乗っていないときもイメージトレーニングをすれば効果的です。むしろ普段のイメトレが大事ともいえます。安全な場所での反復練習で、身体に動きを覚えさせてしまいましょう!

次回はいよいよ、「コーナリングを上達する以前に必要な身体の動き」について説明します。



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