恋愛恐怖症なんだな
救世主彼とやりとりしていてわかってきたのだけれど
私は恋愛恐怖症だったのかもしれない
人と親しくなることを回避してしまうのかもしれない
思えば
あの人との関係も
好きすぎて壊れるのが怖くなって逃げ出したのかもしれない
おそらく。
父親の暴力や浮気や母親を殴る蹴るという行為が
これほど人生に暗雲を立ち込める結果になるだなんて当の本人は気づいてもいないだろう
私はやっぱり男の人が怖いのだ
だから結婚相手を選ぶ時に心から好きな異性を選ぶことができなかったのだ
もう、あれだ、仕方ないんだ、諦めないと
私は普通に恋愛することはできない体質だったんだ
私の中に男性との何かしらの強い絆を作ることは不可能だった
私の好きなゲイがいるのだけれど
彼は幼い時に男の人にレイプされて
それからゲイなんだそうだ
気の毒に、そんなことがなければ、この人は
普通に女性と恋愛して、家庭も持てただろう
そんな素敵な人なのだ
こんなふうに
過去のトラウマの犠牲になってる人はたくさんいて、きっと私もその1人なんだろう
だから、
救世主彼ともかかわるだけで、しんどくなるし
心から愛したあの人とも一緒にはなれなかった
諦めよう
何もかも手に入らないのだから
世の中の多くの人がいろんなものを諦めて生きている
まだ日本に生まれただけ、幸せなんだよ
むかし、フィリピンからきた女性が
お金のために、本当に好きなのかどうなのかわからない日本人男性と結婚していた
彼女にとったら、結婚は生きるための術で、貧困から脱するために必要なことだったのかもしれない
こんなふうに誰しも愛のある結婚ができるわけじゃない
好きな人がいても一緒になれるわけではない
寂しいな
普通に素敵な人と一緒になれそうなのに
全く男に苦労してなさそうに見られてきたのに
全く満たされない人生だった
若い頃はそうでもなかったのにな
いや、男の人が怖くて
私を好きだと言ってくれる人としか付き合ったことはなかったな、そういえば
あーあ父親の被害者だよ、本当に
あんなクズ男のせいで、こっちの人生までめちゃくちゃだよ
本当、迷惑
まぁ、仕方ない
諦めよう
そういえば
母親も私たち兄弟を置いて出ていってしまったんだった
そりゃあ、ひとを信用するのが怖くなって当たり前だよ
まともに恋愛できないのも頷けるよ
だから私はそんなひどいことをしなかっただけ立派なんだよ
自分の欲を犠牲にしたんだから
崇高な精神で生きたんだから褒めるに値することをしたんだから、胸を張って生きたらいいよ
ブッタだって、煩悩を捨てよと言っていたし、
こうやって欲を捨てて生きていくしかないよ
自分の人生を振り返れば
私がまともな恋愛できるはずないって納得してきた
過去のトラウマなんだよ
両親に植え付けられた
だから、諦めなきゃ仕方ないんだ
人と親密になれないんだよ 怖いからね
親でも裏切って行くのに
どうして他人が信じられようか。
当たり前のことが当たり前に起こってるだけなんだ
納得したよ
あがくのはやめよう
受け入れよう 諦めよう