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【その2】ポルシェボクスターにデジタルミラーをDIYで取付ける(取付編)

この記事は、ポルシェ718ボクスターにセルスター製デジタルインナーミラーCS-1000SMをDIYで取り付けたときの記録です。

はじめに

みなさんこんにちは!
私はポルシェ718ボクスターという車を所有しており、天気の良い休日などは近場を走り回ってオープンカーライフを楽しんでいます。
とりあえず能書きは前回記事をご覧になってください。

前回は、必要な機材を揃えたので、いよいよ実際の取り付けに入っていきます。

手順
1.助手席(右)側のヒューズボックスを開ける
2.ヒューズボックス奥のマットを剥がす
3.アースを接続する
4.ACC電源を引き出す
5.リアカメラの取り付け位置を決める
6.リアカメラの配線をヒューズボックスまで引っ張る
7.サンバイザーを外す
8.フロントピラーのカバー、グローブボックスの横のパネルを外す
9.GPSモジュールを取り付ける
10.フロントカメラを取り付ける
11.デジタルミラー本体を仮配線する
12.エンジンをかけて仮の動作確認する
13.ピラーカバーを元に戻し、配線を隠す
14.サンバイザーを取り付ける
15.リアカメラ取付治具の製作
16.ミラーの角度を調整する
17.カメラの向きなどを調整する

けっこう手順が多くてたいへんですねwww
では詳しく説明していきます。

1.助手席(右)側のヒューズボックスを開ける

手始めにヒューズボックスのカバーを丸ごと外します。
まずフロント側がマジックテープでついているので、横方向にはがします。
次にカバーをリア方向に引っ張って抜きます。
多分「バキッ」とか音がしますが、ここは根性決めてやるしかありません。
あ、私の場合真横に引っ張ってプラスチックの爪がいくつか折れてしまいましたwww
くれぐれもお気をつけて。

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2.ヒューズボックス奥のマットを剥がす

マットは単に押し込まれているだけなので引っ張ればはがれてきます。

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3.アースを接続する

①直結配線DCコード GDO-42を用意します。
クワガタ端子をボクスターのフレーム(アース)に接続します。

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②助手席足元付近のマットをはがしたあたりにあるアースのナットをボックスレンチで緩めて外して、クワガタ端子を取り付けます。GDO-42のクワガタの径が小さくて入らないので、ペンチで少し開きます。

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③アースのナットを閉めます。

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4.ACC電源を引き出す

①平型ヒューズ電源取り出しコードを準備します

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②ヒューズボックスのアドレスD7のヒューズをいったん抜いて、電源取り出しコードを取り付けます。

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③電源取り出しコードと直結配線DCコード GDO-42のギボシ端子を接続します。
場合によっては端子を圧着する必要があるかもしれません。

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5.リアカメラの取り付け位置を決める

リアカメラの取り付け位置は、ウインドストップ(スクリーン)の上部中央が良いと思います。
しかし、そのまま取り付けてもカメラの向きがNGなので、そこは後で治具を自作して対策します。

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6.リアカメラの配線をヒューズボックスまで引っ張る

リアカメラの配線をマットの隙間に押し込みつつ、ヒューズボックス付近まで持ってきます。
コードをリムーバーでぐいぐい押し込んでいきます。

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7.サンバイザーを外す

ついにサンバイザーを外すときがやってきました!
①スター型のレンチを用意します。T13というサイズです。

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②まず、サンバイザーを固定しているネジのカバーを開けてネジを露出させます。
右側のカバーは、隙間に爪をひっかけて下に引っ張れば抜けます。

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右のカバーは、ヒンジになっていて、手前が支点なので前方を下に引っ張ります。

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ネジは、左の根本に星形のネジが2個、右の根本に1個あります。

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③ネジを外してサンバイザーを外します

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8.フロントピラーのカバー、グローブボックスの横のパネルを外す

これも気合を入れて手前に引っぺがすしかありません。

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続いて上方に引き抜きます。

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グローブボックス横のパネルもはがします。

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最後に名前のわからん細いカバーを外します。

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9.GPSモジュールを取り付ける

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付属の両面テープでダッシュボードの隅に貼り付けます。

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10.フロントカメラを取り付ける

インナーミラーの前方、できるだけ中央にカメラを取り付けます。
取付のアーム?がストレートとアングル(曲がっている)のがあるので、ストレートを使います。

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11.デジタルミラー本体を仮配線する

ここまでで、いったんコードを全部接続して配線します。
接続できたら、インナーミラーにデジタルインナーミラーを取り付けます。

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12.エンジンをかけて仮の動作確認する

電源が入りました。

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13.ピラーカバーを元に戻し、配線を隠す

ここからは配線をきれいに隠しつつ外したカバー類を戻していきます。
余分な配線は、ケーブルタイでまとめてからピラーカバーの内側に収納します。

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かなりケーブルが余るので、空間があるところでケーブルをまとめて押し込んでいきます。

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ケーブルを押し込んだら、ヒューズボックスのカバーも戻します。

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14.サンバイザーを取り付ける

サンバイザーも元通りスター型のネジで止め直します。

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15.リアカメラの取り付け

実はリアカメラは、付属パーツだけではうまく後方を狙えません。
そこで、私はウインドストップ(スクリーン)にカメラを取り付けるための治具を製作して取り付けましたが、少々本題から外れるので、方法については下記の記事をご覧ください。

こんな感じでリアカメラが取り付きます。

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16.ミラーの角度を調整する

オープンにして乗ってみるとわかるのですが、昼間に屋根を開けると周りが明るすぎてデジタルインナーミラーの映像が全く見えません。
そこでそのときはデジタルインナーミラーの表示をオフにして、普通のミラーとして使うのですが、ただ取り付けた状態では、下向きになりすぎて後方が全く映りません。
そこで、デジタルミラーの背面下部に、スポンジのマットをスペーサーとして貼り付けて角度を調整します。
自分の場合、2枚重ねて貼ってちょうどでした。

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デジタルインナーミラーの表示をオフで、鏡にした場合に後ろがちょうど映るようになりました。
デジタルインナーミラーに表示させるときは、防眩レバーでミラーを下向きにしておくと不要な映り込みがなく良く見えます。

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17.カメラの向きなどを調整する

快適にリア、フロントともに映るようカメラの向きを調整して作業完了です。

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夜間はこんな感じ。

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夜間でも先行車発進お知らせアラームが作動してとても快適になりましたよ。

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まとめ

以上で、セルスター製デジタルインナーミラーCS-1000SMをポルシェボクスターに取り付ける手順は終わりです。
屋根を閉めているときはデジタルインナーミラーのおかげで視野が広くなり、安全運転ができます。
また、先行車発進お知らせアラームもついてとても便利になりました。
オープンカー乗りの皆さんも良かったらやってみてください。

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