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題目『きっかけ』

 今宵のTwilloの冒険の題目は『きっかけ』。

『きっかけ』は。。
  どんなだったかな。

 何かを決断したり。
何かをはじめてみたり。。
  そんな時には。
 その『きっかけ』が何かしらあったはずだ。。
はっきり思い出せることもあれば。
 そうでないことも沢山ある。。
でも。
 必ずふっとその気にさせた "何か" があるのですよ。。

 意外と些細なことだったりする。
誰かと話をしているうちに閃いていたとか。。
  夢でみた何か、とか。
 本で眼にしたことかも知れない。。


 おもしろいのは。

 何かをはじめた後になって。。
よくよく考えてみたら。
  「ああ、あれが『きっかけ』だったんだな」という具合に。。
 今更ながら思い知ることがあるということ。
本人もすっかり忘れていたんだね。。
  そんなことがよくある。


 もちろん、『きっかけ』はひとつだけとは限らない。
いろいろなヒントが積り積もった結果。。
  その決断に辿り着いた。
いくつかあるその『きっかけ』の中で。。
 いちばんはじめの "種" となったのは何だったろうか。
遡って遡って、考えてみると。。
  とても感慨深い思いに行き着くことがある。

 ワタクシ事の話をすると。
Twilloのビジョンをいちばんはじめに示してくれたのは。。
  とある人との会話だった。
 それは。。
30年ほど前のこと。
  ずいぶんと前のことだ。。
 その時は。
その人も冗談でそれを言ったのかも知れない。。
 当時、まだ若くて人生を模索していた男にその人は言ったんだ。
「屋台でも曳けばいいんだよ。誰もみたこともないようなすごい屋台を。。」
  そしてその言葉から10数年もたってから。
 それはその通りになった。。

 その会話があってからも生き方を模索してもがき続けた。
そんな会話のことはすっかり忘れて。。
  まったく違う仕事を転々としてたね。
 まったく違う人生を夢見て頑張ってみた時期もあった。。

そして。

 遠回りして、遠回りして。。
結果、その言葉の通りになったんだ。

 Twilloをはじめることを決心した時に。。
その言葉を思い出したわけではない。
  はじめてからずいぶん時がたったところで。。
 「そう言えば、そんなことがあったな。」と。。
思い返してみて自分でもびっくりしたというわけ。


 その会話のことは、すっかり忘れていたけど。
自分の中に "種" としてずっと残り続けていたんだね。。


 『きっかけ』っていうものは。
探して見つかるものではない。。
  でも。
必ずどこかに "何か" があるんだ。。

 それは。
すっかり忘れてしまっている古い記憶の中にあるのかも知れない。。

思い出すことがなくても。
 それが "種" となって。。
自分でも気が付かないうちに。
 芽を出してどんどん育っていくんだ。。

そして。

 花が咲いて、実をつけた頃になって。
"種" のことを思い出す。。
  それはとても感慨深いことだ。


 『きっかけ』っていうものは。
探して見つかるものではない。。

だから。

 探さなくてもいいのかも知れない。。
そのはじめにあった『きっかけ』は。
  "種" となって残っているはずだから。。

 慌てずに。
"種" が芽を出す時を待とう。。
  それは勝手に育っている。
 時がくれば。。
"種" をわけてくれた "何か" が。
  何であったか解るから。。


 『きっかけ』というものは。
探して見るかるものではない。。


 自分の中に植えつけられた "種" があることを信じよう。

そして。。
 何があっても。

それが芽を出す時がくるのを。。

       辛抱強く、辛抱強く待ち続けるのですぞ(ニヤリ)。。。




 Twilloでのワタクシのいつもの最後のセリフ。。
「ワタクシは自分では値段を決めていない。のです。。よ。。。」
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幸いです。。。

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神条昭太郎
いつものTwilloでの最後のセリフ。。 「ワタクシは自分では値段を設定していないのですよ。。。」 適当なものをここに置いていただければ。 幸いです。。。