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このnoteの紹介

『トワイライトゾーン』(The Twilight Zone)とは?

1959年から1964年まで放送された、アメリカの人気テレビドラマです。

その圧倒的な人気は、アメリカテレビ史上の「伝説」!

かのスティーヴン・スピルバーグやスティーヴン・キングが「トワイライトゾーンの影響を受けている」と公言していたり、

アメリカのディスニーワールドにはトワイライトゾーンのアトラクションがあったりと、

いまだにアメリカのポップカルチャーの重大なアイコンであり続けています。

※日本でも60年代に『ミステリーゾーン』というタイトルで吹き替え版が放映され、当時のSFファンを夢中にさせました。

どんなドラマだったのか?

説明するには都合がいいことに、現代の日本に、このドラマに影響を受けた有名なテレビシリーズがあります。『世にも奇妙な物語』です。

『世にも奇妙な物語』と同じように、『トワイライトゾーン』の物語は、毎回、一話完結の独立したエピソードとなっていて、時代設定も舞台も主演俳優も、毎週変わります(それゆえ、60年代の懐かしいアメリカのスター俳優が入れ替わり登場するのを楽しむ、という鑑賞の仕方もできます!)。

また、『世にも奇妙な物語』では、タモリさんが毎回、案内役として登場していましたが、こちらの『トワイライトゾーン』では、制作者(かつ大半のエピソードの脚本担当)のロッド・サーリング氏が案内役として毎回登場する、という趣向になっていました。

このロッド・サーリングという人物こそ、『トワイライトゾーン』の生みの親であると同時に、アメリカのテレビドラマ史を彩る異才であり、「クリエイターでありつつ、自分もテレビでしょっちゅう顔出しをする有名芸能人」であり、とにかくスター中心だったアメリカのドラマ界において、演出家や脚本家の地位を向上させるために戦った人物なのです。

そんなロッド・サーリングがエネルギーすべてを注ぎ込んだといっていい『トワイライトゾーン』は、

「怖い話」「ぶきみな話」「ブラックなオチのつくSF」がメインとなりつつ、時には心温まるファンタジーや、ユーモアあふれるコメディも混じっており、

まさに作家性に溢れるテレビシリーズとなっているのです。

「全エピソード」レビューにチャレンジする理由

なぜトワイライトゾーンを材料にしたか、と言いますと、

まず何よりも、管理者である私自身が『トワイライトゾーン』の積年の大ファンであり、数年前に思い切って、全156エピソードが入ったDVDボックスセット(英語版)を購入してしまった、という経緯からとなります。

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せっかく156エピソード分もの海外ドラマをコレクションしてしまったのだから、いっそ、これを英語の練習に使ってやろう、と思い立ち。

各エピソードをひとつひとつ英語で鑑賞した上で、聞き取りにくいセリフは後で辞書を調べたり、ネットで脚本を探したり、どうしても意味が掴めない部分はネイティブの方に質問したり。このDVDBOXをしゃぶりつくすように味わった、長年せっかくの(地味な!)努力の蓄積を交えつつ、

私の大好きなドラマを、この場で紹介し、日本にも少しでもファンを増やしたいな、と思っている次第です。

ネタバレについて

本noteのターゲットは、トワイライトゾーンのファンだけでなく、「トワイライトゾーンを全部見る時間はないが、各エピソードでどんなストーリーやどんでん返しが使われているかを知りたい」という読者を想定しています。それゆえ、どうしても「ネタバレ」を含めたレビューにならざるを得ませんので、以下のような工夫をしています。

・各エピソードのレビューでは、前半で「ネタバレなし」のあらすじを紹介し、

・【注意:以下ネタバレ】の中見出しを表示してから、エピソードの種明かしを行います。

もし、レビューを読んでいて、「お、このエピソードはなんだかおもしろそうだ!ネタバレを読む前に自分で鑑賞してみよう!」と思い立った方は、そこでレビューの閲覧をストップしていただければと存じます。

では早速、始めましょう!

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