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ゴホウビをもらった
勤務先が、ゴホウビを配るよ、と言うので申請してみました。
1 契約管理システム導入
1月から、契約管理システム(Contract Lifecycle Management System, CLM)を導入しました。契約関連のコミュニケーションと管理を一元化しました。1年経ち、使用率は100%で、天才に「システム導入のモデルケース」と言って頂きました。
フィードバック
システム導入の指南書的なものに、システムは、しばらく使ったら、フィードバックを得て、ベンダに伝える。とあります。なので、アンケートを取りました。4.5/5.0の評価でした。
トレーニング、マニュアル、サポート体制
検索性向上
効率化
コミュニケーションの改善
の各項目についても「満足」という回答が9割以上でした。
システムを導入して、一番困るのは、使ってもらえないことです。使わざるを得ないようにするとか、ユーザに便利さを実感してもらうなどが対策としてよく言われます。意外と忘れがちなのが、ユーザとのコミュニケーション、特に、感謝を伝えることだと思います。なるべく、機会を捉えてユーザに感謝と効果を伝えたいです。褒賞申請は、全社向けのプレゼンがあるので、この機会も使おうと思いました。
ナレッジ・マネジメントの一環
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CLMの導入は、日本版Legal Operations CORE 8のナレマネの項で、「レベル3」の例として挙げられています。なので、本システム導入は、ナレマネの一環と言い張る所存です(別に張らなくても認めてもらえるでしょう)
銅賞を頂きました。
2 読書会、英語タスクフォース
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読書会
読書会の課題図書の選び方には、その人らしさが表れます。本の感想も様々で、読書会を通じて、メンバーの考え方や人となりを知ることができます。直接の効果ではないにせよ、相互理解が、心理的安全性や、相談・提案のしやすさにつながると思っています。ひいては、失敗を速やかに報告して再発防止策を講じた、とか、事業部への相談をきっかけに、運用の改善をした、ということもありました。
英語タスクフォース
英語は、例えば、TOEICスコアアップ!のようなことがあれば効果は測りやすいですが、それは、個人の努力によるところが大きいです。英語タスクフォースとしては、モチベーションの向上、学習体験の共有、あと、英文NDAが読めるようになれば十分と思っています。
コミュニケーション能力に難あり
40年間にわたり、「コミュニケーションに難あり」と言われ続けました。でも、最近は、このようなコミュニケーション促進的な活動をしています。記事にはゴチャゴチャと書いていますが、自分のできることから始めれば良かったようです。
何といっても楽しいです。アンケートを取ったところ、「続けたい」は100%でした。褒賞申請は一人で何件もするものではないので、資料を調えた上で、confidantに申請と発表をお願いしました。
銀賞
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銀賞を頂きました。CLM導入の方がずっと大変で、効果も大きいと思っているので、まさか英語タスクフォースに負けるとは思いませんでした、と言って皆に笑われました。
システム導入と勉強会は目的もやることも異なりますが、どちらも、運営側が責任を持って完遂することが大事と思っています。システムを使ってもらうには、例えばデータ移行はすべて運営側で行って、ユーザには、全文検索の便利さを体験してもらい、システム使用の動機につなげるとか、マニュアルやサポート体制を万全にするなどが不可欠です。読書会は、効果的なファシリについて調べ、その通りにやりました。英文NDAの教材作成は、かなり手間がかかりますが、毎回、10人程度が参加してくれます。
confidantが、「薄明さんと一緒にできたことが一番良かった」と言って下さいました。私も同じ感じです。どんな賞でもありがたいですし、天才が喜んで下さったことが何よりもうれしいです。