見出し画像

エアノウズメシアージュ 雑感/キャラ1

#ネタバレあり #フリゲ #SRPG_Studio #プレイレポート #エアメシ



雑感

クリアしたので、個人的にやりやすかったところをあげていきます。

・毎ターン頭にセーブが可能

この仕様は助かりました。
焦ってクリアしなくてもいい、いつでもやり直せるというのは
精神的に楽でした。

・毎回ほぼ全員出撃

たくさんのキャラの中から選ぶのも楽しいですが、
決まった数のキャラを満遍なく使えるのは、
選択に悩まなくて良いですし、愛着が湧きます。

・クラスチェンジアイテムが余裕で全員分手に入る

盗めば余りますし、足りなければお店で買うこともできます。
(そこそこ値は張りますが)
1つ5,000で売れるので、終盤の買い物の資金源になりました。

・武器の入手が比較的多く、お金や武器の不足で困らない

敵や宝箱などからの入手機会が多いので、ガンガン使っても困ることはないです。 専用武器も最強というわけではなく、終盤にはより強い武器が入手可能なので、出し惜しみせずに使えます。

・最高難度以外は復活手段があるので、気楽にプレイできる

特に、SRPG初心者やロストが嫌な人、
プレイが苦手な人も安心できると思います。
難易度カジュアルでは、
やられてしまっても次のマップで復活できるのが嬉しい仕様です。

・ボスチクなしでも不安がなかった

ボスチクや逆チクは、面倒なのでやりたくないのですが、
やらないと敵が強くて…ということがありませんでした。

・主人公のクラスチェンジが早め

大抵のSRPGでは主人公のクラスチェンジが遅く、
中盤お荷物になりがちですが、それがありませんでした。

・練り込まれたストーリーと、豊富な支援会話

物語好きとしては、やはりこれにつきます。
多くのSRPGでは、終盤に支援会話はありません。
しかし、本作は最終ステージまで支援会話があります。
しかも、出撃回数や同時出撃回数といった縛りがないので、
全員分1周で見られます。

ストーリーと世界観は、相当考えられたのではないかと思います。
丁寧な描写にはこだわりを感じました。
タイトルを分解すると エア(Air)=風 ノウズ(knows)=知る、
メシア(messia)=救世主となりますが、
本作は救世樹という造語があるので、
メシアージュで救世樹(じゅ=樹)とも考えられます。

ストーリーと合わせて考えると、とても興味深いなと思いました。
タイトルについては、画面を見ていてふと思いついただけなので、
正解とは限りませんが…。
以上、まだ忘れていることもあるかもしれませんが、雑感です。
終盤に行くほど引き込まれる作品だと感じました。


キャラクターについて

各キャラの使用感などをツイートしていきます。
ネタバレはなるべくしないように気をつけますが、
ある程度入ってしまうのはご承知ください。
主人公は最後なので、キャラクター2に載せています。

サラサ

エースその1。
守備力が高く最初から斧と槍を使えて、
クラスチェンジすれば剣も使えます。
三すくみで有利を取りやすく、おまけに敏捷も高いのが強みです。
魔防が低めなので、魔法に気をつける必要がありますが、
初期メンバーでもあり、とても愛着が湧くキャラです。

ルシアの相棒的な立ち位置であり、特殊な出自であるために、
苦労が絶えなかったことは想像に難くありません。
でも彼女は試練を乗り越え、その重荷をプラス方向に向けることに成功し、物語中でも、ほぼ前向きな台詞を発していたと思います。
キャラとしても非情に好感が持てました


ノーモ

ヒーラー兼弓兵。
魔防と反撃での必殺率が非情に高いので、
魔道士や弓兵相手の地雷戦法をよく使いました。
守備は低めなので配置にやや気を使いますが、
お金をつぎ込めば12章でかなりパワーアップすることもあり、
重宝しました。
騎馬なので移動範囲が広く、ヒーラーとしても大活躍でした。

自分の研究が認められないばかりか悪用されてしまい、
さらにタツマというライバルの出現…
一気に災難が降りかかった時は気を揉みました。
が、立ち直って陽気な彼女に戻った時は安心しました。
自分の欠点を認め、やるべき道を見据えれば強くなれるんだ、
ということを見せてくれました。


ネリィ

加入時は典型的なヒーラーで、攻撃が一切出来ません。
ダメージ減少スキルはあるものの、物理攻撃をうけないように
特に配置に気を配りました
が、この作品は数字以上に命中率が低く、回避率が高い傾向にあるので、
何度も救われました。
クラスチェンジ後は、魔法アタッカーとして活躍しました。

家庭環境と、兄・ヤブンカが過保護気味にしていたこともあり
世間知らずでしたが、周囲の人との関わりや、
戦いを通じて経験したことにより、成長していく姿が良かったです。
学ぶことに貪欲なので、クリア後はもっと色々なことを知って、
素晴らしい女性になるんだろうなと思いました。


ヤブンカ

射程3からの攻撃が強く、三すくみの影響を受けないので大活躍でした。
弓しか扱えず、守備面がやや不安だったので、
前に出しすぎないように気をつける必要はありましたが、
非情に使いやすかったです。
飛行兵に対しては自分のターンで確殺できることも多く、エースでした。

排他的な性格で、ルシアはもとより、サラサやドームスに対しては
特にとげとげしい態度が気になりました。
裏を返せば、シルフィン族のことを真面目に考え、
必死だったのでしょうが…
それだけに、物の見方の変化による態度の軟化が顕著で、
人として成長していく姿は彼が一番だったと思います。


マチコ

魔道士のエース。
加入時は非力で、ジッポと二人で戦う場面では冷や冷やしていましたが、
すぐに頭角を現していきました。
ルージェミニが強力で、追撃が取れれば4回攻撃出来るのは
凄まじかったです。
ただし、物理攻撃に弱い点は気を使いました。
値切りスキルでの買い物係としても活躍しました。

マッチーニ商会の娘で、人に対して時に高圧的にも感じる
物言いをしますが、理不尽ではありません。
ネリィに対しては、ある意味「守られていた」彼女に
どこか羨望を感じていたのかもしれません。
終盤には打ち解け、自分も教えられていたのだと気づく姿に
好感を持てました。


ジッポ


盗賊ですが、素早い上に強く回避力が半端ないので、
宝箱回収以外にも使いどころが多かったです。
支援関係がマチコ、ネリー、エスティマ、ケルベーと
バランスが取れているので、チームを組ませて別行動しても
安定していました。
唯一、回避盾として使用したキャラです。

ジッポは、大人の女性に甘えるような態度を見せたりもする、基本的には明るい少年です。 ただし、彼の出自や属している組織については明かされていません。 見た目やその態度に反して、謎めいた部分を持っていて、あと数年もすれば、ミステリアスな密偵に成長するのかも…と考えてしまいました。