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mutalk2、買っちゃいました


 先日、ある方のコメント欄にて「mutalk2欲しい」というような事をポロッと言いまして、「2万も使うのはもったいないよ」とアドバイスも頂きました。そうだよなぁ~、ちょっと高すぎるよなぁ~と思いつつ、頭の片隅に「欲しいぞ」がこびり付いちゃっていましたが…。

 購入するなら、何に使うというのか。
・ボイトレ。周りを気にせず声出ししたい。
・歌録り。ボイトレの延長上にはコレがありますな。
・スピーキング練習。英語の発音練習は、人に聞かれるとホント恥ずかしい。たぶん人は気にしないの分かってるけど、ちゃんと発音できてないのを聞かれるのは、やっぱ嫌。

 この中で英語に関しては、毎日30分~1時間くらい続けてます。なんとかmutalk2を購入する理由を作るには、もってこいの理由ではないでしょうか!きっとそう!毎日それだけ使い続けるなら、元だって取れるってもんさ!
 そう思いながらも、やっぱりなかなかポチれなかったのですが、やっと勢いつけて購入いたしました。

ガスマスク(mutalk2)

 わかってた事ですが、見た目は完全にガスマスク。良いんです。外で使うわけじゃないから。

 さて、ほんのちょっと、お試し程度に使ってみただけですが、レビュー的な事を…と言っても、すでにYoutubeとかでもmutalk2のレビュー動画は見ることが出来ます。
 基本的にはそちらをご覧くださいませ!
 大体、レビュー動画の通りです。

遮音性について

 レビュー動画の通りです。普通の声はかなり遮音できるので、となりで聞き耳立てないと話してる内容はわからないと思います。テレビが付いてて席も離れているなら、たぶん話していることにすら気付かれないんじゃないでしょうか。
 歌などで大声出した時は、普通にしゃべってるくらいに聞こえます。これもレビューで言われてた通りですね。

マイクの性能について

 これもレビュー動画の通りです。普通に録音する内容(ボイスメモ的なものだったり、音楽で使うならちょっと浮かんだメロディーを録音したいっていうレベル)なら十分使えると思います。…とはいえ、そのために録音準備するのはかなりおかしい事態ですけどね。
 ボーカルの録音には使え無さそう…とはいえ、歌の場合はエフェクト処理は絶対やるわけで、それを考えると使えない事もないのかな…? ちなみに私の場合、どうせスマホで録るわけだし、他にマイクを持っているわけでも無いので、機会があればコレで録音します(その予定)。

 このマイクを使う利点は、遮音は自分の声が外に漏れないように…っていう面と、外音をマイクが拾わないようにするって面があるところですね。実験でどこまで遮音できるかはやっていませんが、動画で確認する限り、けっこううるさい場所でも声がちゃんと録れてるレベルで遮音されていたので、「セミの声が入ってた~!」とか「カラスの声が~!」とか、そういう事態をある程度避けられそうです。

呼吸のしやすさについて

 これは、私の感覚ではレビュー動画とは異なります。
 大体の動画では「呼吸が苦しい」とされています。まあ、確かに通常よりはしにくいです。ですが、特に苦しいって言うほどでもないかな…と。

 ただし、私の場合はちょっと特殊かもしれません。私は一時期過呼吸状態が頻発して、何とかしないと外出もしてられないよ!となった事があります。その時に、兆候を感じたら通常状態に戻せるように、呼吸を整えて正常化させる練習をしました。なので、たぶん、普通の人より意識して呼吸をすることが苦ではないのです(そして常時腹式呼吸)。

 まあ、この件に関しては「吸気弁を外す」という手段があり、多少遮音性は落ちるでしょうけど呼吸は全然楽になる、という方法が見つかってますので、気にする部分ではないのかもしれません。

気になった点

 私的に気になった点です。これは「呼吸のしやすさ」にも繋がる話なのですけど、呼吸音「シュコー、シュコー」が、非常~に気になります。一呼吸の量を少なくすると音はしないんですが、ちょっと多くなると思いっきり「シュコー、シュコー」です。これは結構ストレスあります。
 この解決策は、上で書いた「吸気弁を外す」で対応するしか無さそうです。要は弁を通さないで空気を送ってやれば良いって事ですしね…。

 で、もう一点。湿気の問題です。レビューでも言われていましたが、いかにもすぐ内部がびしゃびしゃになりそうな構造です。まあ、鼻口周りを塞いで声を出すんだから、もうこれはどうしようもないですね。
 ただ、これも「吸気弁を外す」とマシになるらしいです。あくまでもマシになる程度なので、使用後はしっかりケアして乾燥させてやらないとマズい事になりそうです。

 最後にニオイです。購入したては、結構な臭いがしました。これは吸湿材(カップの中に入れてあるスポンジ)の臭いらしいです。使い始める前に洗ってやると、気にしないで使えるようになるとか。今回は敢えて洗わずに使ってみました。ケミカル臭~!(でもすぐにこれは無くなるでしょう。たぶん)

結論

 とりあえず、こう使っていければ良いかな、という私なりの使い方です。

・英語のスピーキング時の遮音目的。これで使う時にはPCにつないでマイクも使います。録音しておいて発音チェックに使える。環境音カットできるので、発音チェックにはかなり向いてるんじゃないかなと思えます。

・ストレスやら何やらで、とりあえず大声を出したい気分の時。遮音に関しては電源は必要ありません(構造で遮音している)ので、マイクを使うのでなければ気軽に使えます。ヘッドバンドでセットする必要もない。ただ口に密着させて声出すだけで良いので、こういう使い方をする場合手軽で良いですね。(…ヒステリー対策みたいに書いたけど、仕事でカットの時間決めるのにシナリオ音読したりするのに使う予定…っていうのがメインですよ…😅)

・ボイトレとかボーカル録音とか…には、使え無さそうです。歌うなら結構口を開くことになると思いますが、それなりに密着させなきゃいけないので、やっぱり気になります。あと、だんだんズレてきそう。
 ただ、ハミングの音程練習とかには良さそうな気がします。それには使っていこうと思ってます。
 ボイトレ・ボーカル録音に関しては、試しでちょくちょく使ってみて、やっぱダメだな~と思ったら使うのやめるって感じです。


 これを読んで「欲しい!」と思った方は、まずYoutubeなどで動画を探して見てみて下さい。遮音チェック音声とかも出てますので。私的に勧められる人は、「深夜に声を出さなきゃいけない事がよくあるんだけど、寝てる人を邪魔したくないし、となりの部屋に迷惑扱いされたくない」と思っている人です。そういう人がもしいるなら、検討してみても良いんじゃないかなと思います。…お値段高いけど。

 そんなわけで、ずいぶん長くなってしまいましたが「mutalk2」のレビューでした(ほとんどレビュー動画のままですけどね!)。

 最後まで目を通していただき、どうもありがとうございました。