その日どこに泊まるのか。翌日どこへ向かうのか。何も決めずに思いつくままに旅した頃がありました。スマホのない時代のことです。
その感覚を思い出してTWFFの蔵原実花子が写真と言葉で…
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#署名運動
この島の人たちが本音で話せるように〜石垣島・ハルサーの闘わない闘い〜 ③
僕らのまちに 雪が降る
なんてことのない あたたかな島
僕らのまちに 雨が降る
いつかは止むさ 人生も同じ
僕らのまちに 風が吹く
南から 北から 東から 西から
僕らのまちは まち自体が素敵で
ほんとはどこにも 流されちゃいけない
これは「大署名運動会」が始まってすぐの頃、市街地で行われたライブの中で披露された、ハルサーズの曲の歌詞だ。
ハルサーズはその名の通り農家の若者3人で組まれてい
この島の人たちが本音で話せるように〜石垣島・ハルサーの闘わない闘い〜 ②
石垣島は歌と踊りの島、芸能の島、と表現されることがある。
沖縄本島の名護で「沖縄では有形の文化財はことごとく壊されてきた歴史がある。だから歌や踊りのような無形の文化を大切につないできた」という話を聴いた。大津波、台風、戦争マラリアなど海の向こうからやってくる天災あるいは人災に苦しめられてきた石垣島にも、それは当てはまる。
しかしそれは「文化」というより「生活」そのものだったのではないだろうか。