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#平得大俣
「正しい主張が、これからもずっと守らなければならないものをちゃんと守れるように」 石垣島、それでも声を上げる〈後編 〉
(前編より続く)
9月15日、那覇地方裁判所(福渡裕貴裁判長)にて「石垣市平得大俣地域への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票において投票することができる地位にあることの確認請求事件」(以下「当事者訴訟」と表記)第6回口頭弁論が行われました。
当事者訴訟の原告は、3名の石垣市民です。前裁判である義務付け訴訟に続き、石垣市住民投票を求める会の金城龍太郎さん、宮良麻奈美さん。そしてこの当事者訴訟
「次に進むための、次に誰かに想いだったり仕組みをつなげていくための、大事な作業だと思っています」 石垣島、それでも声を上げる〈前編 〉
2022年9月15日、那覇地方裁判所(福渡裕貴裁判長)にて「石垣市平得大俣地域への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票において投票することができる地位にあることの確認請求事件」(以下「当事者訴訟」と表記)第6回口頭弁論が行われました。
原告の1人、金城龍太郎さんの報告会でのお話を映像(約6分)でお伝えします。またその背景として、現在の裁判にいたる経緯を以下に記しました。石垣島の住民投票を求め
この島の人たちが本音で話せるように〜石垣島・ハルサーの闘わない闘い〜 ④
石垣島のほぼ中央に位置する於茂登岳(おもとだけ)。沖縄県内で最も高い山だ。東側にはその山の名の通り、「於茂登」という集落がある。戦後沖縄本島や与那国島から計画移民として渡って来た人たちが住んでいる。何人かは、本島の北谷(ちゃたん)村から移り住んだ。彼らは家や畑を米軍基地として奪われ貧しい生活を強いられたため、自分たちの土地を求めてこの地に渡って来た。63年前のことだ。於茂登岳周辺には、他にもたくさ
もっとみるこの島の人たちが本音で話せるように〜石垣島・ハルサーの闘わない闘い〜 ①
「受粉を蝿でやってるんです。銀蝿を呼び込むためにお刺身屋さんから魚のアラをもらって来て、ハウスに入れておきます。沖縄では一般的なやり方です。蜜蜂は理想的ですが、コストが高いわりにマンゴーの花粉の匂いを好まないんです。」
石垣島の中部、嵩田(たけだ)でご両親とともにマンゴー農家を営む金城龍太郎さん(29)。2代目のハルサー(沖縄の方言で、畑仕事をする人)である龍太郎さんに、ハウス栽培中のマンゴーを