戦いやまず日は西に

今回も備忘録。タイトルは同名のエッセイから。


・独楽

投げ方を根本的に間違えていました。(暴露)

厳密に言うなら、「手順はすべて合ってたけど、全てのポイントで力のかけ方を間違えていた」状態。

それまでは「フルスローした物をフルパワーで引っ張って」投げていたけど、まずこれがそもそも間違いで、

「独楽は、アクセル周りの巻き数で回転力を増やすのが基本」という知見を得た事と、実体験から「強くスローしても回転力は伸びないし、制御が困難になる」「引っ張りも、強さより、まっすぐさで回転力を伸ばす事の方が大事」と知ったので、色々フォームが改善されまくった結果、急速にスローが安定するようになりました。

ついでに「何故ガチ勢はアクセルに二重巻きをするのか」の謎も解けてスッキリ。
ただし、ほんの少し二重巻きの方がほどけづらいから、その日の体調等に合わせて今後一重巻きにするシチュエーションも全然ありそう。
一応、まだスローの水平度合いが怪しい気がするので、まだまだ改善の余地ありと見ています。

あと、スローが安定した結果、ツバメ返しも当然安定し、偶発的にヒバリ返しもそこそこ成功するようになり、ツバメ返しを投げまくる過程で、間違って指の間に落ちてくる場合もたまにあるので、どじょうすくいも(「空中で行う」という無意味なテクさ付きで)じわじわ出来始めていたり、良い連鎖が起きています。

それはそれとして、メインで練習しているのは「日本一周」と「メリーゴーランド」。

ヨーヨーで言うなら『ラッソー』『ホリゾンタルブレインツイスター』でしょうか。
まあ、独楽はなんでもホリゾンタル方向で回るので、難易度はあそこまで高くありません。

日本一周は「あと少しで安定する」ってくらいまでになってきましたが、ネット等での解説で何故「独楽の回転方向を意識して回す」と言われているのか、ようやく解ってきました。

独楽は、ベアリングとかが回転部に入っている訳でもなく、ストリングが触れれば、触れた所に、そのまま勢いよく摩擦が発生するため、「独楽自体の回転方向を無視して日本一周に持ち込もうとしても、アクセルがストリングを回転力で巻き込みまくって地獄みたいになる」という事が、何度かの失敗から解りました。

つまり、インスタやYouTubeに上がっている色々な動画における同トリックも、一見優美なように見えて、かなり「独楽の暴力的回転を、優美に見える方角に受け流している」のだと思います。

この「回転力の制御」の概念は割と独楽独特と感じましたし、今後更に面倒なトリックに挑む上でも必要な考え方っぽいと感じました。
多分、蛇系とか綱渡り系なんかも、この原理で独楽を自発的に移動させているのでしょう。

一方で、メリーゴーランド。

「なんかネットで解説されてる通りにやってみたら出来たわ」といった印象。
着地後のストリングの外し方だけ怪しげな感じなので、まだ「安定してる」とは思いません。

また、このレベルで言語化出来てないトリックには、絶対「気付いてない見落としポイント」が存在するので、出来てたつもりなのに今後ドツボったりしそうで恐ろしいです。

・5A

多くの方々からビー・スティングの解説を多くいただきまして、本当にありがとうございます。

本当に申し訳ないのですが、まだYoshibaさんからいただいた練習法しか出来ておりません。

言い訳はいくつかありまして
・Yoshibaさんの教えてくれた練習法が革新的だと感じたから
・いくつも情報が入ってきても逆にわからないから
・私生活が少しずつ忙しくなってきてるから

等です。

図解とかが(僕の技量では)出来なそうなんで内容は割愛しますが、今までは「そもそも構造がわからんのに練習とか言ってもなぁ」とか思ってたのに、今では「あー、これで出来ないなら実力が不足なんだわ」と感じるくらいにはなりました。

この「あー、これで出来ないなら実力不足だわ」と自分で思える部分が肝心で、例えばエレクトリックファンとかプロペラ、あるいは2Aなんかは「出来ないけど、何が起こってるかはだいたいわかる」系なので「出来ない自分が下手くそ」と思う事が出来ていたのですが、本当にビー・スティングはよくわからんかったのです。
あるいは「わかった!」ってなっても、実際には違ったりとか。

しかも出来る人に聞いても、大半は「やってみると、なんかなるだよ」というレベルのアドバイスに溢れているのも、やる気をガンガンに削がれました。
例えばボヨンボヨンとかで考えてみて欲しいんだけど、わかんないまま漠然とやったって一生出来ないんだよなぁ……

閑話休題。

何にせよ、自分のペースで今後も微速前進で頑張ります。
結局、「続ける事が一番の財産」だと思っています。

・ヌンチャク

前回記事にも書きましたが、僕は基本中の基本である「燃えドラ」コンボをやった事がありません。

あのエンター・ザ・ドラゴン(「龍爭虎鬥」。日名は「燃えよドラゴン」)でブルース・リー氏がやってた、あのアレです。

恥を忍んで、願羽マサルさんの解説動画を見ました。
映画の薀蓄まで交えて語られていて、そもそも動画として面白かったです。

僕自身も感じていた事ですが、ブルース・リーさんは本当に「無回転での左右入れ替え」を多用する人なので、僕の苦手分野がガンガンにコンボ内に含まれています。
とはいえ無回転入れ替えは、近頃そこそこの極意を得ました。

いずれ上達したら、先日リクエストもありましたし、動画をアップする可能性もあります。
(ただし、僕はネットに顔出しするのが本当に嫌いな人間なので、アップしない可能性も割とあります)


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