静岡練習会について
近頃は練習会についてノートで書くのが流行っているようです。
そこで僕も「何のために開催しようと思ったのか」の軸から静岡練習会について書いていこうと思っていました…
………のですが、出来上がった文章を見たらカッコつけた美談みたいな内容になっており、気分が悪くなり破棄しました。
以下は「どうにかしよう」と思って書き直した文章です。
静岡という土地の特殊性
「まずはこれについて説明しないと」と感じるので、最初に「静岡という土地の特殊性」について話させて下さい。
僕は昨年秋くらいに静岡ヨーヨー練習会を立ち上げましたが、実のところ立ち上げた段階から、ある程度の成功を確信して行動していました。
これが他県の練習会との最大の違いだと僕は思っています。
実のところ「静岡のヨーヨー人」LINEグループ等を通して『静岡県は人材に満ちている』事を僕は最初から知っていました。
さすがはRei IwakuraやSHU TAKADA等を輩出した県、しかも大道芸ワールドカップの開催地です。
プロプレイヤーや現役の大道芸人の方を抜きにしても、もっちーさんや伸ちゃんさん、小林さんなどの達人やビッグネームが存在しましたし、kuniakiさんは何でもすぐ習得するし技が綺麗、でたーモンさんは2Aが上手いだけにとどまらず教えるのが恐ろしく上手く、しかも多趣味。ぬーぼさんは親子揃って非凡なジャグリングの才を持っているし、くぼけいさんは別次元の実力を持ったプレイヤーでした。
……何が言いたいのかと言うと、超実力派の人から僕レベルに至るまでみんな何かしら「持ってる」存在でした。
その後も参加者は増えましたが、最近来るようになった新規の方を含めても「みんなスゴい」のは今でも変わっていないと僕は思っています。
そういう事もあり結構最初から「これは可能性に満ちているぜ」と思っていましたし、事実として可能性に満ちていました。
静岡ヨーヨー練習会のコンセプト
……という事があったのもあり、僕はそもそも「会をプロモーションする」「勧誘活動をする」というのに熱心ではありません。
これも他県との違いだとおもっています。
言い訳は得意なので無限に思い付きますが、一番の理由は「いたずらに人数が増えると管理が不可能になる」と思っているからです。
恐らく大道芸ワールドカップをはじめとしたイベントごと全てに便乗すれば、練習会の参加者を数年後には3桁にする事すら少しも不可能ではないと計算しています。
しかし「その管理はどうするのか」というと自信がありませんし、やりたいとも思いません。
たまに勘違いされる方がいますが、僕は無償…っていうか非営利ですべてを行っています。
参加費はまあまあ取っていますし、そこは心苦しいですが、それでも会場費がペイ出来ていない練習会も今まで相当数ありました。実のところ現状予算はマイナスです。
しかし一番の問題は「予算があれば…」とか「運営者がもう一人いれば…」とかそういう話ではありません。
経験から言って、参加者の増え方が爆発的過ぎるとそれに運営が付いていけず管理不能になります。
そこを僕は一番恐れているため「熱心な勧誘」や「イベントへの便乗」を控えています。
そもそも「誰でも良い!どんな人でも良いから来て欲しい」という考え方が自分に合わないという側面もあります。
「誰でも良い!」理論で勧誘を行って集まるのは相応の人だったりしがちですし、僕自身、活躍や交流の場所のないマニアに場を提供している時に一番喜びを感じています。
逆に言えば「参加者の緩やかな増加」は大歓迎だと思っています。
前回の参加者は13人。
初回が5人くらいだったので倍以上にはなりましたが、ここまでの歩みは恐ろしくゆっくりでした。
これくらいの増え方が一番自分に合っていると思います。
今後の展望
それらを踏まえた上で今後について語りたいのですが、抱負や「やりたい事」がいくつかあります。
「あります」というか、前回の練習会の後に色々思い付いた事も多いです。
あくまでアイデアなので本当にそうするかはわかりません。
・月2回の開催をしてみたい
今まで考えた事もありませんでしたが、練習会の中で要望がありました。
しかも「言われてみれば、出来たら楽しいだろうな」と自分でも感じました。
現実的に考えるなら、副主催を引き受けてくれる方がいたら来月からでも可能だと感じています。
・参加費を大幅に減額したい
実のところ、参加費は「5人くらい来た場合会場費とトントンになる額」で設定していました。
そのため前回は信じられない額の黒字になり、申し訳なくなってしまいました。
次回も10人以上の参加があった場合、以降の参加費を設定し直したいと思っています。
・大会を開きたい
僕の最大の師匠の一人である伸ちゃんさんから要望がありました。
現実的に可能なのかは不明ですが、無理ならしなければ良いだけの話なので、調査する価値はあると感じています。
・スペースをやってみたい
これも要望がありました。
……いや、そういう言葉で言い訳するのは良くないですね。
『僕がやりたい』んです、スペースを。
でも今まで気にした事もない世界の話なので、まずは人のを聞いて研究する所から始めたいです。
・缶バッジのver.2を作りたい
何故なら先日作った静岡ヨーヨー練習会缶バッジを配り終えてしまったからです。
もっと差し迫った理由としては「近頃、子供が来るようになったけど、子供に針の付いたモノを配りたくない」という考えがあります。
あー…あと、絶対「もう渡したつもりでいるけど渡してない人」が相当数いるので、そういう方々への配布も今後行いたいです。
・自分の練習時間をちゃんと持ちたい
「仮に周りがどれだけ喜ぼうとも、自分も楽しくないと絶対に続かない」というのが持論です。
加えて言うならビー・スティングもダブルループも出来ない人が偉そうに主催者顔をしてはいけない(戒め)。
「キング・オブ・ファイターズ」のルガールみたいな主催者を目指しています。
目指すだけならタダなので。
終わりに
こんな取り留めもない文章を最後まで読んでいただきありがとうございます。
今までは「読んでいただきありがとうございます」なんて言葉は偽善やセールストークの類かと思っていましたが、こうして色々書いてると最後に出て来るのは結局、感謝です。
それだけ書きたいと思うことが書けたのかも知れません。
反響お待ちしております!(唐突)
特に、副主催は切実に募集しています!