5Aトリック解説:"ウェイト・スイング・ダブル・オン"

"ウェイト・スイング・ダブル・オン"

Special Thanks!!:JYYF

「トラピーズの状態からウェイトを投げ、ダブル・オンの状態にする」というトリックです。

初歩の初歩ではあるのですが、ダブル・オンを解く方のウェイト・スイングに比べると少し面倒になっています。

……というのも、解く側のウェイト・スイングは、ウェイトの周回する軌道がヨーヨーのスリットと平行でなかったとしても、ウェイトに十分な勢いがあれば、なんとか成立します。

しかし、ウェイト・スイング・ダブル・オンは、ダブル・オンを作る都合上、最終的にはスリットにストリングが一周巻き付いている必要があるので、必然的にウェイトの周回軌道も、スリットと完全に同じ向きである必要があります。

解く方のウェイト・スイングの投げ方を踏まえて考えると、割と「その逆だから、ウェイトは上気味に投げるのかな」とも思ってしまいますが、案外それでやってみると、ウェイトの周回が上手く回らない事が多いと気付きます。

ほとんどの失敗は、「狙いの付きづらさ」だと思います。
「まっすぐ投げたつもりでも、割とナナメっていた」。慣れるまでは、この連続なのではないでしょうか。
(「途中で止まってしまう」パターンの失敗も有り得ますが、それは投げる角度が違いすぎるか、投げる時のパワー不足だと思います。)

狙いを付けるコツとしては、諸説ありますが「ウェイトは上ではなく横に投げる」のが良いと筆者は考えています。

ウェイトの周回軌道の感覚に熟達出来ているなら、上狙いだろうと横狙いだろうと、難なくこのトリックをこなせるかも知れませんが、この技に挑むからには、まだそこまでの感覚が掴めていない場合も多いはずです。
「ヨーヨーのスリットと同じ向き」に目視で投げ飛ばしやすい、横方向にウェイトを投げれば、狙いが付きやすくなるかも知れません。

もちろん、それでも全然狙いが付かない場合も、不慣れならば全然有り得ます。

ですので、最終手段を書きます。
実は、このトリックは「ウェイト自体じゃなく、ウェイトからいくらかヨーヨー側なくらいのストリング」を掴んでウェイトを投げれば、格段に成功しやすくなります。
「本当に出来ない」みたいな人は、試してみて下さい。

また、トラピーズの輪になっている部分が小さければ小さいほど成功しやすいはずです。

Special Thanks!!:ジャムおじさん氏

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