曖昧な理想を追い求める馬鹿者よ
突然ですが、自分語り始めます。
私は「考えるより先に行動がモットー」です。どーしようって言う前に、やってみて、学んで次に生かすタイプです。だってそれが一番早いもの。
たとえば、動画の編集とかがいい例です。4回生のうちにある程度スキルが欲しいなって思って夏の目標にしてました。下手だけど、やってみることで上手い人と何が違うんだろう、何を撮ればもっといい映像になるんだろうって考えるきっかけになりました。やってみると、プロが作ったものへの見方が変わる。これが大切だと思っているし、今後もこのスタンスは外したくありません。
だけど、私の悪いところもそこにあります。
【曖昧な理想を追う癖がある】
つまり、理由・結果を求めないこと。
自分でもどんな結果に行き着くのか、どうしてそうなりたいのかが曖昧。イメージが頭の中でボヤけてる。
身近な例を出すと、「インスタ映えの写真を撮りたい」に対して自分の答えがないままなんとなく撮る。なんか思ってたのと違うってなる。そもそも「思ってない」問題がある。加工でもそう、なんか白っぽいのがいい→どれが答えかわからない。
今抱えている問題を言うと、「何がしたいのか事細かく語れない」。
私はずっと広告業界に行きたい。なのに、なんでなのか、何がしたいのか、がうまく話せない。自分がどうなりたいのかが恐ろしいほどに曖昧なのだ。行ってみて、「あっ、ここはなんか違う」っていう自分の本能でしか嗅ぎ分けられない。そういう人間なのだ。じゃあ言語化したら?そうその通り。だけど、考えることから逃げてきた私にはなかなか難しいことで、うまくできない。
いわゆる、「オチのないしょーもない話」が私は続いている。オチを作り出せない。
さらにいうと、ご存知の方も多いと思うけど、私は話すのがなかなかの下手です。自分の内側の考えはこうやって文章で伝えたいタイプです。ゆっくり、相手を想像して、伝えたいのです。それくらい脳の働きが遅いのです。瞬発力が皆無です。気の利いたセリフ一つも言えやしません。文章力に自信があるわけでもないというのも大きな問題ですよね。
そんな私は、どうやって生きていけばいいんだろう。
考えるのが苦手っていうのは、実は2年生で部活を辞めた時からずっと抱えてきた問題です。あれから私は一切変われていません。ドキュメンタリーだってそうでした。唯一昨年うまく行ったのは、広告制作とイベントくらいでしょうか。あれは考える道筋をたくさんの仲間が指し示してくれたからです。
やり方が分からない。みんながセンスと努力と勉強で乗り越えていく部分に対して異常な恐怖心がある。
それが今の私の問題です。
余談ですが、今日やっと起承転結が分かりました。本が教えてくれました。我ながらなかなか生き方が上手いタイプと自負しておりまして、やり方さえ分かればポポポンとできるのもいいところです。クソ真面目ですが定期テストは死ぬほど得意です。型にハマりたくない人間ですが、そういう型がないと私は型を超えられないのです。
問題ありすぎて怖いですね。
これがおそらく私が内定をいつまでたってもいただけない理由です。
「貴方なら大丈夫」って言ってくれる人はほんとにたくさんいるし、その言葉がなかったらたぶん5回くらい死んでたと思うけど、実はこういう形でみんなのことを騙していました。みんなの見ている私はきっと幻です。ごめんね。
キラキラしている言葉に隠れて、努力を怠る駄目な人間です。
話をちょっと遡らせつつ、話をしめます。(以下漢字ペティアより引用)
【理】という漢字の意味は
①ことわり。物事のすじみち。「理解」「理由」「定理」 ②すじ。すじめ。きめ。もよう。「節理」「地理」「連理」 ③おさめる。ととのえる。「理事」「管理」「整理」 ④自然科学。「理科」「理学」「理数」
【由】という漢字の意味には
①よりどころ。いわれ。わけ。「由来」「由緒」「理由」②よる。もとづく。「経由」「自由」③よし。伝聞したことをいう。…ということだ。④より。…から。動作・時間の起点を表す。 ⑤なお…ごとし。ちょうど…のようだ。
【想】は、
おもう。おもいめぐらす。考え。「想像」「空想」
漢字からお分りいただけるように、私は常に「想」しかありません。圧倒的に、理・由が欠けています。だから、理想といわれると曖昧な表現になってしまうのです。
逃げてばかりもいられません。たぶん、今戦わなければ、一生このままです。変わりたい変わりたいゆーてた私が変わったようなフリして生きてきた結果がこれです。裏切ってごめんね。考えることから逃げない、分からないなら意地を張らずに聞いてみる。これが私の今この文を書きはじめる時からの目標です。
読んでくれてありがとうございます。
助けてくれる人がいたら、ぜひ筋道を教えてください。