1学期を終えて
久しぶりの更新です。色々とあって、更新できませんでした…ですが、またちょくちょくとnoteに書いて行こうと思います。
もうすぐ長かった1学期が終わります。
初めての1年生担任。その大事な大事な1学期が終わります。
ということで、反省をしていこうかと思います。
長くなるので何回かにわけて。
1.「話を聞く価値のある先生」になれたか
第一印象で、人間関係の9割近くが決まるとよく言われますが、それは先生と生徒の関係も例外はないと思います。
だからこそ、最初の授業なりHRはとても大切です。
そこで生徒から
「あ、この先生の話は聞く価値があるな」
と思わせれば、その後の指導もスムーズにいきます。
このために意識したのは
○わかりやすい ○面白い
この2点です。
まず「わかりやすい」ですが、話の始めと終わりを大切にします。
話始めに、「今から〇〇の話をする」というように、タイトルを話します。また、複数の話題があるときには「3つある」と明示します。
そして、終わりには必ずまとめをします。「今伝えたかったのは〇〇ということだよ」
この〇〇の部分は、短ければ短いほどいいと考えます。なんなら名詞、動詞など1単語で伝えるときもあります。
正直なところ、生徒に私の言わんとすることの全てを理解させるのは難しいです。
しかし、せめて「どんな話をしたか」というところだけでも生徒にわかった気にさせることが
この先生の話はわかりやすい
ということにつながると思います。
また、「面白い」の方ですが
授業やHRなどで教壇の上に立つと、私はピエロになります。そして必殺のエピソードトーク。しかも多くは「失敗談」です。
私はもともと舐められやすいタイプだと自負しているので、普段の学校生活では、少しツンとした態度で生徒と接します。
しかし、教壇の上では別です。特に最初の授業、最初の単元では、なるべく自分の弱点を面白おかしく話します。
これで、この先生は「わかりやすくて面白い」という第一印象を与えることに成功すれば…
その後に難しい内容だろうが、説教だろうが聞いてくれるようになります。
長々と書きましたが、結論として
1年生に対しては、この作戦は成功したように思います。
この学年は、なんとしても卒業まで一緒に上がりたい。
そう思ってのこの1学期でした。
また一つ、教員として成長できたのではないかと思います。