育休バトンタッチへ
私の嫁はかれこれ育休3年目を迎えます。
3年ともなると、すっかり「主婦」のようになっています。
(嫁は「主婦」と言われるのを嫌がりますが・・・)
私が教員ということもあり、平日も部活があるときは20時近くに帰宅するため
家事の殆どは嫁がしてくれているという現状です。
そんな中、いよいよ嫁の復帰が来年度に迫ってきています。
長女が生まれる産前休暇から、嫁が家にいる生活しか経験していないため、
「共働き」をまだ経験していない我が家。
来年の4月からの生活の想像ができません。
先日、嫁からある提案がありました。
「育休」をバトンタッチしよう。
あまりの急な、そして非現実的な申し出に、私は聞く耳を持っていませんでした。
しかし、嫁は本気です。しっかりと作戦を提示してきました。
私の勤務校では3月3周目から、年度明けの4月1週目までが、いわゆる「春休み」なわけです。
この「春休み」をまるっと「育休」にしてしまえというのです。
年度末・年度初めの忙しさは、全職種共通するものだと思いますが、教員も例外ではありません。
その多忙を極める「春休み」を嫁は見逃しませんでした。
こう言われてしまうと、何も言えないのが我が家のパワーバランス。
私はさっそく上司に申し出ました。
「あー、べつにいいよ」
言ったなコラ。先のことはあまり考えないのがうちの上司の特徴です。
後出しジャンケンが多いのですが、とりあえずOKはもらいました。
ま、3月が近くなったら一悶着ありそうなんですけどね。嫁のほうが怖いので、嫁の言うことを聞くことにします。
それから、嫁による「家事講座」が始まりました。
まずひとつ目の指令。
「 『家事』を思いつくだけ挙げよ 」
確かに言われてみるとこれが難しい。
私「料理、洗濯、掃除でしょ。あとは・・・」
嫁「違う。もっと具体的に。」
たとえば「料理」と一口に言っても
・朝食、昼食、夕食
・買い出し
・子供に食べさせる
・皿洗い
・献立を考える
などなど、それに付随する「家事」まで派生させる必要があるというのです。
私は言われたことは100%やりきる自信はあるのですが、
言われないとできないタイプなんです。
そこで私に課されたのは「家事ノート」の作成。
現在、鋭意作成中であります。完成したらここに書いてみようかな。
嫁の偉大さを知るとともに、生徒と同じく夏休みの課題をこなす羽目になった夫のお話でした。