ワイヤレスイヤホンって便利だけど、大切なもの失くしてないかい?
「AirPods」をはじめ、現在ではワイヤレスイヤホンが当たり前の時代になりました。
社会人になってからは、通勤が車なのでなかなかイヤホンを使う機会がありません。
学生時代はよくイヤホンを使いました。
音楽を聞いたり、好きだった芸人さんのラジオを録音して聞いたり。
勉強の合間や、バス通学の最中など大活躍でした。
イヤホンを使わなくなってから8年。
この8年でワイヤレスイヤホンが台頭し、今ではほとんどの人がワイヤレス。
道を歩いている人。
「この人…独り言でかっ…!!」
と思いきや、ワイヤレスイヤホンをつけて電話しながら歩いていたようです。
危ない自転車さんも、耳をよく見るとワイヤレスイヤホン。
ひどい時には、レストランにて家族でご飯を食べている少年の耳にワイヤレスイヤホン。
高校生たちも、ワイヤレスイヤホンをしながら通学してきますし
なんなら友達と話をしているときにもワイヤレスイヤホンをしています。
便利だけど…大切なもの失くしてないかい?
「ワイヤレス」でないときには、あのウザったい紐のおかけで、イヤホン付けっぱなしが少なかったのでは?
なーんて、色々ありますが。
先日の授業でワイヤレスイヤホンの「弊害」を見たんです。
授業で動画を見せたときのこと。
個人のスマホ+イヤホンで視聴させるのですが、ある男子がイヤホンを忘れたんです。
「イヤホンじゃないとなぁ。ちょっと、となりの〇〇さん。片方貸してあげて」
その時。私の脳裏にある絵が浮かんだんです。
あの「青春」を絵に描いたような。
2人の男女が、イヤホンでつながる…あれです。
いやー!青春……!
と思いきや
その女子は、ワイヤレスイヤホンの片方を渡しました。
ワイヤレスイヤホン。便利です、便利ですけど
ヤツは私たちから大切なものを奪っていきました。