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できる職員、略して「でき職」になろうと頑張った結果

自分で言うのもなんですが、職場ではけっこう頼りにされているほうだと思います。

仕事が大変なのはもちろんきついですし、休みの日のことを本当に待ちわびるくらいです。

だから、部活も見ず・生徒対応もせず・プラスαの仕事もせずに定時で帰っていく諸先輩方のことを、羨ましく思います。

ですがその反面では「人に期待されなくなる」ということを怖がっている自分がいます。

正直、『教員はブラック』だとよく言われています(私自身そう思います)

が、教員が最低限やるべき仕事って「授業」とそれに付随する「教材研究」くらいなんですよね。


教員の仕事を羅列してみると、
◎授業・・・週に16〜18コマ
◎教材研究・・・1コマすすめるために20分〜60分(1度の教材研究で複数のクラスに対応可能)
◎校務分掌・・・生徒指導部とか進路指導部とか。その中でも係を充てられます。熱心な先生のところに回ってきます。
◎担任業務・・・副担任もあり。だいたい1クラスに正副が1人ずつ。欠席遅刻への指導、面談、保護者対応、清掃活動 etc…
◎部活動・・・主顧問と副顧問がある。平日2時間、休日3時間程度の練習。春・秋には大会。その他、競技役員などなど

こんなものでしょうか。
ですが、「授業」と「教材研究」以外は、役割に名前が入っていても逃げられます。
言ってしまえば、「授業」ですら、教科書を淡々となぞるだけの授業なら「教材研究」なんてのももっと短縮できます。


他の業種もそうなのでしょうが、「人から何と言われようが、何と思われようが気にしない」人は、毎日定時帰り。土日祝は休み。


そして我々教員、というか公務員に特に言えることは、

そうなった人たちと、「でき職」の人の給料が同じであるということ


だから、私は「でき職」であることをやめます。




というオチを書きたかったのですが、私には無理です。

「人に期待されるということが大好き」と言えば聞こえはいいですが

正確に言うと「人から『できないやつ認定』されるのが嫌」なんです。


そんな私は、今日も明日もこう言うんです。

「大丈夫です、やっときますよ。」

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