![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/152819048/rectangle_large_type_2_e65af152d70b734ac3826aeae3d895a7.png?width=1200)
たけゆう、会社辞めるってよ。
2024/8/22。
僕は会社の所属部署のリーダーに、こう言いました。
「会社やめます。」
なんでそんなことになったのか?
ブログ初投稿時は、会社を辞めるのは「1年後」って言ってたじゃないか?
(結果的に、ブログ開始から「3か月」で辞める決断をしています)
その辺りの話を今日は書いていきます。
初めに断っておきますが、軽い気持ちで、ノリでやめてみたとか、
そういう話ではないです。
今日も、自分の葛藤と向き合った結果を赤裸々に書いていきます。
なぜ、こんなに早く会社を辞めるのか?
以前も話した通り、僕の長いロードマップの最初の目標は
「コーチ業で活躍する」
でした。
そして、その目標を叶えるための道のりは、
次の3パターンがありました。
①会社員をしながら、複業でコーチングをやる。ずっと二足の草鞋で続けていく。
②会社員をしながら、複業でコーチングをやる。生計が立つようになったら独立する
③生計を言い訳にせず、今すぐ独立する
あなたが同じ状況なら、どれを選びますか?
僕は、何回も何回も何回も、この選択に悩まされました。
結果的に、僕は③を選ぶことになります。
ただ、その決断をするまでは様々な葛藤がありました。
この先はその過程を、赤裸々に共有していきます。
時は遡り、2024年2月。
僕がコーチングという存在を知って、
何となく「コーチングで仕事がしたい!」と思った時期です。
※この頃の僕はまだ、
燃え尽き症候群から復活直後だったこともあり、
「日本を幸福度ランキングNo.1の国にする」
なんてビジョンは全くも頭の中にありませんでした。
何となく「コーチングで悩んでいる人のお役に立ちたい」という
レベルの思考状態です。
この辺りの話ですね。
この頃の僕の頭に存在した選択肢は、
①会社員をしながら、複業でコーチングをやる。ずっと二足の草鞋で続けていく。
でした。
コーチングで活躍して生計を立てるのは簡単なことじゃないと思っていたし、
今の本職を続けていれば、ノーリスクで年収1000万円以上の収入が入ってくる。
「普通にこれでしょ。」
というか、
「この選択肢しかない」
くらいに、当時は思っていました。
今思えばアホなんですけどね。
そんなことを考えながら、時は経ちます。
2024年5月。
僕がコーチングを受け始めた時期です。
半年で100万円以上の契約となる本物のコーチから、
セッションを受け続けました。
そこで、僕のゴール設定が決まります。
いわずもがな、
「日本を幸福度ランキングNo.1の国にする」
です。
そのタイミングで、
コーチから
1週間のうちの5日間も本業に費やしているのは、
君のゴールに直結した人生なの?
という問いを投げかけられました。
当時の僕にとっては、痛い所をつかれた質問でした。
ゴールを目指したい気持ちはもちろんある。
でも、本業を失ったら将来食っていけなくなる可能性もある。
それは怖い。
これが、当時の僕の本心でした。
自分は安泰な状態で、人を救いたい。
そんな風に考えてしまっていたんですね。
これも、今思えばアホでしかないです。
当時の僕自身も、コーチからの問いに対して、
「たしかにナンセンスだな。覚悟足りてないな」
と思ったので、
コーチにこう宣言しました。
「1年後に会社を辞めます」。
この決断・宣言すら、当時の自分にとっては、
想像するだけで身体が硬直して、
勝手に冷や汗が出てきて、胸がギュッと苦しくなって、
そのくらいの重たい決断でした。
今まで13年以上育ててきた「キラキラエリート街道」を、
一瞬で捨て去ることになるんですからね。
それなりに重たい決断ではあります。
そして、さらに時は経ち、2024年8月上旬。
このタイミングで僕は、
通っていたコーチングスクールにて、
コーチングにおける「重要な観点」をインプットすることになります。
その中で特に重要な観点を集約すると、↓のようになります。
・コーチの価値は「スキル」ではなく、「在り方」で決まる。
・クライアントの現実を動かせる幅(=コーチの価値)は、
コーチ自身が現実を動かした経験の幅にそっくり比例する。
「確かにな。」と思いました。
どういうことか、コーチングに詳しくない方向けに、
例を出して説明します。
例えば、あなたが中高生だったころの部活生活を思い出してみてください。
あなたはある先輩から、こんな言葉をかけられます。
「お前はまだまだ未熟だ。お前ならもっとやれるだろ!」
想像してください。
この言葉を、
最も結果を出していて、最も尊敬するエースの先輩から言われたら、
どう感じますか?
逆に、この言葉を
万年補欠で、練習もさぼりまくる先輩から言われたら、
どう感じますか?
尊敬するエースの先輩の言葉は、おそらく素直に聞き入れるし、
受けたアドバイスを実行に移す気も湧いてくると思います。
その人が体現してきた過去の行動(=事実)と紐付き、
説得力があるからです。
そして、そのアドバイスを受けて行動すれば、
事実として、あなたの現実は、
アドバイスを受けなかった場合と比べて
書き換わることになります。
一方で、ろくに練習もしない万年補欠の先輩の言葉はどうでしょうか。
絶対に、あなたの心には響いてこないですよね。
「口先だけで、何偉そうなこと言ってんだ。むかつくな、こいつ。」
ってなると思います。もちろんそんな先輩からのアドバイスは聞き入れないので、あなたの現実は何も動き出しません。
ピンときましたか?
ビジネスの話に置き換えてみると、
もっとわかりやすいです。
年収1000万を目指している新卒1年目サラリーマンに対して、
年収500万の5年目サラリーマンから
「お前はこういうアクションをしたら年収1000万に到達するよ」
と言われても、新卒くんは絶対に行動しないですよね。
逆に、全く同じ内容でも、
年収3000万の5年目サラリーマンから言われたら、
多分必死になって行動し、現実を変えようとしますよね。
もうおわかりでしょうか。
そういうことです。
コーチングにも、この構図がそのまま、当てはまります。
吐き気のするような決断・行動を繰り返しているコーチは、
それと同等の決断・行動が必要なクライアントの心に届くような言葉をかけることが可能です。心に届くので、クライアントは勇気を得て、行動し、現実を変えていきます。
逆に、
ただ質問スキルに頼って、
当の本人は辛い決断・行動をしたことがないくせに、口先だけで
「あなたなら絶対できるよ。そうするべきだよ」と言うコーチの言葉は、
余程素直なクライアントさん出ない限り、絶対に届きません。
届かないので、行動も変わらず、クライアントが変えたいはずの現実も動きません。
僕は、
自分が出来ないことを軽々しく人にアドバイスするのが大嫌いです。
また、心から思えていない言葉をクライアント様にかけるくらいなら、
コーチングなんてやる資格はないし、死んだほうがマシくらいに思っています。
そして同時に、これからの僕は、
「日本を変える」ための手段としてコーチングをしていくのだから、
これから僕が向き合っていくクライアントさんの幅は、
とてつもなく広いはずです。
ご縁があって関わる方の中には、
想像を絶するような辛い経験や、
大変な思いをしてきた方が絶対にいるはずです。
僕はそんな方々を含めて、心の底から救える人間で在りたい。
つまりこの先、僕に残された道は1つしかありませんでした。
どんなクライアントと巡り合ってもその人を救えるように、
己は誰よりも厳しく・保険を掛けられない決断、行動を繰り返していく。
そんな生き方・在り方を、自分に課す必要があるということです。
なのに、当時の僕と言ったらどうでしょうか?
会社は1年後に辞める?????????
生計が安定してから辞める?????????
甘すぎますよね。
こんな甘い決断をしていたら、
将来同じような状態のクライアントさんが目の前に現れた時、
僕がかけられる言葉は、
「生計が立ってから辞める方が安全だし、それでも全然遅くないよ」
しかないと思います。
もし、そのクライアントさんが、
本当はもっとアクセルを踏んで、
現実をもっと早く前進させたい方だった場合、
僕はそのクライアントさんの進歩の芽を摘み取ることになります。
私生活の問題でも同じです。
「離婚したいと思っているが、怖くて決断が出来ない」
こんな決断も、これと同レベルの決断をしているコーチじゃないと、
相手の痛みを理解できず、真の意味で顧客を支えることの出来る伴走者にはなれません。
・クライアントが、怖くて離婚という決断から引き返そうとしている
・でも本心は離婚したい
このような状況になった瞬間、
どん底に落ちているクライアントさんに対して
勇気を与えられるような言葉をかけられるのは、
その決断の苦しさや、心や体にどんな症状が現れるのか等を
身をもって体現している人だけです。
2024/8/18。
僕は覚悟を決めました。
最も将来のクライアントさんを救える選択肢は、
僕がこれから日本を変えるために必要な選択は、
今この瞬間、保険0%で挑戦をすることだ。
そして訪れた、2024/8/22。
僕は胸を張って、上司に伝えました。
「ごめんなさい。会社辞めます。」
いざ、言ったその瞬間は、
当然に驚き、顔を曇らせていました。
でも
「僕は本気で日本を変えたいんです。
そのために、この決断は絶対に譲れません。」
僕が本気の熱意で将来成し遂げたいことを説明すると、
最後には心の底から本気で応援してくれて、
「社内の調整も任せろ、何も気にするな。」とまで言ってもらえました。
その時の感覚は一生忘れられません。
正直、会社を辞めると決断してから報告する直前まで、
僕の心はずっと猛烈に揺さぶられていました。
「そんなに生き急がなくていいんじゃない?」
「上手くいかなかったら生きていけなくなるんだよ?」
「もうちょっとじっくり考えようよ?」
そんな悪魔の声が横から永遠に聞こえてきます。
その葛藤と戦うたびに、
時には怖すぎて涙が溢れてくるし、
身体が硬直するし、汗めっちゃかくし、夜は何日間も連続で不眠になることもありました。
上司へ離職報告をすること自体も、もちろん人生初でハードルは高く、
報告のために押さえた会議室に30分前に入って、
ただひたすら定刻まで会議室を左回りに歩き回ってました。笑
でも結論、行動して良かったです。
心の底から、行動してよかったです。
また壁を1つ越えたという達成感、
顧客と本気で向き合い前進させる覚悟と自信。
この2つが、強く心に刻まれました。
3か月前の自分からしたら考えられない現実が今ここ存在する。
本当に人生って面白いし、この現象を積み重ねながら、この先の人生も歩んでいきたいと思います。
今回も読んでくれてありがとう。
次回はきっと、会社を辞めた時の報告かな。
また次回の投稿でお会いしましょう!!
ではでは今回もあざした!!!!!!!!!!!!!!!!!!