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ox stompについて

UAFX  Universal Audioのox stompついてのレポートです。
まずは購入開封後の作業です。一番のネックは実は電源なのです。本体のox stompにはACアダプターは付属しません。なので既存のアダプターが必要になるのですが、ox stompにはかなりの電流値が必要なので400mmA以上が必要です。因みに最初200mmAのアダプターしかなくて、それで電源がついたので安心していたら、どうも挙動がおかしい、音が切れかかったり、Bluetoothの接続が切れたり。。でアダプターを大電流のやつに変えたら無事安定しました、メーカーサイトによると、Bossのアダプターのセンターマイナスなら大丈夫で、電流値は大きくても9Vなら問題なく使用可能という事です。因みにUAFXの小さいコンパクトタイプなら200mmAでいいようです。

登録接続など
まず、UADのサイトでアカウントを作成します。
操作の専用アプリはiOS Androidが使用可能です。Mac  windowsのソフトもあります。

まず自分はMacBookにアプリを入れて、Type-cで接続しました。先ほどのUADアカウントでログインします。そうする事で、最新のファームウエアのアップデート、本体のユーザー登録ができます。ユーザー登録は新品、中古は関係なく、最後に登録したものが紐付けされますので、中古の購入も安心です。
インターフェースなどはプラグインの関係で譲渡が難しいのですが、ペダルに関しては問題ないようですね。

本体の起動ですが電源が入ると、起動するまでには意外と時間がかかります。すぐ使えるコンパクトペダルの起動感覚ではありません。両方のランプの点滅が消えたら起動完了です。 

さて、これからは接続です。出入力接続はステレオイン、ステレオアウトが可能です。
自分の場合はkemperのラックに使用したので、アンプブロックの次にセンドリターンブロックを組んでいます。ただkemperラックはモノ出し、ステレオインしかできないのですが特に問題はありません。

さて接続してみて音を出す前に感じたのは、これ意外とノイズがある?。もちろんアナログのケーブルで接続しているので、ケーブルの品質はあります。短めの接続がいいかもしれませんね。またBluetooth接続は接続が不安定な場合はファームウエアを最新にすると改善されるかもしれません。そういう報告があります。

ox stompの操作感ですが、やはりアナログにノブをぐりぐりする感覚は最高です。kemperですと与えられたRIGのIRで弾くわけですが、なかなかRIGのIRの部分までは踏み込むのはめんどくさいのです。また何のキャビでマイクまでは本体で知ることは出来ません。

ox stompみたいに実際にノブがある場合は無意識に弄ってしまうので簡単に変えられます。使用してみて感じたのはUniversal Audioのディレイ、リバーブの質感はさすがです。

キャビシミュにエフェクトがついてるのはおまけとは言えないレベルです。ただエフェクトのミックス量がパッと変えられないので、ipadなどは必携になります。それはちょっとめんどくさい。ox stomp単体ででミックス量は変えたいね。あとタップディレイ。

キャビの選択は非常に楽しいです。同じRIGでもキャビの変更で当たり前ですが音が非常に変わります。またマイクが2種類で左右に振れるのでそこでもワイド感が出せます。

kemperでも実はステレオ感を出すspaceというパラメータがあります。これもショートディレイ的な感じなのですが実はkemperの一番のキモと思っています。シミュレーションもいいのですが弾き心地などは左右の広がり感がすごく影響されます。それはそれでいいのですが、このox stompはそこにフォーカスしてる機材だと感じています。自分はそこを期待してたわけです。

ox stompの音色は、kemperの既存のプリセットのIRはクリーンでクリアで悪く言えば、硬質で人工的な感じはしますが意外といいんですね。
一番のポイントはなかなかイジるのが難しいというかそのEDITもではなかなか行きつかないのがブラックボックス的ですね。一方、センドリターンに繋いだox stompだと目の前に弄れる操作ノブがあるので目先に弄るものがあるのは非常にいいですね。

ギターのコンパクトペダルがいつまでもあるのは単純に操作子が目の前にあるという単純な事だと思います。

アプリに関しては、リバーブやディレイのスライダーが操作しにくいですね。もうちょっと画面のインターフェースのデザインは変えた方がいいかな。でもキャビネットの画面がアプリ上で見えるので、文字だけの表示よりは選びやすくテンションが上がりますね。

弄れるところが多くなると楽しいぶん沼に入っていくわけですがそれもまた楽しいということで。

次回は実際に演奏音源などをあげてみたいと思います。



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