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オンライン世界旅行microツアー:ベトナムのガイドさん紹介!
目覚ましい経済発展の一方、8つの世界遺産があり歴史的建物や豊かな自然を誇るベトナムを案内してくれるのは、レ・ヴ・ミン・ホアさん。
ホアさんはベトナム北部に位置するニンビン出身で、わずか18歳で日本にやって来ました。現在、大学3年生のホアさんに日本に来た理由、日本での生活、将来の夢など、お話をうかがいました。
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(LE VU MINH HOA)
中学3年生の頃すでに、日本に行こうと決めていたホアさん。そのきっかけは「ちびまる子ちゃん」でした。昭和時代の静岡県を舞台に小学3年生のちびまる子ちゃんと家族や友達とのありふれた日常生活を描いた、言わずと知れた日本のアニメの代表作のひとつです。日本人には馴染み深い家庭内の人間関係、お正月や節分などの季節の行事、そして小学校の授業風景がベトナム人のホアさんには新鮮でした。そして日本が大好きに。一方で、「多くの日本人にもベトナムを知ってもらい、好きになってもらいたい」と思うようになったそうです。
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高校卒業から3か月後に来日。まず、日本語学校で日本語を1年半学びました。好きな国の言葉でも日本語はやはり難しく、家族と離れて暮らすのは初めてです。ちびまる子ちゃんを通して知っているはずの日本の生活も実際に生活してみると知らないことが沢山ありました。ベトナムの主な公共交通手段はバスで電車は1本しか通っていません。来日当初は、日本の電車の乗り換えが難しく迷子になることもあったそうです。そして電車に乗れば、みんなスマホに目を落とし周りの人に興味なさそうにしているのを見て日本人は冷たいと感じたホアさん。そんなこんなで、ホームシックになり、毎日泣いていました。
「新しい言葉は新しい世界の扉を開く鍵」とホアさんは言います。日本語学校の先生や先輩の助けもあり、ホアさんは徐々にその扉を開いていきました。日本語の勉強は、「あいうえお」から始めました。簡単な会話を学んでは話すのを繰り返し、少しずつ会話ができるようになると、さらに学びたい気持ちがどんどん湧いてきました。頑張り屋のホアさんは、初級の日本語をすぐにマスター。中級では、ドラえもんなど簡単な内容のアニメを字幕なしで見て、シャドーイング(手本となる音声を聞きながら聞いた通りに少し遅れて手本と同じように発声するトレーニング法)でリスニングとスピーキングの力を鍛えました。上級になると、NHKのニュースで情報や難しい語彙を取得。
日本語学校で学んだ後、ホアさんは愛知県にある大学の経営学部に入学し、ヒューマンリソース・マネジメントを専攻しています。「卒業後はベトナムに戻り学んだことを生かして日本企業向けの人材育成開発と人材紹介をする会社を起業したい」という夢を語ってくれました。
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ホアさんは勉強以外にも様々なチャレンジをしています。1年生の時に「外国人県民による多文化共生日本語スピーチコンテスト」に参加。アルバイトをしていたスーパーマーケットで子供が嘔吐してしまった時、店員さんが掃除をしながら子供を慰めていたのを見て学んだ優しさをテーマにスピーチをして一般の部の最優秀賞を受賞。大学の文化講座では地元ニンビンのチャンアンとバイディン寺院を紹介しました。ボランティア活動にも参加しています。
何事にも熱心に取り組むホアさん。地元ニンビンをはじめベトナムの美しい自然や歴史的建物、活気あふれる街、食文化など盛りだくさんで紹介してくれることでしょう。
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