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テレビディレクターが「新婚さんいらっしゃい」に出演した話
テレビ朝日映像、入社7年目の森岡です。
東京大学法学部を2留で卒業し、日本政策金融公庫(1年半)→IT企業でマーケティング(1年)を経て、テレビ朝日映像に入社した、業界では珍しい経歴をウリ?にしています。
入社後は、地上波テレビ番組でAD・Dを経験したのち、現在はデジタルソリューション部でデジタルコンテンツの制作業務に携わっています。具体的には…
①「THE ROLAND SHOW」立ち上げ(P&ディレクター)
②「不動産Gメン滝島」立ち上げ(演出)
③「テレビ朝日映像撮影部」立ち上げ(P・演出)
など3つのYouTubeチャンネルを立ち上げ、成功させた「超敏腕TVディレクター」と言われています。
…なんだこいつ?
と思われたかもしれませんが、あくまで自称ではなく他称です…!笑
実は2023年2月26日(日)に放送される「新婚さんいらっしゃい」に予選を勝ち抜き、出演することになったのですが、
その予告映像で新婚さんのディレクターが名付けてくれました。笑
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今回はなぜ出場することになったのか、その経過をサクっと振り返ってみようと思います。
なぜ応募しようと思ったのか?
なぜ出ようと思ったのか?とよく聞かれますが、
別に新婚さんいらっしゃいを毎週熱心に見る視聴者だった…というわけでもなくただ単に「素人が10分ちょい地上波に出れるチャンスは皆無だから、思い出作りの一環として応募してみようかな」くらいの感覚です。
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「新婚さんいらっしゃいに出る」という話をすると、とりあえず「まじ!?」と驚かれ笑われた後、周りの反応は大きく2つに分かれます。
「自分だったら出たくない…」(多数派)
「出たい!」(少数派)
です。たぶんこれは夫婦が新婚さんに出演できるか、否かが分かれる最初の分岐点です。てか、この感覚が合ってなかったら、夫婦関係もうまく行かない気がします。
僕の場合、奥さんに話してみたら、奥さんも「出たい!」だったので、特にそこで言い争うことはなく、スムーズに応募となりました。
応募当初はまさか受かるとは思ってませんでしたし、応募してから、エントリーシートみたいな用紙が送られてくるんですが、書くのが面倒で1年くらい放置していたくらいでした。
転機
そんな中、突然「新婚さんいらっしゃい」スタッフの方から手紙が届きました。
「東京で予選会があるので、参加してください」
え??エントリーシートも出してないのに??
と思ったのですが、たまたま休みの日でもあったので、ABCの東京支社に面接を受けにいきました。
そこで、他の夫婦とともに20分程度ディレクターさんと面接。
さすが本場大阪ABCの番組Dさんだけあって、
関西弁で素人夫婦相手に仮想MCのような感じでバンバン突っ込んでいて
とても僕には真似できないな…と思いながら、面接を受けていました。
選考通過のコツを事前に教えてくれるのですが
とにかく元気に!
何か言われたら何か返す!(そうですね、で終わらない)
なるべく方言を使う!
みたいな感じだったかと思います。
待ち時間は他の夫婦の面接も聞くことができるのですが、事前に言われても、意外と夫婦両方がこれを実践するのって難しいんだなぁ…と他の面接を見ながら僕は思っていました。
夫婦どちらかが元気なかったり、キャラが薄かったり…という中、テレビディレクター(自分)&パティシエ(妻)の組み合わせでどちらも前向きに喋ることはできる僕ら夫婦…
自分が新婚さんのディレクターだったら、、「僕らを選ぶかも…?」とはひそかに思ってました。笑
すると数日後結果が来て…通過!
おおお!と思い、数週間後に2次面接となりました。
2次面接
2次面接は本番さながらに、ディレクターさんと1時間半~2時間くらいトーク。実は2次面接の数日前に「宿題」が渡され、色々エピソード出しをした上で、面接に臨みました。
テレビをやっているものとして、使えるエピソードと使えないエピソードはなんとなく分かるつもりなので、妻が提案してくるエピソードを時には採用したり、時には却下したりしながらエピソードを考えて臨みました。
そして2次面接の結果も…合格!
ということで、なんと出演が決定してしまったのです。
本番前日~本番
収録は大阪のABC本社で行われるので、収録前日に前乗りしてディレクターの方と練習をしつつ、番組が用意してくれた、リーガロイヤルホテル大阪に泊まりました。
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ちょうど前日に「老朽化のため外資系企業に売却」というニュースが出ていてタイムリーだったのですが、これで老朽化してるって言われちゃうの?ってくらい良いホテルでした。
業界人しか分からないと思いますが、ABCはテレビ朝日の系列局だけあって、トイレのデザインとか、フロアの感じとかがテレビ朝日本社と似ていました。もしかしたら同じ業者が作っているのかもしれない…と思いながら、観ていました。
本番当日は、2本撮りのため合計4組の夫婦が勢ぞろい。どの夫婦もさすが予選を勝ち抜いただけあって、キャラ立ってるな~と思いました。新婚さんのスタッフさんの話では、同業のディレクターが応募してくることは超珍しい!みたいです。
お昼前に軽くリハーサルをして、本番収録へ。本番もそこまで緊張せずに喋ることができたはずですが藤井隆さんにめちゃくちゃイジられたので、本編でどう編集されているか怖いですが、楽しみです。
なので、2/26(日)12:55~13:25 OAぜひ観てください!
おみやげに有名な「Yes NO 枕」や「藤井隆さん&井上咲楽さんのサイン」「賞金+交通費」などをもらって帰りました。
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終わりに
「新婚さんいらっしゃい」自体は自分が出たいから出ただけですが、このように今の時代は、個人で自分自身を売り出していく時代だと考えています。
YouTubeのノウハウなどをツイートするTwitterも本格運用し始めたので
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森岡ディレクターのTwitter
https://twitter.com/morioka_yusuke