ぺこぱ×ハナコSPECIAL CROSS TALK

芸人の人間関係＝芸人関係。 相手がいるからこそ見えてくる、芸人同士の対話から彼らの魅力に迫る。『笑けずり』（NHK BSプレミアム）出身という共通点から仲間意識が意外と強い２組。使い捨てカメラで撮り合いが始まると、真夏の夜のビル街に笑い声が響き渡り、あっという間にフィルムがなくなった。
※「OWARAI Bros. -TV Bros.別冊お笑いブロス-」Vol.2（2020年10月７日発売）に掲載されたインタビューの未公開内容と一部加筆修正したショート版です。長編は本誌でご覧ください。

取材・文＝佐藤ろまん　撮影＝大槻志穂　
企画・構成＝竹村真奈

——スチール撮影では、みなさんに使い捨てカメラの「写ルンです」をお渡しして、撮り合いをしていただきました。

松陰寺太勇（以下、松陰寺）　久しぶりに「写ルンです」を触りましたね。もう、知らない人もいるんじゃないかな？

菊田竜大（以下、菊田）　今は逆に流行ってますよね？

松陰寺　そうなの？　その逆にがわかんないなあ。

岡部 大（以下、岡部）　レトロな仕上がりがいいんですかね。

菊田　服屋にも売っていて、「写ルンです」につけるカバーもありますよ。

秋山寛貴（以下、秋山）　松陰寺さん、わりとおじさんだ（笑）。「写ルンです」風に加工されるアプリもありますよね。

シュウペイ（以下、シュウ）　それ持ってる。

菊田　シュウペイさんは、若いなあ（笑）。

松陰寺　目を赤く光らせることもできるの？

秋山　わかんないですけど、それは必要のない機能なのでは（笑）？

——（笑）。お互いを撮ってみた感想は？

岡部　ぺこぱさんがフォトジェニックでしたね。シュウペイさんがスラッとされていて、より松陰寺さんのマンガ感が際立ってました（笑）。

松陰寺　俺、異次元に生きてないよ（笑）。

シュウペイ　俺は、1回もお笑いの顔をしなかったかも。

岡部　たしかにノリノリでしたね。

松陰寺　シュウペイは、モードが変わっちゃうんだよな。普段、「モードＧ」で芸人なんだけど…。

シュウ　こういうときは、「モードＭ」になっちゃうんだよな。

秋山　Ｍ？

菊田　モデル？

シュウペイ　そう。

松陰寺　ひねりなし（笑）。