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谷口キヨコ「ラジオは世代を横に切りがちですけど、K-POPは縦に切ることができる」【ラジオウィーク6日目】

現在発売中の「TV Bros. 2月号 ラジオ特集号」で掲載されている特集から、誌面に載せきれなかったお話をピックアップ!
6日目の今回は、首都圏以外の番組・パーソナリティーを特集した「ローカルラジオスター特集」から『LOVE FLAP』(大阪・FM大阪)谷口キヨコが登場! 生放送に出演する日々のルーティンや、好きなK-POPなどについてうかがいました。
パーソナリティーの道に入った詳しい経緯や「偶然」という言葉が重みを持つ彼女ならではのラジオ観が掲載された完全版は本誌でご覧ください。
取材・文/やきそばかおる 撮影/ツダヒロキ


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「披露宴はすごく儲かる!」と言われてこの道に(笑)


ランチ時間を楽しいトークと音楽で盛り上げるFM大阪の番組『LOVE FLAP』。月曜と火曜を担当する人気DJ、谷口キヨコは2005年の番組開始時からマイクの前に座っている。もともと、肌着メーカーに勤めていたが、友達から「披露宴の司会をすると2時間半くらいで3万円もらえるらしい」と聞いたことに釣られて喋る仕事に就いた。会社を辞めたばかりで年齢は20代半ば。ご祝儀までもらえると聞いて思わず「これはちょろい」と思ったとか。子供の頃からおしゃべりが大好き…というほどではなかったものの、司会をすると楽しくなって、ついつい時間が延びてしまっていた。

――ラジオDJよりも先に披露宴の司会の仕事をしていたんですね。

「そんなに喋りたいんだったら、テレビとかラジオに出る?」と言われてオーディションを受けさせてもらいました。つまり、ラジオに出たいからオーディションを受けたわけではなくて「披露宴はすごく儲かる!」と言われたのがきっかけでこの道に入りました(笑)。

――『LOVE FLAP』は午前11・30からの番組ですが、スタジオに来るまでのルーティーンはありますか?

起きて支度をして家を出たら、どこかで30〜40分お茶をしてスタジオに入ります。それがちょうど良いルーティーンになっているんですよ。月曜と火曜は『LOVE FLAP』で、1日の最初の仕事なので生放送に向かって生活が始まります。話すネタがなかったらキョロキョロして街の人の様子を観察して、何か話すことはないか、探します。起きてから番組が終わるまでは、ずっと仕事モードですね。

――谷口さんは懐かしい曲やK-POPなど、さまざまなジャンルのラジオ番組のDJを担当していますよね。色の違う番組をたくさんするほうが喋りやすいですか?

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