浦島太郎は宇宙に行った。

 日本昔話に浦島太郎という物語があります。

 おおまかな話の内容は、海辺で子供達が亀をいじめているのを浦島太郎が見つけ助けたら、お礼に亀が竜宮城に連れてってくれました。

 竜宮城には乙姫という美しい姫がいてたいそうなもてなしを受け楽しい数年の時を過ごしましたが、そろそろ帰りたいと言います。

 帰り際、乙姫は絶対開けてはいけないと忠告し玉手箱という箱を渡してくれました。

 浦島太郎が海辺へ帰り、自分の住んでた地域に行くとそこに自分の家も無く、知っている人もいなく、数百年の時が過ぎていた事を知ります。

 そして、浦島太郎は忠告を受けていたのにもかかわらず玉手箱を開けてしまい、中から出てきた煙を被りお爺さんになってしまうというお話です。

 しかし、浦島太郎は海へ深海へ行ったのでしょうか?

 海は青くて深海は暗いです。

 しかし、空も青く宇宙は暗いです。

 浦島太郎が助けたのは亀ではなく故障した宇宙船だったのではないでしょうか。

 浦島太郎が行ったのは深海ではなく、宇宙ステーションのようなものだったのではないでしょうか。

 地上と地球の周りを回ってる宇宙ステーションでは時の流れ方が違います。

 亀の形をした宇宙船に乗り、長い時間宇宙旅行をして地球に帰還した浦島太郎。

 しかし、当時の日本に宇宙空間の影響による衰えを回復するための施設は無し。

 まるで老人のように衰えた若者をどう例えたらいいか周りはわからない。

 致し方なく人々は何らかの理由で老人になったと解釈し、何によってなったかは科学的な解明も出来るわけでもないので人々はその現象に形をもたせ、それを玉手箱とした。

 玉手箱は地上で開かれていたのではなく、既に浦島太郎が宇宙空間で過ごしていた時から開かれていた。

 そんな感じの真相だったら面白いなと思います。

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