自己紹介
フローリストを目指して、来年秋から花屋修行を予定しています。
花屋として活動していくための自己紹介を兼ねて、内面や思いを知ってもらえたらと思い、書きました。
私が花屋を目指す理由
子どもの頃から、私は「どんなことをしたいのか」「それを通して何を感じるのか」をずっと考えてきました。人生で起こる出来事や出会いが、自分にどんな影響を与えるのか、その先に広がる感情に興味があったんです。
特に中学時代、周りの友達が夢や進路について明確な目標を持ち始めたのを見て、私も自分のやりたいことを模索し続けてきました。
焦りを感じつつも、「目の前のことを楽しいと感じられたら、今の景色も違って見えるはず」と、自分に問いかけるようにして過ごす、そんな学生時代を送りました。
今思えばこの頃から、大枠で人生を考えるようになったんだと思います。
そんな私が社会人になり、多くの経験を積みながらも、どこかで「本当に自分がやりたいこととは少し違うかもしれない」と感じるように・・
表現力が足りない、もっと自分の感情を形にして人に伝えたい、そう考えるようになり、ずっと興味のあったフラワーアレンジメントを始めることにしました。
「結婚式のOPムービー用にブーケを作ってみない?」とのまさかの依頼
アレンジメントを学び始めてしばらく経った頃、親友からブーケ作成の依頼を受けることに。
完成したブーケを手にした親友が見せてくれた心からの喜びの表情は、今でも私の心に鮮明に残っています。初めての挑戦で不安もありましたが、ブーケを抱えた親友が輝いて見え、私も胸がいっぱいになりました。「私がやりたかったのはこういうことなんだ」と、心が強く揺さぶられた瞬間でした。
その後、映像として完成した花束を見た時、自分の作ったものが誰かの特別な瞬間を彩ることの素晴らしさを改めて感じました。
それからは、「花を通して誰かを喜ばせる仕事をしたい」という思いが強くなり、確信に変わりました。
花は、贈られる人の心を豊かにし、送る側の気持ちも伝えるものです。私にとって、花を扱うことは、自分の思いを形にして表現する方法であり、誰かの心に寄り添う手段でもあります。
このブログでは、花に込めた想いや、そこから感じたことを通じて、少しずつ自分の内面を知ってもらえたらと思っています。読んでくださった皆さんにとって、花を通して感じる喜びや温かさが届くような場所にしたいです。
これから花屋としての一歩を踏み出しますが、どうぞ応援よろしくお願いします。