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久しぶりに映画を見に行こう!
杉咲花さんの市子がパルシネマで公開してたので、今週ぐらいに行っとかないと、終わってしまうので行ってきた。
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市子という題名に惹かれ、杉咲花さんの主演ということで見に行こうと、出かけて行きました!
パルシネマは最近天宮遥さんのピアノ劇場で行くようになって、渋い映画を上映してるので、気になってました。
ここは2本立てで2本見れるというのも魅力です。今日はその恩恵に恵まれました。たぶん市子だけを見てたら、この映画はいい映画だったなあって感心してたと思うけど。もう1本の「瞳を閉じて」。最近映画を見ることも無くなったので、何の情報も持たず、この「瞳を閉じて」が始まりました。重く暗い感じで始まり、訳も分からんかったけど、画面からの緊張感がどんどん増してきて、久しぶりの映画らしい映画やなあ。丁度、主人公の年齢と私の年齢が近く、感情移入がしやすかったのが大きな理由やったかもしれない。映画俳優の失踪がテーマになってるけど。画面の雰囲気は1940年代ぐらいで1970年代ぐらいの話かと、古い話を物語にしているのかと思ったけど、そうではなく1970年代の映画で主人公が失踪。その事件を現在のTV曲が採り上げたことをきっかけに話が始まる。現在の話です。
最近の映画はCGや大げさな動きで、その時の気持ちよさしか残らないみたいなことが多くて映画を見に行かなくなった。
でもこの「瞳を閉じて」はアクションもなければ、余計なCGもない。一人一人の人間がきっちり表現されてる。どこか、舞台でライブを見てるような感じで、場面場面の緊張が感じられる。無駄なカットがなくって、すべてに気がくばられています。ラストの失踪したときの映画が流れるけど、イメージ的に画質の悪い映画が流れるのかと思ったけど、綺麗な映画が流れます。そうか、70年代後半の映画だったらもう綺麗なですよね。余計に70年代は遠くになったんだと実感しました。
その後、市子を見たので、いらないカットが多いなあって思ってしまいました。どちらも失踪をテーマにして過去と現在を行き来するという映画なんだけど「瞳を閉じて」の質の良さに感心。素敵な映画に感謝です。
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写真は関係ないけど、湊川公園にある楠木正成の像!