5日間、発熱した子どもを診ながら仕事してみた所感
GWの休みを含めると、2週間ほど発熱しているテン様(息子のあだ名)。
病院で診察してもらい、薬も処方してもらって飲んでるし、毎日12時間以上眠っている。なのに全然、熱が下がらない。もちろん保育園にも行けないので、4月は半分ほど、5月は1日も登園できていない。
まさかこんな展開になるとは思っていなかった。
5月に入って育休から復職した私。5日ほどテン様を診ながら仕事をしたので、経緯や感想をまとめていきたい。
迎えに行くくらいなら休もう
我が保育園は「37.5℃以上なら休んで」と決められている。
その規則に則って4月の慣らし保育の時は、37.2℃だったら預けていた。しかしほぼ100%の確率で昼過ぎにお迎え要請がきた。
保育士さんによると、子どもは夕方に近づくにつれて熱が上がるらしい。
保育園まで迎えに行くことや「すみませんすみません」と頭を下げまくること、もろもろ面倒になってしまって、今は37℃を超えたら欠席することにしている。
預けられないストレスに襲われる
育休中は発熱した息子と一緒にいても、そこまでストレスではなかった。
しかし慣らし保育中や復職してから、発熱して保育園へ行けないとなると、とてつもないストレスに襲われた。
預ける場所があるのに預けられないこと
職場に迷惑がかかること
発熱してぐずる息子に対応しなければいけないこと
「子どもだって熱を出したくて出してるわけじゃない」「仕方ないこと」ともう1人の自分が正論をかざしていて、「分かってはいるんだけどさ〜〜〜!!」と叫びたくなってしまう。
発熱した息子を責めそうになって、ぐっと抑える日々。抑えた怒りの矛先が誰にもぶつけられなくて、夜になるとひたすら酒を飲んでた。
気持ちを切り替えたらだいぶ楽になった
自分が抱く怒りを見つめると、「預けられると思ったら預けられなくてしんどい」という気持ちに気づく。期待する結果が得られなくてイライラするなら、「子どもは基本、発熱するもの」と気持ちを切り替えた方がいい。
今朝、息子の熱を測った。37.3℃だった。
だけど前みたいなイライラは無くなっていた。「しゃーない」と言いながらチョコレートを食べた。
リモートワークなので、息子を診ながら仕事をすることにした。
午前中はまだ1人で遊んでくれるので、なんとか仕事ができる。
昼になったらご飯を食べさせて、添い寝をして寝かせる。
午後になると熱が上がってしんどいのか、私の足に抱きつきながら大声で喚いた。抱っこしながらひたすらコードを書く。
職場の人にも「発熱した息子がいること」を最初に伝えた。
「パフォーマンスが落ちますが、精一杯頑張らせていただきます」と頭を下げた。
周りに助けてもらいながら、なんとか今のところ仕事はできている。多分。
自分のメンタル安定が一番大事
発熱した息子を責めそうになったり、酒を飲んで紛らわすのは、今思うと、メンタルがしんどかったサインだった気がする。視野が狭くなって、主人を責めることも増えた。イライラをぶつける私と、解決策を模索する主人の言い合いになり、なかなかの地獄だった。
よくなかったなぁ。
復職したてということもあり、仕事もそんなにないので、今は息子を診ながら仕事ができている。だけど今後、どんどん仕事が溜まった時に、息子の発熱が重なったら、遠慮なく有給を使おうと思っている。
保育園へ行けるようになったら早出や残業して、自分の仕事を終わらせる。「仕事が溜まっているから…」と無理して、息子を看病しながら仕事をしても、終わるものも終わらないし、何よりメンタルに悪い。
「イライラすることがあっても穏やかに、視野を広くして解決策を探っていこう」が今の自分の目標である。気持ちを切り替えたら、主人とも建設的に話し合うことができた。よかったよかった。
子どもの発熱、保育園からの呼び出し、職場での肩身の狭さ……自分ではどうしようもできない状況が、いっぺんに押し寄せてくる復職。こりゃーしんどいよ!対応している世の中のママパパすごいよ。
「子育てして、仕事もしてる自分えらいなー!」と励ましながら今日も頑張っていきましょう。