2022年の1月相場を終えて(米国株式市場)

2021年度の米国株相場は大きく上昇する儲かりやすい相場でした。米国の1月はJanuary Sentiment Effectと言われ、株式が上昇しやすい時期である一方で、FRB(アメリカの中央銀行、日本で言う日本銀行のこと)

がFFレートを引き上げ(中央銀行が景気を引き締めるために金利をあげること)により大きく株式が売られました。インフレを抑えるためにこの利上げは必須で中央銀行の利子率は無視するべきではありません。去年のFFレートは歴史的な低水準にあり、余剰資金が株式に流れていましたが、景気の引き締め局面になると株式市場から資金が引き上げられてしまいます。

それに加えて、株式の上昇を支えた勢いのあった銘柄、GAMAM(Google, Apple, Meta, Amazon, Microsoft)など成長を牽引してきた銘柄も業績が落ち着き始めるなどいよいよ状況が変わってきました。ここで気持ちを切り替える必要があります。

今年も去年と同じような相場になると安心してどっしりと構えるべきではないと私は考えています。上昇する銘柄はファンダメンタルズを反映した一部に限られるのでじっくり吟味しましょう。

個人的にはインフレで恩恵を被る 石油と金鉱株に注目しています。ちなみにアメリカでのインフレ率一覧のわかりやすいものがありましたので貼りました↓

石油や金鉱株などの資源株は経済の成長のために必要不可欠なインフラ的な側面があるので、価格の上昇に対してお客が離れにくいです。多少価格が上がったくらいではその商品やサービスの利用をやめたりしません。

したがって売上高にインフレ率がしっかり反映され売上高などの業績もインフレ率に比例したものになると考えました。

これからの相場はGAMAMなどのもっともっと大きくなる、上がるはずだという期待感ではなく、地に足のついた着実な銘柄が狙い目なんです。

ただ、辛抱強く株式を抱き続ける必要がありそうです。ロシアのウクライナ侵攻など、経済情勢に株式市場に振り回されるでしょう。そんな時も一時的な感情でやけくそになって売るのではなく、それでも持ち続ける忍耐力が求められるのです。

※この記事は私の独断と偏見によるものですが、参考にしている人はいます。

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私もまだまだ初心者ですが、稼げるようになって思ったことは自分で調べて自分で考えて自分で納得することです。誰の記事であれ言葉の一つ一つに意識を払って疑問を疑問のまま終わらせない習慣が勝つ投資家への唯一の道だと思っています。

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