完勝でベスト8進出! / 女子チャンピオンズリーグ GS Matchday5 ☆ ローマ vs ザンクテペルテン
ホーム ラティーノで迎えた
GS第5戦は
12月16日18:45(日本時間17日2:45)
キックオフ。
試合開始と同時に雨が強くなり
まったくボールが動かないほどの
ピッチコンディションとなって
わずか7分で中断。
約1時間半後に再開し、
前半にローマ先制。
後半は再びの雨もあいまってか
膠着した状況に苦しみますが
試合終盤80分過ぎからの
10分間で4得点と
不屈の闘志を見せて大勝。
女子チャンピオンズリーグ
初参戦にしてベスト8入りと
歴史的勝利になりました。
UEFAのリザルトはこちら ↓
以下、詳細。
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会場入りの様子
両チームスタメン >>
ウォーミングアップの様子。
選手入場の頃から雨脚が強まり
キックオフしたものの
ピッチに水が溜まって
蹴れどもボールが動かない状態に。
前半7分、主審の素早い判断で
試合は一時中断。
雨が小降りになり、
ピッチ整備が終わった
1時間半後に再開という流れに。
さて試合再開すると
ローマはボールをキープして
攻め手を探っていきます。
いくつかの決定機を外したり、
ミスから危険を招くシーンもありつつ
主導権を握っていました。
34分、南選手からのパスを
ジャチンティ選手が前方で受けて落とし
ジュリアーノ選手へ。
右ウィングにいたセルトリーニ選手へ
ロングパスを送ると
ドリブルで一気にゴール前へ運び
GKとの1対1を制してローマ先制。
優位となって後半戦へ。
ローマにとってはさほど危険が
ないながらも、
ザンクトペルテンも
フィジカルを生かしてボールを奪い
ゴールに迫るシーンが増えてきて
膠着した展開になってきます。
後半も70分が過ぎ
再び雨が強まり、
ローマの選手たちは疲れからか
連携がうまく
いかなくなってきたようにも見え、
このまま無失点でしのいでくれればと
祈るような気持ちになった頃、
左サイドからジャチンティ選手が
ドリブルで持ち上がり
ゴール前の崩しからシュート。
逆サイドに弾かれたボールを
グリオンナ選手が流し込んで追加点。
チームは一気に活気付きます。
すると84分、左サイドから
グリオンナ選手からのクロスに
反応したジュリアーノ選手が
ゴールに叩き込み3点目。
さらに86分、ハーヴィ選手が
左サイドを必死のドリブルで持ち上がり
中央へパスを出すと、
ジャチンティ選手が
軽いタッチで方向を変え、
走り込んできたジュリアーノ選手が
ミドルシュートで突き刺し4点目。
とどめは88分、
ラインアウトしそうなボールを
諦めずにキープしたハーヴィ選手が
大胆なクロスを逆サイド前方へ送ると
グリオンナ選手が合わせて
DFを交わしながら迷いなくシュート、
5点目とします。
80分過ぎの6分間で4ゴール。
ザンクトテペルテンを
どん底へ突き落しての
完封勝利となりました。
スプーニャ監督インタビューによる
試合レビュー >>
「歴史的な瞬間です。
我々はチャンピオンズリーグ
準々決勝に進出した
初のデビューチームだと思います。
誰もが予想していなかっただろうことを
達成できたのを嬉しく思います。
私たちはヨーロッパのベスト 8チームの 1 つです。
驚くべきことであり、クラブ、選手たち、
スタッフ、毎日私たちと一緒に
働いているすべての人が称賛に値します。」
「あのように大雨が降ってきたときは、
(試合が中止になることを)
少し心配しました!
試合再開を可能にしてくれた
人々に感謝の意を表します。
ウォーミングアップして試合を始めてから、
30分も待つのは簡単ではありません。
簡単ではありませんでしたが、
選手たちはすぐにゲームに復帰し、
すべてうまくいきました。」
「準々決勝の対戦相手が決まる
抽選は2月です。
どこと対戦することに
期待すればいいのかわからない!
どこと対戦するにせよ、
巨大クラブとの対戦は
素晴らしい経験になります。
その時が来ればわかるでしょう。」
試合ハイライト >>
*<後日追加>ローマ公式のハイライト映像はこちら
*フルマッチ映像はこちら
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この結果、ローマは
残り1試合を待たずしてベスト16の
グループステージを突破。
来春に行われるベスト8の舞台へ
進出することになりました。
チャンピオンズリーグ初出場にして
ベスト8の歴史的快挙です。
ベスト8・準々決勝の
組み合わせ抽選は2023年2月10日。
現時点でクォリファイが確定しているのは
チェルシー
PSG
ヴォルフスブルク
アーセナル
バルセロナ
バイエルン・ミュンヒェン
そしてローマ。
次の最終節で
リヨンまたはユベントスの
どちらかがここに加わることが決まります。
どのチームと当たることになっても
ローマらしく戦ってくれることかと。
今は目の前の試合となる
GS最終戦に良い準備をして臨み、
気分よくベスト16のステージを
締めくくってほしいと思います。