寒空のアウェイで苦戦も貴重な勝点1をもぎ取る!/ 女子チャンピオンズリーグ GS ☆ バイエルン vs ローマ 1stレグ
UEFAによるリザルトはこちら ↓
* * * * * * * * *
寒気強い中での試合となったようです。
両チームスタメン >>
キックオフすると、セリエAより一段速いプレースピード、激しさでバイエルンが攻め込んでくるも、ローマはDF陣はじめ前線の選手も守備の意識高く、簡単にはシュートを打たせずに、ボールを持てばゴールを目指します。
しかしバイエルン選手の厳しいマークに加えて、ピッチの質も慣れた感触と違うのか、いつもよりボールロストが多い印象の立ち上がりでした。
ようやく試合が落ち着いてきた前半20分、バイエルンFKからゴール前にこぼれたボールを押し込まれ、失点。
オフサイドのようでもありましたが認められませんでした。
前半終了間際には危険なシーンが続くも、相手のシュート精度の低さにも救われなんとかしのぎます。あと1分ほどで終わりという時間にゴール前に展開され、ペナルティエリア内から放たれた強いシュートが南、続いてリナリの身体に当たってゴールへ吸い込まれ、オウンゴール。
なんとも苦しい展開のまま後半へと移っていきました。
大きく流れは変わらずとも諦めずにゴールを狙うローマ、57分に左サイドのヴィエンにボールが渡るとドリブルで突進、相手DFを振り切って左足一閃、GKグロースの足先を超えてゴール右隅へ突き刺しました。
これで勢いづいたローマは攻勢を強めますが、一進一退の時間が続きます。試合終盤流れは引き寄せているが決まらずという中AT91分、ヴィエンの右からの楔のパスをジュリアーノがシュート。相手GKが弾いて目の前に戻ってきたボールを再び蹴り込んでの劇的弾でローマは同点に追い付きました。
ローマにとって未知の強豪揃いのグループCで勝点1をもぎ取れたことは、今後に大きな意味を持つことになるでしょう。
>>スプーニャ監督による試合レビュー
「グループステージを勝ち抜くのに大きな影響を与える引き分けです。チームのパフォーマンスを強調したいと思います。なぜなら、私たちは勇気を持ってミュンヘンに来たからです。私たちは前日にパフォーマンスを仕上げ、それが勇気を与えてくれました。」
「最初は少し恐々とプレーしていたかもしれませんが、大丈夫でした。バイエルンは非常に強いチームで、非常にフィジカルがあり、技術的に非常に優れており、重要な方法でボールをプッシュするがゆえにこのGSに到達したと思います。しかし前半25分から我々は改善し、後半では素晴らしい試合をした。おそらく私が覚えている中で最高の試合の一つでしょう。」
「引き分けは当然の結果だと思います。良くない失点を2つしてしまったのは残念です。1 つはおそらくオフサイドだったという意味ですが、これについては話したくないのですが、もう 1 つは私たちの一連のミスの後でした。しかし、繰り返しますが、チームのパフォーマンスこそが本当に重要なことなのです。」
「今日はグレッジとバルトリの交代投入が試合の流れを変えましたが、でもいつも言っていますが交代は必要だ。交代のおかげで私たちは有利になったが、今日ピッチに立った選手全員が素晴らしいプレーをしたし、それが重要です。
このレベルでプレーするには素晴らしい試合をしなければならない、そうでなければチャンピオンズリーグの中に留まることはできないが、今日我々はそれを達成しました。」
「この試合は我々のレベルを測るものになると考えていましたが、今日、特に後半、我々は良いレベルにあることを示しました。我々はもっとできるし、常に改善できる。今日はヨーロッパ最高のチームの一つである、非常に重要なチームと対戦しました。我々はそのステージにいるにふさわしい試合ができ、難しい結果を取り戻しました。2ゴール差で同点に追いつき、他の重要な状況を作り出すのは簡単ではなかった。私たちはやり遂げた、満足しています。」
試合ハイライト >>
◆フルマッチ映像はこちら
試合フォトギャラリー >>
* * * * * * * *
ローマの次戦は11月19日
セリエA第8節
アウェイでのサッスオーロ戦です。
Daje ROMA !