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サッスオーロ vs ローマ / 2023/24 女子セリエA第8節


アウェイでの厳しい女子チャンピオンズリーグの一戦から4日後、セリエAサッスオーロ戦はアウェイにて
11月19日(日)14:30(日本時間20:30)キックオフ。
対戦相手サッスオーロはなかなかに手強く、堅い守備に時折速攻を交えてローマゴールを脅かそうとしました。
ローマもそれ以上に堅い守備でゴールは許さないものの、いつものようには攻撃が嵌まらず、縦への推進力も物足りない印象ながら、前半に1ゴール、後半追加点を得て逃げ切り、終わってみれば危なげない勝利でした。

試合スタッツ >>

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両チームスタメン >>

南萌華選手はフル出場。熊谷紗希選手はスタメン~88分まで出場しました。



キックオフからローマのペースも
ローマにしては前への推進力が低いように見えました。

これまでのスタメンレギュラーからやや入れ替えた布陣のせいなのか、サッスオーロの守備が堅いせいなのか、はたまた連戦の疲れが出ているのか、など少し心配になってきた前半15分、ジュリアーノのゴールでローマ先制。


久しぶりにスタメンに入ったバルトリの、狙いすましたスルーパスをジュリアーノが収めて叩き込んだゴールは、ローマのエッセンスを感じさせられるものでした。


その後もなかなか完全なローマペースとはならなかったものの、いくつもの決定機を作り出して攻め続け、前半を終えました。


後半開始して間もなくの58分、ジュリアーノから前線に送られたパスを収めたホーヴェがキープし、タメを作ってゴール前に上がった熊谷へパスするとすくい上げるようなダイレクトシュートでゴールへ叩き込み、2点目。


ローマ移籍以来、早くも3得点目となった熊谷のゴールでした。

その後66分にラトーレ、ホーヴェに替えてジャチンティとグリオンナがピッチに入ると、一気にローマのプレーのペースが上がり、勢いを持ってゴールに迫るシーンが増えました。
74分にはヴィエンとジュリアーノに替えてセルトリーニとフェイエルジンゲルを投入し、ますます勢いが増します。
終盤には熊谷に替えてチコッティが入り、試合を締めに。
危険なシーンもあったものの乗り切り、完封勝利となりました。



スプーニャ監督 試合後コメント >>

「水曜日のバイエルン戦は非常に激しく厳しい試合だったので今日の試合は心配でした。サッスオーロは成長していて、我々はそれを知ってもいました。難しい試合でした。サッスオーロは組織化されたチームで、それが常に我々にいくつかの問題を引き起こしたのです。しかし、我々は試合を支配し、ボールをうまく管理し、正しいゴールを決めました。もっとできることはあったが、試合運びには非常に満足しています。」
「キックオフから我々はボールをうまく収め、できるだけ早く動かしてサッスオーロに少し混乱を生じさせようとしました。そして適切なタイミングで攻撃したのです。ボールのそばに多くの選手がいたのでスペースを見つけるのは簡単ではありませんでした。しかしそれができたとき、私たちは後半の開始時に攻撃し、なんとか2点目を獲得することができ、ペースを下げる機会を与え、私たちが望んでいた試合をプレーしました。」
「これほど長く無敗を記録するのは初めてですが、常に言ってきましたが、このチームには多くの強力な選手がおり、競争力があります。どの試合でも、私たちは最大の決意を持ってフィールドに立ち、勝利への最大の渇望を持っていなければなりません。私たちは立ち止まりたくありません。レギュラーシーズン前半が終わるまであと1試合残っている。完全に戦利品を取りたいと思っています。」



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ローマ次戦は11月23日9:00
(日本時間24日5:00)キックオフ
UEFA女子チャンピオンズリーグGS第2戦
ホーム、トレフォンターネにアヤックスを迎えます。


Daje ROMA !





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