ASローマ vs ミラン / 女子セリエA プールスクデット第4節(第22節)
全18節の1stフェーズ
(レギュラーシーズン)を終え、
3月からの女子セリエAは
上位・下位に分かれて戦う
2ndフェーズへと進んでいます。
2ndフェーズのレギュレーション ↓
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国際Aマッチウィークの活動が
終わった直後の4月12日に
選手たちはチームへ戻ってきました。
第4節 アウェイ インテル戦は
4月15日 14:30
(日本時間 4月15日21:30)キックオフ。
前半、14分の先制点を皮切りに
立て続けに見事なゴールを決めて
0-5と突き放し、後半にも追加点。
余裕を持って交代カードを切り、
出場時間が少ない
サブの選手たちをピッチに送ると
多少守備がバタついて、
前がかりになったインテルに
攻め込まれるシーンが増え
失点もしましたが、
大崩れせずに快勝となりました。
試合スタッツ ↓
以下、詳細。
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試合に触れる前に。
チームが活動を再開したその日、
クラブを通じて
DFカリナ・ヴェニンゲル選手が
今シーズンいっぱいでの引退を発表。
3月初めにレンタル元の
バイエルンミュンヘンから、
「ローマへのレンタル期間終了後、
ヴェニンゲル選手はクラブへ戻らない」
というリリースが出ていましたが
こういう形で
チームを去ることになりました。
まずはヴェニンゲル選手の
花道を飾るという意味でも、
チームはシーズン最後まで
まい進していくことかと。
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両チームスタメン >>
ウォーミングアップ >>
スタートからローマは
いつものようにボールを支配。
インテル相手の場合、
ボールを失うとほぼ確実に
強さとスピードを併せ持つ
FWチャウィンガに
翻弄されることになるのですが、
そういう危険もなく
攻撃を仕掛け続けます。
13分、グリオンナのクロスに
ホーヴェがダイビングヘッドで合わせ
ローマ先制。
幸先良い滑り出しとなります。
次いで24分には
自らドリブルで持ち上がり、
相手DF3人に囲まれながらも
足を振り抜いて、ホーヴェ2点目。
28分、左サイドをジャチンティが
ドリブルで持ち上がるも、
相手DFに囲まれ自分の位置では
シュートできないと判断したか、
ゴール中央へ送った
鋭いグラウンダークロスを
グリオンナが収めて叩き込み3点目。
36分にはまたしてもグリオンナ。
後方からのパスを
センターサークル付近で収め、
相手DFとGKの位置を見て
すかさずシュート。
25mほどもあろうかという距離を
ボールが低い弾道を描き、
ゴール上部へ吸い込まれていった
見事なミドルシュートでした。
女子セリエA今節の
ベストゴールに選ばれました。
前半終了間際には
アンドレッサのシュートを
相手GKが弾いたこぼれを
グリオンナが回収してクロス。
ダイレクトボレーで
ジャチンティが叩き込み、
0-5というスコアで折り返しました。
ゴールショーはここに留まらず、
後半60分にはホーヴェのクロスから
アンドレッサがこれもゴラッソな
ミドルシュートを決めて
0-6と大差をつけます。
このゴールもベストゴール候補に
ピックアップされました。
60分過ぎからローマは
次々と出場時間が少ない
サブの選手たちを交代投入。
やや連携がバタつきがちになり
一矢報いようと前がかりになった
インテルの攻勢もあって
少しずつ守備に回る時間が増え、
80分にはインテル、チャウィンガの
強力な突破から失点。
完封勝利はならなかったものの
大崩れを見せずに快勝しました。
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スプーニャ監督による試合レビュー >>
■ 国際Aマッチウィーク後の
この試合は、特に警戒されていました。
この結果は何を意味しますか?
「いつもたくさん得点を取る
チームなので警戒していました。
今日の結果はとても重要で
この先の試合へ向けての
明らかな予兆です。
来週、ユベントスとの
直接対決を考慮すると、
大きなアドバンテージです。
我々は少なくとも
8ポイント差に到達していて
決定的に重要な勝利です。」
■ 今日のローマは美しく冷徹でした。
「ええ、特に前半は。
前半は非常にうまく展開でき、
終盤は良かったです。
枠内シュート7本で5得点。
私たちは個性、攻撃性、
決意を持ってプレーしました。
これは、重要な試合、質の高い
パフォーマンスにつながります。
終盤は少し落ちましたが、
こうなるのが普通です。」
■ チャンピオンズリーグでの経験は、
チームをどれだけ成長させましたか?
「間違いなくこの経験は
我々を大きく成長させるもので、
今、私たちは確かに
それを背負っています。
そして、これは非常に重要です。」
ディグリエルモ選手のコメント >>
■ このような内容で
今日勝つことはどれほど重要でしたか?
「それは不可欠でした。
私たちは高いモチベーションを持ち
ゴールを意識してここに来ました。
この結果をホームに持ち帰れるので
最高です。」
■ 大量得点のうえに、ホーヴェと
グリオンナは2得点を決めました。
「基本的には
チームワークの結果です。
私はようやく(怪我が明けて)
試合に出ていますが、
チームメイトとピッチに立って
プレーするのが待ち遠しかったです。
いつでも、
ファンを楽しませるのは最高です。
アシストにも満足していますが、
(ゴールを決めた)ベニー(グリオンナ)に
とても満足しています。」
■ (怪我で)ずっと
試合に出られなかったですが
今の気持ちはどうですか?
「さきほど言ったように
私はたくさんの試合を逃しましたが
今はいい感じです。
試合ごとに
感覚が戻っているのを感じます。
そして幸せです。
目標は今シーズンのフィナーレに向けて
力を取り戻すことでした。
そして、ここにいます。」
試合ハイライト >>
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第4節 終了後順位 >>
第4節ベストイレブン >>
ローマからはディグリエルモ、
ホーヴェ、グリオンナの
3選手が選ばれました。
詳細はこちら ↓
また、セリエAで3回目の
ドッピエッタ(1試合2得点)
を達成したホーヴェ選手が
この試合のMVPに選ばれました。
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試合当日は
エレナ・リナリ選手の
誕生日でした。
快勝して
晴れやかな気持ちで
過ごせたのではないでしょうか。
ローマの次戦は
4月22日14:30
(日本時間22日21:30)キックオフ
ホームにユベントスを迎えます。
今度こそ勝利を。