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パルマ vs ASローマ / 女子セリエA 1stフェーズ第14節




第14節 パルマ戦は
1月22日 12:30
(日本時間 20:30)キックオフ。

最下位チームが相手ながら
なかなかタフな試合となり
守備のミスから先に失点。
いつものように果敢に攻め、
取り返していきましたが
パルマの頑張りもあってか
うまくいかない部分が多く、
勝利しながらも
反省点の多い内容だったかと。
先日のコッパイタリア・コモ戦で
好調と言えず引き分けたことを
彷彿とさせられるものも
ありました。

試合スタッツ 


以下、詳細。

* * * * * * * * *

両チームスタメン >>


ローマは慣れた3-5-2。
3バックは実際には
中央ヴェニンゲル、
右にリナリの並びでした。
キャプテン・バルトリ選手の不在が
少なからず影響を
及ぼしたように思います。


この週末は
欧州一帯に強い寒波があったようで
イタリア北部のパルマも
かなり寒かった様子。
小雨もぱらつく天気だったようです。


ウォーミングアップの一コマ




いつものように試合開始と同時に
早い時間帯でのゴールを狙うローマ。
しかし前半5分、
GKチェアザルのミスを突かれて失点。

しかし直後の7分、
CKの流れから
中央へ送られたパスに
走り込んできたハーヴィが
低い弾道でシュート。
パルマGKの手は届かず、
ゴールとなって
試合は振り出しに。

次いで18分、
グリオンナが中央へドリブル突破。
シュートかクロスか
ゴール前に送ったボールを
ジャチンティが
絶妙な角度にフリック。
見事決まって勝ち越します。


しかし42分、
ローマ陣内左サイドから
ディフェンスの
プレッシャーをかいくぐり
ペナルティエリア内に持ち込んで
振り抜いたパルマ4番の
強烈なシュートが決まり
前半終了間際に同点となります。



巻き替えしを目指し後半へ


後半開始後も
ローマはいくつもの攻め手で
ゴールを目指しますが
パルマの屈強な守備に阻まれ
なかなか突破できず。


逆に攻め込まれて慌て、
危険を招くシーンも
見られました。


75分、ペナルティエリア内で
ジャチンティがファウルを受け
PKを得たローマ、
ここぞのチャンスを
アンドレッサが決め
スコアを2-3とします。


その後も試合のペースを
我がものとすることは
できませんでしたが、
守り抜いて辛勝。
苦しみながらも勝点3を得て
首位の座をさらに固めました。


スプーニャ監督による試合レビュー >>

「今日の勝点3はとても重いです。
パルマは強く、
もっと上位にいて
おかしくないチームです。
もっと上手くやれたプレーがあり
もっとうまく試合をコントロールする
必要がありました。
高いレベルに留まりたいのであれば
そうしなければならない。」

「攻撃面で多くの試みができましたが
おそらくフィニッシュの段階で
何かが欠けていたのでしょう。
試合を見直す必要があります。
後半の入りでミスを犯しましたし
デュエルでは少し軽かったです。
試合に勝つために常に 5 ~ 6 ゴールを
決める必要はありません。
苦しんでも勝つことができます。
ですからその瞬間を
よりうまく管理する必要があります。」

 「これがリーグ戦であり
 誰も何も与えてはくれない。
 私たちは苦しみ、
戦わなければなりません。」



ゲームキャプテンを務めた
ジュリアーノ選手のコメント >>

「すべての試合がそうであるように、
今日勝点 3 を獲ることは基本でした。
パルマ戦に関しては、
私たちは試合への予測を
誤ってピッチに入ったと思います。
今日の試合は私たちがプレーしたい
内容ではありませんでしたが
重要なのは
勝点3を持ち帰れることです。」

「水曜日にはコッパイタリアの
ポミリアーノ戦が待っています。
ローマに戻り、
今日犯した過ちを分析して
同じように大事な
大会に向けて準備します。」




試合ハイライト >>


なお、パルマ公式サイトに
この試合のフォトギャラリーが
アップされています ↓


* * * * * * * * *

第14節 各試合結果 >>


第14節 終了後順位 >>



第14節ベストイレブン>>

ローマからはジャチンティ選手、
グリオンナ選手が選ばれました。


詳細はこちら ↓


また、ローマ1点めの
ハーヴィ選手のゴールは
今節セリエA ベストゴールに
選ばれました。



次戦は25日水曜日、
コッパイタリア準々決勝
ポミリアーノ戦1stレグ。


目指す高みへ届くよう、
切り替えて
臨んでほしいと思います。


Daje ROMA !


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