女性らしさの収穫日。
1ヶ月以上、家に干していた気がするお花をとうとう収穫しました。
向日葵はクシュっと丸みを帯びて、謙虚さを持ちレトロな色味のスプレー菊たちはくすみがかかり、味わい深くなりました。
お花は生花のままでも、魅力的なのにドライフラワーになってもまた違う魅力を見せてくれます。
昔から、「立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花」と美しい人をお花に例えたりすることがよく聞きます。(いや、実際に使っている人はあんまり見ないかも?)
でも、美しい女性を「お花」に例えるのはぴったりだよなぁ。。とぽやーっと考えていました。
じゃあ、美しい女性の定義ってなんだろう。見た目かな?
私のお花屋さんをする前のバイト先は、お着物を纏い料亭でお料理を提供する中居さんした。
お店の雰囲気や、着物の着付けができないといけないとのこともあり、基本的に50代〜の落ち着いた雰囲気を持つ女性が先輩方に多くいました。
女の人には、もちろん私もそうですがちょっとでも若く見られたい綺麗でいたいと言う気持ちがあります。
そんな気持ちからなのか、一緒に働く先輩方はすごく綺麗で自分にはない彼女たちの生きていた経験からしか出せないような大人の色気のような美しさがありました。
自分のおばあちゃんも70歳近くなのですが、会うたびにしっかりお化粧をして髪を染めて笑って、綺麗だなぁと思います。
美しい女性ってなんだろうなんだろう。。と考えているとなんとなく答えが出ました。
多分、定義なんかなくてお花と一緒のようにそれぞれの持って生まれた人間の美しさが他人の目に魅力的に映るんだなと。
その持って生まれたものをどう生かすかは自分次第だし、なんでもできる。
考えるのやめたわけじゃないけれど、やっぱりお花と女性って例えるにはぴったりだな。
うううん。やっぱり、「美しい女性」ってなんだろう。もやもや。