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「綿」って何がいいの?

身近なお洋服や寝具に使われる素材「綿」。みなさんも、「綿は肌に優しい」や「敏感肌には綿が安心」といった話を耳にしたことがあるのではないでしょうか?実際、綿は肌に優しく、多くのメリットがあります。今回は、なぜ「綿は良い」というイメージが定着しているのか、その理由を少し深堀りしていきましょう。


そもそも「綿」って何?

綿は、アオイ科ワタ属の植物「ワタ」から採れる天然繊維です。種を覆う繊維が育ち、殻が開くと、ふわふわとした綿が顔を出します。この状態の綿は中心に空洞があり、時間が経つとリボン状にしぼんでいき、繊維自体に天然の「撚り」がかかるという特長を持っています。この撚りや空洞が、実は綿の機能性を引き出しているのです。

「綿」の快適性の秘密

綿が「夏は涼しく、冬は暖かい」と言われるのは、繊維の中心にある空洞のおかげ。夏は、空洞が風の通り道をつくり、汗を吸収・放出する際の気化熱が生じることで、肌をひんやりと感じさせます。また、冬は空洞に空気を含むことで断熱効果を発揮し、体温を保ちながら快適な温かさをキープします。この天然の調温効果により、季節を問わず快適な着心地が保てるのです。
さらに、綿は高い吸湿性を持ち、汗をしっかり吸収することで肌への負担が少なく、敏感肌やアレルギーを持つ方にも安心してご使用いただけます。優しい肌触りと通気性、吸湿性が、日々の暮らしを一層快適にしてくれるのです。

靴下に綿が選ばれる理由

靴下に綿素材が多く使われるのも、足元が汗をかきやすい部位であるからです。綿の吸湿性と通気性の高さが、長時間でも快適な履き心地を提供し、足元を清潔に保ちます。また、天然繊維としての耐久性もあり、洗濯を繰り返しても長く使える丈夫さも特徴です。毎日のように使用する靴下だからこそ、綿の持つ機能性と丈夫さが生かされているのです。

少しのデメリットもあるけれど…

一方で、綿には乾きにくいという特性もあります。雨の日や湿度が高い環境では乾燥に時間がかかるため、少し配慮が必要かもしれません。しかし、このデメリットを補って余りあるほどの快適性と機能性が、綿の魅力をさらに引き立てています。

まとめ

「綿は良い!」とよく言われる理由が少しお分かりいただけましたでしょうか?綿が持つ素材としてのポテンシャルは、肌に優しいだけでなく、快適な生活を支えるパートナーとして欠かせない存在です。

当社の靴下である『つつした』は、何種類もある綿の中からさらに質の良いものにこだわり、履き心地を追求しています。また、綿の質だけではなく、編み方や糸にもこだわりを重ね、様々な足のお悩みを解決しています!

『つつした』についてもっと詳しく知りたいと思った方はぜひこの記事をご覧ください!


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