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あれから1年が過ぎました。作業療法として行ってきたこと

ご無沙汰しています。前回の記事から1年以上過ぎました。「自分の気持ちを伝えないといけない」そんな思いだけで書いた文章ですが、本当に多くの方に見て頂き感謝の限りです。履歴から確認できるのですが、一応リンク載せときます。

ただ、この記事は文章が長いので、私が今年何をしたかだけ知りたい方は別に読まなくても大丈夫です。備忘録のようにツラツラ書いていきます。

さて、「熱意だけで書いた1年前の記事」
これに反応して声をかけて頂いたのが、NPO法人はびりすの方々(山口先生、本岡先生)です。飛騨フォーラムにお誘い頂きはるばる飛騨市まで足を運びました。

今となっては懐かしい思い出です(思い出にふけりましたが、今年も行く予定です)前日の会食にもお誘い頂き「学校作業療法室」にも執筆されており行政側で活躍されている都築さん、青木さんともお話することが出来ました。すごく良い方で飛騨市の取り組みを肌で感じることが出来ました(念の為、知っていると思いますが、この本です)

すべての小中学校に「学校作業療法室」

作業療法が療育で貢献するという枠を超えた試みが実現できていること、本当に脱帽しました。自分も保育所等訪問支援という福祉から離れやすい教育に近い部分で働いていますが、自分自身が園や学校の先生に貢献できているとは思えないです。けど、私が働いている奈良市で作業療法士が訪問しているのは自分の事業所しかおらず、試行錯誤しながら戦っています。

次に、子どもの分野とは直接離れますが、作業療法の勉強会グループに参加しました。X上にアカウントもありコレになります。

作業療法自体の知識をつけるためにも取り組みたいと思ってました。何か行動したいという思いもあって、最初の方にZOOMで発表もしました。その時の投稿はコレです。

「こんなこともやったなぁ〜…」
この勉強会ですが、すみません。最近は参加できていません。業務が多忙になってきて、職場で月1回ケース会議するようになり、時間を調整するのが難しくなってきました。現場では「co-op」など使う中で、作業療法の概念を考えていくことは非常に重要なのは理解しています。ですが、今の自分にはスケジュール調整が出来ていません。余裕が出てくれば再度参加していこうと思っています。

また、このグループでやり取りをする中で既に上記のような活動を既にされているOTさんにも出会いました。

多田先生は起業されており、第25回千葉県作業療法学会長も務められた実績のある方です。勉強会「初学尊心」へお誘いを受けそちらにも参加しているのですが、こちらもまだ実際の勉強会に参加できていません。本当に申し訳ないです。リンクは直近で開催予定の勉強会です。もし、興味のある方はご参加検討されてみてはいかがでしょうか?

話を変えます。実務の部分では、奈良県で地域で働くOTさんとも出会いました。特定の場所なども言えないのですが、1歳半健診、3歳半健診、5才児健診を見学させて頂きました。奈良県は作業療法士協会が地域と連携する形の他に、個人で地域と繋がっているケースも多くあり、前回の発信があったおかげでそういった縁に巡り合うことが出来ました。未熟な自分を受け入れてくれて本当に感謝しています。

子ども分野の作業療法を開拓するという部分とは少し離れるのですが、作業療法に関連したことで何かしたいと思う気持ちの中でクラウドファンディングで寄付をしました。OTの業界では有名なので知っている方も多いと思いますが、このクラウドファンディングに1万円寄付しました。

返礼品はコレです。

働く人と「ともに創る」作業療法
セラピストのキャリアデザイン

口だけになるのが嫌で「お金」を払うことで行動することをしていきたいと考えていました。またXで積極的に発言することでOT業界が盛り上がるのでは?なんてことも考えていました。ただ、そんな浅はかな考えも吹き飛ぶくらい強烈な発信力で莫大な寄付金を獲得して元廣先生は次のステップに進まれました。

元廣先生の実績や功績は素晴らしくその活躍はOTなら誰でも知っているので、ここで語る必要はないですかね。主観ですが、元廣先生は個人的には大好きな先生の一人です。その理由がこちら。

私のふるさと、嬉野に泊まられたことは今でも覚えています。嬉野を好きな人に悪い人はいない、そう思っています。



少し話がズレているような気がしますが、もう一つ関わったクラウドファンディングについても話していきます。

このクラウドファンディングの主催は支援グッズなどを販売しているメーカーの「できるびより」さんです。高橋さんご夫婦もすごく素敵な方で、こんな私にもこまめに連絡をして頂いたりクラウドファンディングでは僭越ながら応援コメントまで書かせて頂きました。

応援メッセージ

このクラウドファンディングも無事達成することができ、大阪では不慣れながらスタッフとしても参加させて頂きました。その時の様子がこちら。

その当時で過去最高の入場者数を達成することができました。東京から来られる高橋さんのためにも関西での開催は絶対にたくさんの人に来てもらいたいとXで広報していたのですが、その甲斐も少しはあったのかいい結果で終えることが出来ました。

ここまでの流れでは「全てが上手くいっている、そんなまとめなのでは?」と思っているかもいるかもしれませんがそんなことはありません。大失敗もあります。それがこちら。

こちらは自分が主催した文房具の体験会です。自分で事前に用意して会場をおさえて流れを考えて…そんな苦労も全て無駄になるような終始閑散とした結果になってしまいました。参加者は以前から関わりのあるご家族1組だけでした。
自分が考えた体験会に誰も来ないのは本当に悲しくて、時間だけが過ぎて暗くなってました。けど、これも隠さずに投稿したことでたくさんの応援メッセージを頂きました。中には、次に活かせそうなコメントであったり近場の方で次回協力すると言ってくれる人も何人かいました。周りには、協力してくれる人はたくさんいることを身にしみて感じました。個人名を出しにくいですが、一緒にやっていったら面白いことができるのでは?という人もいてお互いにメリットのある活動を今後やっていけたらと思います。

他にも、大きいプロジェクトを考えていたものの、やめたものもあります。

こんなプロジェクトも考えていました。事業所のスタッフにも声をかけたりしてました。ですが、結果的には自分単独で考えていくことはやめました。やめた理由、それは既に類似の会があったからです。それがこちら。

奈良のFLOWという事業所の若手作業療法士が既に大きくしていっている会が存在していました。リンクは毎月行っている勉強会の告知の一部です。ここの代表、山﨑くんとコミュニケーションをとっていけば、自分が作りたかった会が出来るのではないかそんな思いでいます。


臨床(現場)で直接働くことに関連しない部分としては、こんなこともしました。

あるOTの先生が政治との関わりが重要だと言われ、何か伝えないといけないそんな思いで会いに行きました。正直考えをよくまとめれていなかったのですが、山井議員は熱心に聞いて下さり木津川市議会議員さんも紹介してくれました。木津川市に関わる議員さんはどの方も発達支援に関する分野には好意的で、問題は「人材がいない」という所で共通しています。後はこちら側(OT側)の問題なのかなと思っています。次にやることが少しだけ明確になりました。


木津川市に関連した作業療法の動きとしては、子ども分野の作業療法士探しをしました。
結果、1人いました。

私の所属であるハッピーリングと木津川市で唯一働いている作業療法士さんの事業所(スモールステップ)とでインスタグラムのコラボ投稿までしました。近くである勉強会への参加や情報共有をしていきながら連携をすぐに取れる関係性を作っています。
後、もう1ヶ所、ここにも作業療法士さんがいました。

木津川市の事業所「おっとっと」で勤務されているわけではないのですが、作業療法士の宮川先生が繋がっており勉強会に参加して少しお話もさせて頂きました。

木津川市は、作業療法士だけでなく療育に携われる支援者が多くないですが、療育関係者で事例検討をしようという流れもあります。今後の発展には必ず参加していき作業療法士の存在感は出していこうと思っています。

後は、作業療法士ならしている自己研鑽のための勉強会へもいくつか参加しています。

これ以外にも京都府、奈良県作業療法士会の勉強会にもいくつか参加していますが、どの人でも行っている程度のものです。


最後に、最近行い始めた新しいチャレンジも紹介します。

特別支援教育士の資格取得を目指します。もう資格は取らない、取っても意味ないと思ってましたが、どこまでいけるか分かりませんが目指すことにしました。教育に参入していく上で「武器になる」そう思ってます。

1年前も思ったのですが、もしかしたら私は多動なのかもしれないです。1つ1つにあまり深さはなく、物事を大きく動かす力はないかもしれません。ですが、そんな浅はかなまま、これからも走り続けます。
そんな私をこれからも宜しくお願いします🙇

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堤勇人(つつみはやと)
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