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▲5%ルール点灯の判定結果通知システムの構築方法【Slack】【▲5%ルール投資法】【S&P500】【NASDAQ100】【FANG+】【-5%ルール投資法】【マイナス5%ルール投資法】
はじめに
📍「▲5%ルール投資法」とは?
「▲5%ルール投資法」は、投資系YouTuberの投資塾ゆうさん考案の投資法で、S&P500連動の投資信託(またはETF)を下記ルールで購入するという内容になります。シンプルかつ有効な投資方法なので、取り入れている人も多いと思います。
週間ベース(前週の金曜日の終値から今週の金曜日の終値)で5%以上下落したら買う、ただそれだけです。
📍自分で計算をするのは面倒くさい
「▲5%ルール投資法」でやることは「株価指数の週の終値を確認し、週間で5%以上下落したかを計算する」なんですが、毎週自分でやるのは面倒くさい🤮(確認したい指数が複数あると尚更、、、)
📍面倒なら自動化しちゃおう
面倒くさいならまるっと自動化してしまえ、ということで上記タスクを自動で行い、▲5%ルールが点灯したかの判定結果を毎週通知してくれるシステムを構築しようと思います。
自動通知システムの内容
1. Googleスプレッドシートで指数データを自動取得
2. 変動率を計算し、5%以上の下落を判定
3. Google Apps Scriptを使ってSlackに通知
4. トリガー設定で毎週土曜の決まった時間に通知を自動化
完成イメージ
![](https://assets.st-note.com/img/1738420047-q6FjlZWiVoBERhky5csA8uYL.png?width=1200)
📍使用するツール
・Googleスプレッドシート
・Google Apps Script(以降、GAS)
・Slack
GoogleとSlackのアカウントがあれば誰でも再現できるように手順を記載していきます!(必要な数式・スクリプトも載せております)
📍システム化に対する補足
📍「判定結果・変動率を毎週通知するシステム」にする理由
「▲5%ルールが点灯した時に通知」ではなく「判定結果・変動率を毎週通知」にするのは、週間の値動き・変動率を把握したかったという個人的な理由からです。ほぼ5%下落(4.7〜4.9%辺り)の時にルールからは逸脱するが買う可能性があるため、毎週通知される方がユースケースに合っているという感じです。
📍通知先がSlackの理由
元々はLINE通知にするつもりでしたが、システム化に必要なLINE Notifyが2025年3月31日をもってサービス終了することが決まっているため代替案としてSlackへの通知としました。
⚠️注意点
このnoteではSlack側の設定内容は省きます。分からない部分はご自身でお調べいただく必要があります。(ネットで調べれば流石に分かるかと思います)
📍Slack側の設定内容
1. 通知先チャンネルを作成
2. 「Incoming Webhook」を有効化
3. Slack Webhook URLを取得
📍参考になりそうな記事
Slack アプリを作成してincoming Webhook URLを設定する
免責事項
自己責任について
投資は自己責任です。▲5%ルール投資法による損失を含め、当方は一切の責任を負いかねます。
サービスの連携について
Google・Slackのサービス障害や仕様の大幅な変更によって生じる不具合について、当方は一切の責任を負いかねます。
データの正確性について
取得する株価データや下落率は信頼性の高いソースに基づきますが、その正確性や完全性を保証するものではありません。情報の遅延や誤りについて、当方は一切の責任を負いかねます。
システム化の手順
今回は複数指数を通知する内容として説明しますが、1つだけでもいける内容になっていますので、必要な指数分を設定ください。
通知する指数
・S&P500
・NASDAQ100
・FANG+
📍① スプレッドシートで計算用のシートを作成
スプレッドシートを新規作成します。ファイル名は仮で「▲5%ルール通知シート」とします。(ファイル名は何でもよいです)
📍② 関数を使い「終値の取得・変動率の計算・▲5%ルールが点灯したかの判定」を行う
以下の内容で列を設計していきます。
・A列:指数名
・B列:現在価格(今週の終値)
・C列:前週の終値
・D列:週間変動率
・E列:判定結果
まず1行目のそれぞれの列に見出しを入力します。
![](https://assets.st-note.com/img/1738466415-1QW5JehNVsLgAdf24OBZC3tF.png?width=1200)
次に通知したい指数の計算・判定をしていきます。
今回はS&P500(2行目)の内容だけ説明しますが、NASDAQ100・FANG+も同様の内容なので、必要な場合は3行目・4行目に設定してください。
A列:指数名を記入
![](https://assets.st-note.com/img/1738466431-2VX1SqAC9cxMvEjt40NUs87I.png?width=1200)
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