【🇳🇿NZワーホリ】2ヶ月を振り返る（仕事探し）

こんにちは！
ワーホリでニュージーランドに来ているつんと申します。
ニュージーランドに来て2ヶ月が経とうとし、ようやく家も仕事も見つかって生活が落ち着いてきたので、夢だったnoteを始めてみます！

⬜きっかけ : 人生でやり残したことを考えたこと

大学を卒業して5年間同じ職場で働きました。
だいたいの人が働き始めて3年〜5年程で新しい環境を考えるのではないでしょうか。
私もそうで、その時の仕事はやりがいがあり、ずっと一緒にいたいと思うパートナーもでき、これからのことを考えるようになりました。

その時ふと思ったのが
「あ、そういえば私海外で住みたいと思ってたんだよな」
ということでした。
今の仕事を続け、結婚して子どもを産んで…とライフステージを積んでいくと、それはもうできないよなーと思い。

そう思うと好奇心は止まらなくなって。
でも海外に出てこれをやってやるんだ！という強い野望もなく、日本にはいずれ帰ってきたいし…

そんな私にはワーホリが丁度いいんじゃないか？と考え始め、なんとなくワーホリに行こうと思いました。

で、なんとなくのんびりできそうなニュージーランドを選びました。

⬜仕事探しの現実

で、なんやかんやしてニュージーランドワーホリに挑戦することになるんですが。
ニュージーランドに来るまで、事実かどうわからないポジティブ・ネガティブな情報がたっくさん耳に入ってきました。

ネガティブな情報というのは、

・今ワーホリに行っても仕事が見つからない
・英語が話せないと生活できない(仕事はもちろん見つからない)
・(私は運転免許を取っていないので)免許が無いと生活できない

他にも色々ありましたが、私にとっての大きな問題をピックアップするとだいたいこんな感じでした。

一方でポジティブ情報では、お金を稼げるとか英語が話せなくても仕事はなんとかなるとか。

結局何が正しい情報なんだ？？という感じで。

しかしこれまで「まあなんとかなるでしょ」精神でやってこれた私にはあんまりピンと来ず、楽観的な気持ちでニュージーランドに来ました。

結論を言うと、ネガティブな情報は全て大当たり！！

まずはやはり仕事ですよね。
私は1ヶ月弱で100社近く応募しましたが、そのうちインタビューをしてくれたり返信をしてくれたりしたのは数件です。
最初の2週間ほどは音沙汰無し。　
早くも心が折れそうになりました。
日本ではこんなに人手不足なのに！信じられない！！


次に言語。フィリピンの渡航歴がありフィリピン人と会話ができていたので、まあそれなりに英語は喋れる方でしょ、と考えていた私。
(TOEIC650点程)

し・か・し！！

ネイティブスピーカーや西欧圏から来た方々の英語を目の前にして、その自信はあっさり崩されました。
「フランス人は英語を喋れない人が多い」と聞いたことがありますが、私が出会ったフランス人は皆英語がスラスラスラ…まあ出てくる出てくる！
そんな彼らでさえ仕事が見つからないって言うもんだからますます不安になりますよね。


そして車問題ですがこれは仕事にもめちゃくちゃ大きく影響してて。

ネットの情報やワーホリ経験者の情報では
「ファームジョブは移動手段で車が必要なことが多いけど、車がなくても車持ってる人に乗せてもらえるから大丈夫！」
とあってその情報を信じ切っていましたが、、、　

実際私が見た求人は求人の条件に車の免許必須がほとんどだったり、トラクターなどの運転をすることがあったりで、応募の時点で諦める求人もたくさんありました。
(一応応募してみたものもありましたが、1件もお返事がありませんでした。涙)　

⬜仕事探しのモチベーション

やはり仕事が見つからない（=収入がない）のは精神的にきつかったーー。
特に私は貯金もそこまでなかったので。

仕事探しの間気持ちにアップダウンはもちろんありました。
ひたすらゴロゴロしまくった日も、現実逃避で半日以上ベッドから出ない日も、何回もありました。

ワーホリ中のYouTuberやワーホリを経験された方のブログのキラキラした情報を見ては「なんでこの人には仕事が見つかって私には見つからないんだろう」と落ち込んだ日もたくさんありましたね。

でもそう思いながらも常に意識していたのは
「自分で自分を否定しないこと」。

新しい環境で新しいことに挑戦しているのだから、困難が起こることも気持ちが落ちることも当たり前。
別にそれ自体が悪いことではないし自分は頑張っていないわけじゃないから大丈夫！と言い聞かせていました。
ベッドから出ない日も、言い聞かせてましたね笑

めっちゃ気持ちがダウンした時に心の支えになったのは、家族やパートナーとの電話。
そしてkumijoさんのワーホリ・海外就職経験談のYouTubeです。

このYouTubeを見ると、「私のしんどさなんて全然大した事ない！」という気持ちになり、明日から頑張る活力をもらっていました。

またバッパーで宿泊していたのでバッパーで出会った友達と話して、「全然うまくいかない！」ということを笑い話にして気分を上げてもらったり。
(特にラテン系の方々は気分を上げてくれるのがめちゃくちゃ上手いです！笑)

あとは最終見つからなかったら帰国してもいいやって思ってましたね。
会社にもご近所にも「ワーホリに行ってきます！」って宣言していたので、帰国したら別の地域で滞在して1年ニュージーランドを満喫してきたフリでもして地元に帰ろうか、と半分冗談程度に考えてました。笑
（それくらい楽観的思考を持つようにしていた、と捉えてください笑）

そんな感じでマイペースに仕事探しを続け、CV(履歴書)を何回も手直しし、ぼちぼち英語の勉強もしつつ、、、

ようやく3週間ほど経った頃にやっとぽつぽつお返事をいただいたりインタビューの機会を頂いたりすることができるようになりました。
中にはニュージーランドに来てから間もない時に応募したところからようやくお返事があったことも。

そして仕事探しを始めて1ヶ月弱ほど経った頃、
ついにとある日本食レストランで働けるご縁を頂きました！

その後は、ニュープリマス（New Plymouth）というとても素敵な場所に移住でき、住心地の良い居住地（フラット（flat）というシェアハウスのようなものです）が見つかり、さらにeバイク（電動自転車）も手に入れました。
仕事が見つかった後は芋づる式のように良いことが起きましたね。

⬜大事なのはタイミングと御縁

もちろん努力し続けることは大事ですが、仕事が見つからないことと自分の実力不足は必ずしも=では結びつかないなあ、と感じます。　

現に、私よりたくさん経験があって英語が喋れる海外の方でも私より仕事探しに時間がかかっている人もいますし、私と同じくらいのレベルの語学力でも2日で仕事が見つかる人もいました。

また私は仕事探しに時間はかかりましたが銀行口座の開設や家探しはうまくいきました。
逆に仕事探しに時間はかからなくても口座開設や家探しに苦労する人もいました。

…という感じなので「こうすれば必ず上手くいく」というマニュアルは存在せず、苦労すること・上手くいくことは人それぞれ。

理想の生活ができるようにすでに経験のある方の話を聞いたりひたすら求人に申し込みしたり、、、というような努力をすることは大切だけれども最終的にはタイミングと御縁というのが、仕事探しから学んだことです。

まあ結局何が言いたいかというと、ネガティブな噂は私の経験ではほぼほぼ現実でしたが、それが本当に起こるかどうかは結局行ってみないと分からないということです。

日本を出発する前にネガティブな話をあちこちから聞いても私にとって腑に落ちなかったのはそれが本当かどうか分からなかったから。
自分が身を持って体験したことはこうしてnoteでまとめられるくらい理解できます。

…ということでワーホリは上手くいったらラッキー、上手くいかなくて帰国しても厳しい現実を身を持って体験したことは必ず人生の糧になるしこれからワーホリに行く方々にとってもすごく貴重な経験談になる！くらいの楽観的な思考で行くくらいが丁度いいのかもしれません。

そんなギリギリの綱渡りをしているような非日常感を味わえることにワーホリの面白さがあるのかもなーというのが、2ヶ月経った今の感想です。

長々とした文章を読んでいただきありがとうございました！

こんな感じでその時感じたことをマイペースに綴っていきたいため、ここで書いてる気持ちや考え方は変化すると思いますので悪しからず、、！

ここでは綴れなかった英語での苦労話、家探し、eバイクとの出会い、ニュープリマスの話、、、などなど。
今は書きたいことがいっぱいですが、怠惰な私がどこまで達成できるか。笑

とりあえずマイペースに日常を楽しんでいきます〜