はじめに
スマートテレビの視聴データってどう分析されているんだろう?
きっかけは、ウチのBRAVIAのアップデート直後に、プライバシーポリシーの再確認を求められたことだ。
夕飯後のリラックスタイムだったので、暇つぶしにプラポリを眺めていたら、テレビの視聴データ取得や活用に関する項目があり、興味がそそられた。
ふいに気になったので、3つの疑問の答えを残しておく。
どんなデータが取れるのか?
何に利用されるのか?
どの企業が関わっているのか?
テレビの視聴データ利用について
BRAVIAのプライバシーポリシー
テレビ画面にはこのようにプライバシーポリシーの再確認を求められる。
また、Web上でプライバシーポリシーを見つけることができなかったので、2024/09/02時点で私が写経した情報を載せておく。ソースの信頼性は各自確認されたい。
SambaTVという企業が、視聴データを取得・作成しているらしい。
疑問①:どんなデータが取れるのか?
リアルタイムで視聴した番組だけでなく、録画番組も視聴情報を取っているのは意外だった。
検索キーワードも取得されているようだ。
電源の入/切やリモコンボタンの使用回数を保持しているということは、その人がテレビに奪われる時間帯や傾向も見えてきそうだ。
位置情報も取得されているので、甲子園の時期になると視聴が増える都道府県とかも見れそうで面白そう。
疑問②:何に利用されるのか?
(1)はスマートテレビの機能をあまり知らないので、恩恵がわかんないなぁ。
(2)は、レコメンデーションシステム。僕がバラエティ番組が好きなのがばれてしまう・・・。
(4)は、テレビの買い替えとかだろうか?テレビの画面にPush通知が出てきたら結構いやだなぁ。
ちなみに「第三者による活用」とあるが、この「第三者」というのは例えば、SambaTVだろう。SambaTVはSonyとは別会社であり、視聴データの取得に強い企業らしい。
疑問③:どの企業が関わっているのか?
Samba TV株式会社は、視聴データを取り扱うアメリカサンフランシスコ発のグローバルな分析会社。2024/09現在は、日本支社はない。
24社のスマートテレビに搭載される視聴データ取得技術は、SambaTV社のもの。
ACRデータという、自動コンテンツ認識によって得られたデータも活用されるらしい。
面白そうだが、今日は疲れたのでまた今度。
まとめ