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昭和型”サラリーマン”からの脱却


”サラリーマン”という用語


「サラリーマン」
当たり前のように浸透しているこの用語。

ただ、私はこの用語が自然と使われることがなくなることを望んでいる一人です。

なぜそう思うのか?

この「サラリーマン」という呼び方が、現代の会社員のポテンシャルを抑えつけている大きな要因だと思うからです。

そもそも、「サラリーマン」という用語はいつから使われていたのでしょうか?
Wikipediaでは、
「サラリーマンという用語は大正時代の1920年頃から使われ始め、大学または専門学校(現在の私立大学)を卒業して民間企業に勤める背広服にネクタイ姿の知識労働者を指す和製英語である」
他にも
「給料で生活する人。月給取り。勤め人」(デジタル大辞泉)、
「給料生活者。俸給生活者。勤め人。月給取り」(大辞林(第三版))
というされているようです。

chatGPTの分析

また私の主観だけでは不充分なので、chatGPTでも「サラリーマン」という言葉を使うメリットとデメリットを挙げてもらいました。
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メリット

  1. 認識の容易さ: 一般的に理解されている用語であるため、誰もがすぐに職業群をイメージできます。

  2. 共感の促進: 同じ「サラリーマン」というカテゴリーに属することで、共通の経験や問題について話しやすくなります。

  3. 安定感の伝達: 企業に属することの安定や保証を暗示し、社会的な信頼感を与えることができます。

  4. 求人への応用: 求人広告などでこの用語を使用すると、対象となる労働者層が明確になり、効果的なリクルーティングが可能です。

  5. 文化的アイデンティティ: 日本特有の職業文化を象徴する言葉として、国内外での文化的識別に役立ちます。

デメリット

  1. ステレオタイプの強化: 特定のライフスタイルや働き方を想起させ、多様な働き方や個人の能力を制限するイメージを与えがちです。

  2. 創造性の抑制: 「サラリーマン」という枠に収まることで、職業における創造的な役割や自由度が低下する可能性があります。

  3. キャリアの多様性の欠如: この言葉が指す範囲が限定的であるため、プロフェッショナルや技術職など他の職種を軽視する傾向に繋がるかもしれません。

  4. 性別の偏見: 従来の「サラリーマン」は男性的なイメージが強く、性別に対する偏見や役割の固定化を助長する可能性があります。

  5. 時代遅れの印象: 新しい働き方やライフスタイルが求められる現代において、時代遅れと捉えられることで、若い世代や先進的な業界から敬遠されることがあります。

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昭和型サラリーマンからの脱却


これらのメリットとデメリットを含め総合的に考えると、「サラリーマン」という用語は、時と場合によって異なる影響を及ぼすことがわかります。

しかし、私としては、自身も含め個々人がもっと自由に、そして創造的に職業生活をデザインできる社会であってほしいと感じております。
言葉が持つパワーは計り知れないもので、特に職業を指す言葉は、その人の自己認識や行動・モチベーションに大きく影響を及ぼします。
また高度経済成長を牽引してきた日本だからこそ「サラリーマン」が昭和のイメージから抜けきれなくなっているのではないでしょうか。

新しい時代には、古い概念からの脱却が必要で、
会社で働く人々を「サラリーマン」と呼ぶことをやめる時期に来ていると思います。
個々のポテンシャルを最大限に発揮し、キャリアを通じて個人の多様性と独自性を尊重する文化を育てるためにも、まずこの用語からの脱却が必要だと感じております。

最後に

と、今回は「サラリーマン」という用語使用からの脱却を願う私の想いとして内容をまとめてみました。

ただの呼び方なので本質的なものではないかもしれないですが、やはり就業者の約9割を占める会社員に関する呼び方ですので、なかなか軽視できるものではないと感じております。

個人的な一つのチャレンジとしては、下記書籍では敢えて「サラリーマン」という用語を使わず臨んだことです。
「会社員」でなくとも様々な新しい表現方法が生まれ、定着していくことの切に願います。

今後も「会社員にしかできない最高の働き方」の内容に付随した情報発信をしてまいりますので、参考になりそうだなと感じられた場合はスキやフォローいただけると幸いです。
(少なくとも月平均1記事は公開していきます)

マイプロフィール:土橋昇平


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