10代の頃から好きなんだ3 The Beatles – Rubber Soul
ビートルズで一番最初に手にしたのがこいつだった。
決め手になったのは、マガジンだかの漫画家の一言みたいなコーナーで、好きな漫画家がこいつを聴いていると書いていたから。
可愛くねーガキだな。
初めて聴いたときのことはあまり覚えていない。
なんだか変わった音楽だなーと思ったことは、何度か聴いた後のことだったと思う。
今でも、そこまで純粋な感情ではないが、変わった音楽だなと聴くと思うことがある。
演奏ひとつとっても耳に残るフックがあり過ぎるのだ。
「一人ぼっちのあいつ」のギターソロの最後、ピッキングハーモニクスのピーッン!という音。
What Goes Onのリンゴの単調に叩くドラムと、ジョンとジョージのガチャガチャけん制しあっているようなギターの対比。
Girlのスゥーッという息吸い。そんでもってtutti(おっぱい)コーラス。
Girlってタイトルの曲で、コーラスが「おっぱい」って頭おかしーぜ!!
そして、満を持して登場する名曲、In My Life
おそらく、誰に聴かせても、郷愁の気持ちで胸いっぱいになるであろう。
これからの人生もビートルズって、ラバーソウルって、最高だけどどっか変だよな、と思い続けることになるだろうな。