TWSBI PRECISION MP|正直レビュー
おはようございます土で仮眠です。
今回はプレシジョンと言うことで、本当に正確、精密なのかレビューしていきます。
プレシジョンの詳細
まずはプレシジョンの詳細からです。
OEMメーカーとして20年以上メカニカルペンシルを製造してきたTWSBI。正確さ、精密さを意味するPRECISIONラインのメカニカルペンシルは、六角形のフルメタルボディで程よく重量感があります。重心のバランスも良く、この25gの重みで筆圧をかけずサラサラと筆記できるため、手への負担も軽くなります。
らしいです。
そうなんですよ、ツイスビーは元OEMメーカーだったんですよね。TA SHIN PRECISION株式会社から生まれたプライベートブランドらしいです。
元からプレシジョンを謳っているぐらいですから中々自信があるようですね。
メーカー名の由来
僕のレビューではあまりメーカーに触れないのですが、「TWSBI」ってどういう名前?って方もいると思うので補足として書いておきます。
由来は以下の通り。
「San Wen Tong(三文堂)」の頭文字を反対に並べた「TWS」に台湾で筆を意味する「BI(笔)」を加えて、2009年に「TWSBI」としてブランドをスタートさせた。
ツイスビーが台湾のメーカーなので、由来は中国語とか台湾語なんですね。
三文堂って何?って感じなんですけど、さっきも書いた「TA SHIN PRECISION株式会社」の現在の名前「三文堂筆業」から来ています。
箱の外見と中身
少し長くなりましたが、箱の外見と中身を見て行きましょう。
箱はこんな感じです。
なんかよく分かんないですね。あまり見ない色味。高級感はあまり感じられないです。
真ん中にはツイスビーのロゴがあるだけです。
触ったりすると分かるのですが、質感が和紙のようになってます。触っていて非常に心地がいいです。
中身はこんな感じ。うーん安っぽい。
でも、箱の作り込みとしては評価高いですね。
ペンの傷も全くつきません。
今の箱を開けるとこうなってます。
医療品が入ってそうな色してますね。
ここまでできるなら、もうちょっとマシな中身作れたと思うんですけど…
1番上にはプレシジョンが入ってました。
主な付属品はこんな感じ
使わないであろうシャー芯がついてきます。
こんなにいらないよって言いたくなるほど、クソ長消しゴムが3本入ってます。
個人的に2つとも必要ないです。
デザイン
そしてデザイン
個人的に、パッと見高級感はあんまりない印象。
実際に、最初このペン見た時3,000円ぐらいかなって思って値段みたら倍でびっくりしました。
少しゴツゴツしていてシャープな感じですね。
見た目で書きやすいのが分かります。
ペン上部には「―TWSBI PRECISION 0.5―」と書いてあります。フォントが全て違いますね。何のためなのでしょうか。色も少し独特で、ベージュっぽい色をしています。
クリップ上部には「TWSBI」にツイスビーのロゴ。
とてもシンプルですね。ロゴが斜めにズレてるのが気になります。
ペン上部にはシルバーのリングがワンポイントでついています。ロットリングを彷彿とさせますね。
クリップの形も849などを思い出させるような形状をしています。
これは避けられないことなのですが、ノックしていくごとに傷がつきます。内部とノックの側面が干渉しているのでしょう。
気になる人は気になると思います。
そして、ドーナツ屋さんごっこをできそうなトングとクソ長消しゴム。
トングは消しゴムを止める役割ですね。
これはペン先です。
ここ、プレシジョンで1番好き。口金の形が好きすぎて買ったみたいなとこもあります。
グリップも特徴的ですよね、手榴弾みたい。アメイン程じゃないけど。
一応ローレットグリップです。
写真でも薄々わかるけどほぼ機能してないです。
ローレットのロの字もできてないほどグリップ性能はほぼないです。
分解するとこんな感じ。
600やC1と一緒でフルメタル芯タンクです。
この時点で大好き、フルメタル芯タンクはこの世のシャーペンに搭載してほしい程フルメタル芯タンクは最高です。
デメリットとしては、内部振動を抑えないとうるさくなります。まさに、600やプレシジョンだからフルメタル芯タンクができるんです。
あと、フルメタル芯タンクのシャーペンは基本的に全部高い。
分解してネジ先を見てみるとOリングがついています。そこら辺もしっかり配慮していますね。
ペンの塗装と細かいところ
塗装と細かいところを見ていきます。
若干焼き付けっぽい感じはしますが違うみたいです。仕方ないですが、少し粗が見えます。
クリップのツイスビーの塗装は少し特殊ですね。
ザラザラしていて若干ツルツルしています。
運動する服みたいな感じです。
特に役目を果たせていないグリップくんです。
このローレットにはあまり期待しない方がいいかと。塗装はペン全体一緒なので、ここもペン上部と変わったところはないです。
実際書いてみて
実際書いてみてですが、まさにプレシジョン。
これは全くブレないし内部振動も全くないです。
思いっきり振るとキャップがカタカタと鳴りますが、書いていて鳴ることはないでしょう。
書き味もかなりよく、書きやすいです。
何より、書き心地が本当に良い。
171程ではないですが、僕はめちゃくちゃ好きな書き心地です。
少しゴツゴツとした印象を受けますが、繊細さも感じられる書き心地です。
あと、自分が持ってるのは固定式0.5なんですけど、友達が格納式0.5持っているので、書いてみた感想も。
まず第一に全くブレない。プレシジョンからしたら格納式とか関係ないんですね。本当にブレない。
格納式の方が気持ち重め?。そして、格納式の方がゴツゴツしています。なぜかは分かりません。
ノック感とかも違くて、僕は固定式の方が好きでした。固定式は金属音が鳴るんですけど、格納式はスチャスチャする感じです。結局どっちも良い。
良い点・悪い点
良い点
・書きやすい
・書き味が良い
・書き心地がめっちゃ良い
・全くブレない(格納式も)
・剛性感半端ない
・重量が程よく重くて丁度いい
・計8種のライナップから選べる
・所有欲が満たされる
・サービス精神が凄い
・ノック感が良い
・デザイン的にも使いやすい
・ほぼ全てが金属で構成されている
悪い点
・少し割高
・箱が全体的に安っぽい
・デザインが人によっては安っぽく見える
・グリップ力があまりない(手汗をかくと尚)
・ノックするごとにノックキャップに傷がつく
・軸が細い
・長時間筆記には向いていない
総合
総合評価ターイム。
━━━━━━━━━━━━━━━━
自分の総合評価の基準
☆:買わない方が身のため
☆☆:買わなくてもいい
☆☆☆:条件が合う人は買おう
☆☆☆☆:気になってるなら買おう
☆☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆☆☆☆:最高
━━━━━━━━━━━━━━━━
総合評価としては
「☆☆☆☆☆:おすすめ」
最高とまでいきませんが、かなりおすすめできます。おすすめできない人は、細軸が苦手、重いのが苦手な人です。
その人にもおすすめしたいんですけどね。
これらが当てはまらない人は、基本的に「買った方が良い」という評価になります。
中々万人受けはしそうなシャーペンです。
計8種の中から選べるから、自分好みのタイプを見つけられるのも買いやすいところ。
書きやすさや書き心地にも癖がなく、クラシックなデザインなので誰が使っても似合うと思います。
終わり
てことで今回はここらで終わりです。
自分からプレシジョンって名付けるのはハードル上げに行ってないか?って思ってましたけど、触ったり書いたりしてみると本当にプレシジョンでしたね。
それじゃ次回のペンレビューでお会いしましょうさよなら