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PELIKAN SOUVERÄN D400|正直レビュー
どうも土で仮眠です。
今回レビューするペンはD400です!
高級感がえげつないので書くのが楽しみです。
ではレビューしていきます。
スーベレーンの詳細
まず最初にスーベレーンの詳細を
180年以上の歴史を持つペリカンが生み出した「スーベレーン」。
独自のデザイン、厳選された素材、精密な仕上げ、最高の書き心地。
Souverän シリーズは、永続的な高品質製品の代名詞。
です。
スーベレーンは万年筆、ボールペン、ペンシルの3種類がライナップされています。
万年筆はM、ボールペンはK、ペンシルはDです。
それで、今回レビューするのがD400って訳ですね。
高級ながらも、高い人気を誇るのがスーベレーンシリーズの特徴でもあります。
M800は、1997年にペン・オブ・ザ・イヤーを受賞したモデルでもあります。
スーベレーンはドイツ語で「卓越した」「優れもの」という意味を持っています。まさにその通り。
箱がない
次は箱の外見と行きたいのですが、僕が買ったお店は箱がなかったみたいで、仕方なく裸のまま購入しました。店員さんが来週には箱の入荷すると言っていたのですが、そんなの我慢できなかったです。
デザイン
気を取り直して、デザイン見ていきましょうか。
![](https://assets.st-note.com/img/1733377392-Gg8dcLpZIA3Bka9Wy6VRbE40.jpg?width=1200)
この1枚で分かる、頭一つ抜けた高級感には脱帽。
かっこいい上にお洒落。細部にまで拘ってる世界に1本の特別なペンです。
なぜ世界に1本なのか、後で説明します。
![](https://assets.st-note.com/img/1733377743-aL05prZoClTbDH784FqWe62u.jpg?width=1200)
やっぱり、ペリカンといえばこのクリップですよね。動物のペリカンをモチーフとしたクリップ。
このクリップだけでとてつもない高級感を感じます。
クリップは柔らかめで挟みやすく、しっかり挟めます。まあ、僕はあんま使うことないですかね。
![](https://assets.st-note.com/img/1733378016-xmpuw0zoNW4VDfCRdJsibaS3.jpg?width=1200)
この細部への完成度。一目でペリカンだと分かるよう、しっかりできています。花丸。
![](https://assets.st-note.com/img/1733378207-TfHsvlyMAk5hNjzPYmtUoD1Z.jpg?width=1200)
ノック部上部です。
靴から帽子まで作り込まれてるペンって中々ないですよね。クリップの作り込みも凄いけど、ノック部上部は更に凄い。粗が全くないんですよね。
子供もしっかりいるのもポイント。
個人的には、カヴェコと肩並べるくらいかっこいいノックキャップです。
![](https://assets.st-note.com/img/1733378494-NXK6h3IizULkt12GqVydnZHo.jpg?width=1200)
消しゴムは、海外特有の赤色です。
めっちゃ消えないやつね。
![](https://assets.st-note.com/img/1733378534-v2wdPB1TxSh9uA6nD0miFacb.jpg?width=1200)
ペンの真ん中部分です。
「PELIKAN SOUVERÄN GERMANY」の刻印がされています。
ここの作り込みもすごいですねー。金黒金でサンドイッチされてるのが更に高級感を増しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1733378817-HiwCWUAKqeg6rMTJ8QsjP2kl.jpg?width=1200)
ペン先は、ガイドパイプがないタイプです。
視界は良くないですが、ストレスも特にないのであまり気になりません。
そして、また良いのがペン先だけが金じゃなくて、グリップの先端が金で、ペン先が金なのでより自然に見えるのがお気に入りです。
![](https://assets.st-note.com/img/1733379324-AVUQxHJ4ltT5C8d9nDpgRqaY.jpg?width=1200)
分解してみるとこんな感じ。
ペン先のバネと、クリップも外せます。
ただ、クリップは戻すのがめちゃくちゃめんどくさいのでやりません。バネは外すの硬かった。
芯タンクが外れる理由は、チャックが壊れたら交換するためだったり、内部構造のみ変更することがあるからです。
内部構造を変更する理由としては、0.5から0.7に変えるためです。その逆も然り。
ペンの塗装と細かいところ
お次はペンの塗装と細かいところを見ていきましょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1733379689-TRfzwZyB7buQk4e2sWEx3Oah.jpg?width=1200)
まずはペン上部から。
高級樹脂と透明セラロースを何重にも重ねてできるストライプ模様。
これは職人が1枚1枚貼り付けているので、完全に均一ではないです。それも良いところで、さっき言った「世界に1本の特別なペン」とはこの事です。
完全に均一ではないため、世界に1本のペンとなるわけですね。
ニス塗ってんのかってぐらいツルツルしてます。
見たもらったら分かるのですが、クリップの先端が上にあがっていて立体感が出ています。細かい。
![](https://assets.st-note.com/img/1733379970-opk1YBGbU9zdq2ShRHsIfFgm.jpg?width=1200)
そしてペン下部、グリップです。
反射がすごい。鏡面仕上げがすぎます。
職人が磨き上げたプラスチックは伊達じゃないですね。あと、このプラスチックってたしかペリカンの為に作られた高級樹脂なんですよね(モンブランだっけ?)。それも相まってこの輝きができてるのかな。
でも、指紋目立つし手汗かいたらめっちゃ滑るので実用性は皆無。
書いてみて
実際に書いてみてなんですが、可もなく不可もなくって感じです。シンプル書きやすい。
ただ、金属パーツがペン上部に密集しているので高重心です。グリップもめちゃくちゃ滑るし、30分ぐらいで疲れます。
正直、これで3万かって思います。
デザインが最高なので許せますが、書きやすさと値段を比較すると酷いもんです。
今回は0.5ですが、0.7も書いたことあるので感想を書いてみます。
絶対に0.7の方が良いです。買うなら0.7一択。
結構滑らかだし、個人的にスーベレーンは英語を書きたくなる見た目をしてるので0.7を買えばよかったと後悔しています。
良い点・悪い点
良い点
・高級感えぐい
・細部への作り込みやばい
・全てが輝いててかっこいい
・書きやすい
・書き心地が良い
・内部構造が壊れても別途で購入すればまた使える
・基本的にどんなペンケースとも似合う
悪い点
・高い
・手汗かくとクッソ滑る
・すぐ疲れる
・個体差がある
・書き味はゴミ
・ノック感があまり良くない
・高重心
・全長が短い
・クリップが長い
・クリップが手に当たると気になる
悪い点の方が多いですが、それをもカバーするデザインには圧倒されます。
総合
総合評価いっきまーす。
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自分の総合評価の基準
☆:買わない方が身のため
☆☆:買わなくてもいい
☆☆☆:条件が合う人は買おう
☆☆☆☆:気になってるなら買おう
☆☆☆☆☆:おすすめ
☆☆☆☆☆☆:最高
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総合評価は〜?
「☆☆☆:条件が合う人は買おう」
とにかくデザイン見当てて買うのはめっちゃありですが、実用性、書き味を求める人は買わない方が良いと思います。なんせ超高いですからね。
あと、買うなら0.7!
終わり
ここで終わりです!
今回はスーベレーンD400をレビューしていきました。
高級感と書きやすさが両立した、デザイン最高のペンでしたね。
では、また次のレビューで会いましょうさよなら