豊橋技科大宿舎限界突破マニュアル
この記事はTUT Advent Calendar 2022 8日目の記事です.昨日の記事はこたっくさんの「連続な関数の最適化手法を紹介したい」でした.
豊橋技科大/宿舎概要
こんにちは,も(@TUT21S)と申します.
今回はアドベントカレンダーということで,技科大2年目かつ寮&宿舎歴ほぼ7年の私から豊橋技科大の宿舎について紹介しつつ,そのスペースの限界を超えた快適な部屋の作り方を紹介していきたいと思います.
この記事の想定読者はAdvent Calendarの読者に限らず,豊橋技科大(以下「技科大」)に合格した/目指す人で,宿舎の情報を調べている人も対象とします.そのためまずは基本的な宿舎についての情報をざっとまとめます.あまり本記事に関係ない場所なので飛ばしてもらっても構いません.
技科大について
立地と交通
気候
宿舎外で住むなら便利な場所(大体)
宿舎について
設備
初期状態
周辺スーパー
技科大について
技科大を一言でまとめると「(関東平野とは大違いの)でっこぼこの平野の片田舎にある国立大学」です.基本的に立地が悪く,また交通の便が良くないので移動手段は重要になります.
立地と交通
技科大のある豊橋市の交通には致命的な問題があり,それは37万人都市に対して市街地へ向かう主要な道路が数本,しかもそれのほぼ全部が片側1車線であるということです.また,東西方向も決して強いとは言えず, 頼みの綱の国道23号線(信号なしの自動車専用幹線道路)も片側1車線となっています.これのせいで基本的に夕方の技科大前の道路はkm単位の渋滞となっており,技科大の立地(市街地の外)も相まって通学や買い物等はかなりめんどくさいです.また,買い物をするにもそれなりの坂を上り下りする必要があるため,金のない技科大生は過ごしにくいかもしれません.また,宿舎生は1年間自動車を買えない(学校の駐車場の申請が通らないので持ち込めない)ため最大の移動手段は原付ないしバイクになると思います.ただしおじいちゃん職員に申請を投げれば通るなどの噂があります(先輩はそれで通ったらしい).あと念のため,自動車を購入する時は大学の駐車場は車庫としては申請できません.基本的に実家からの持ち込みになると思います.
気候
全国から高専生や高校生が集まる技科大ですが,基本的にはそれなりに過ごしやすい気候と言えます.夏の最高気温はまあ中部ならこれくらいの暑さ(フェーン現象等で以上に熱くなったりはしない)で,冬も異常な寒さ(氷点下2ケタなど)にはならないためそれなりに過ごしやすいです.ただし,冬場の東西方向に吹く風が異常に強く(からっ風以上),それなりの坂だと自転車が吹き戻されて減速する謎現象が起きたりします.
宿舎外で住むなら便利な場所(大体)
もしもこの記事を読み宿舎外に住みたいな,と思ったときは,ドン・キホーテや愛知大学の周辺を探すと良いと思います.というのも,そのあたりであればスーパーや飲食店などが多く利便性が高いうえに,比較的交通が流れやすくまた23号などの幹線道路もあるため大学へのアクセスも(高師台並みに)高いためです.とはいえ,通学には原付で40分,自動車で30分を想定するとよいでしょう.
宿舎について
技科大の宿舎は「元寮生なら余裕,元実家ならそれなりにきつそう(覚悟が必要そう)」という感想を受けます.
詳細はこちら(技科大の宿舎のページ)から確認できますが,基本的に学部生はA棟からD棟に住むことになります.
設備
上記のサイトにもある通り,学部生はA棟からD棟のキッチン(各階1か所,シンク1,コンロ2,作業場3,電子レンジ1),トイレ,洗濯(洗濯機2,電気式乾燥機2),風呂(事実上24時間利用可能のシャワー室と午後10時までの大浴場)共同の6畳間に住むことになります.
部屋の中にはあらかじめ
肘置きなしの椅子
オフィスデスク(金属製の天板下に薄い引き出しあり,100×70)
パイプベッド(下に板がついてあり寝たときは平ら)
敷き布団(1万くらいで売られてそうなウレタン?のやつ)
コンセント2か所4口(すべて窓側,床から1mのところに窓を挟んで2口ずつある)
があるほか,幅70cm×高さ35cm×奥行き250cmくらいの収納スペースが天井にあります(部屋の1角がそうなってる感じ).
A棟からD棟の部屋内には水道関係の設備はないため共用の部分を使用することになります.共用トイレはそんなに汚いような印象は受けないためそこまで拒絶する要素はないです.また,風呂は事実上24時間利用可能なシャワー室(各棟3つずつ)と大浴場(共用棟)があります.部屋の防音環境としては,コンクリートで出来た2部屋の中央を木材,断熱材で区切ったような構造となっており,一方の部屋に対しての防音性能は結構低いです.普通に喋ってるだけでも結構隣に通るようなので気を付けましょう.(イメージとしては屋外に駐車した車のドアから10mくらい離れた位置での話し声と同じくらい聞こえます.知らんけど.)
また,カーテンが存在しないので必要な人は買っとくと良いでしょう.
初期状態
そんな宿舎の初期状態ですが,引っ越しの関係上ある程度荷物のある写真しか撮れていないうえぶれっぶれの写真しかありませんでした.一応貼っておきますが,まあ大体の雰囲気を感じる程度でいいと思います.これを見るだけだといかにも刑務所ですが荷物を置いていけば大体雰囲気はマシになります.
周辺スーパー
宿舎生が利用しやすいスーパーとしては,主に
イオン豊橋南店
フィール豊橋あけぼの店
遠鉄ストア豊橋曙店
あぐりパーク食彩村
が挙げられます.この中で距離が短く,また路面環境(歩道の環境や坂の数)や品揃えを加味しておそらく一番使うスーパーはイオン豊橋南店です.距離的には圧倒的に食彩村が有利ですが,自転車だと危険が多く(急坂を歩道なしで走るかもっと急な坂をがんばって押すかしかない),原付以上の移動手段か歩きになります.フィールと遠鉄ストアはすこし距離がある他,坂の数がイオンより1個多かったり途中の道が異常なまでに細く危険だったり原付等だと夕方ひどい渋滞に巻き込まれたりします.自分は自転車を持っていますが,坂や風があまりに億劫になりずっと歩きでイオンや食彩村に買い物に行っていました.ちなみに,原付以上の移動手段がある人は遠くのMEGAドン・キホーテや業務スーパー,ラ・ムー(24時間営業の激安スーパー)に行くと良いでしょう.
レベル別技科大宿舎構成ガイド(本編)
さて,ここまでは宿舎等についての簡単な説明でした.
ここからが本編,限界突破マニュアルとなります.本章の構成としては,少しずつ宿舎のレベルを上げていきどのように限界を超えていくかを紹介します.最後には自分もまだできていない夢の構成まで紹介したいと思っています.
レベル0:刑〇所独房
まずは住む,というかそこに存在出来れば良い人向けの構成を紹介します.といっても基本的にこれだけでは生活できないのでレベル0としています.
レベル0:刑〇所独房に必要な部材は以下の通りです.
寝具(掛け布団と枕)
暇つぶしの道具(検閲済の本とか)
…以上です.
やはり刑務所からの脱走を試みないように紐となるもの(シーツ,ハンガー)は容易できません.よって夜は月明かり(街灯だけど)とともに眠り,ごはんの配給(コンビニ飯)を待つ生活がやってくるでしょう.
もし模範的な生活を続けられれば筆記用具等の配給もあると思います.知らんけど.
レベル1:ミニマリスト・プログラム
このレベルでは,宿舎の設備を最大限活かす(というか最大限依存する)方法を紹介します.このレベルでもギリギリ自炊を含めた生活は送れると思いますが,あまりオススメはしないです.
このレベルに必要な部材は以下の通りです.
寝具(敷布団以外)
カーテン
冷蔵庫
スリッパ
食器類(食器,食器用洗剤,スポンジ,調理器具など)
洗濯類(洗濯用洗剤,かご,ハンガーなど)
まずこのレベルで大切になる生活方法は,共通施設のキッチンにあるものにすべて依存することです.食材の保管のみはキッチンで行えないので冷蔵庫が必要ですが,電子レンジ,コンロなど既にあるものは購入しません.炊飯に関しても鍋か何かで炊けるでしょう.その日のうちに買ったものだけで生活出来るんだ!という人は冷蔵庫もいらないかもしれません.知らんけど.また,いらないものを持たなければ収納には困りませんよね.本なんかは机の上に並べればいいし,延長コードなんて近寄って使えば不要です.
ただ先ほども書いたようにあまりおススメはしないです.かなり生活に余裕がないか,寮生活に慣れ切って何が必要か見極めきれてる人以外はメンタルにきます.もう少し社会的な生活をしたいのであれば次の節を参考にするといいでしょう.
レベル2:一人暮らしスタート期
このレベルでは,まあこのくらいの設備を整えておいたら自室で普通の暮らしくらいは出来るよね,程度のものを紹介します.なお,これ以降のレベルではこのレベル2を基準に,レベルごとに付け足していくような形で紹介します.すなわちこれが最もベーシックな一人暮らしの形であるとも言えます.
寝具(敷布団以外)
カーテン
冷蔵庫
炊飯器
電子レンジ
タイルカーペットor普通のカーペット(タイルカーペットなら8×4で32枚で部屋のほぼ全域を覆える)
棚orカラーボックス1-2個
延長コード
食器類(前述)
洗濯類(前述)
ゴミ箱と豊橋市指定ゴミ袋
基本的にはレベル1と近いような構成ですが,電子レンジや炊飯器などの家電やカーペット類,収納が追加されています.電子レンジは時間がないから弁当を買ってきたのに他人がパスタを作ってて15分待ち…みたいなことが防げるのでかなりQOLが上がるほか,炊飯器を授業の前に仕掛けておけば苦労せずに米を食べられます.また履物を履かずに生活できるのでタイルカーペットはかなり便利です.また,電源がすべて窓側なので延長コードが一つはあった方がいいと思います.とりあえずはこれで生活を始めて様子を見て増やすのもいいかもしれませんが,せっかくこの記事を読んでいるのであれば次のレベル3も参考にしておくといいと思います.
レベル3:一般的な技科大一人暮らし
このレベルでは,生活スタイルに慣れてある程度のものを揃え,「まあこれ以上いじる必要はないか」となる程度の構成を紹介します.前述の通り,ここからは前のレベルに足していく形で紹介していきます.
IH or ホットプレート
衣装タンス
追加の棚
ローテーブルなど
追加の延長コード
掃除機
先ほどの構成ではできない室内での調理を可能にしてQOLを上げるほか,生活していくうちに増えていく小物を収納する棚やカラーボックス,また家具配置の自由度を上げるための延長コードを用意します.また,服用の棚は別途で用意しておいた方が部屋がすっきりします.
限界突破開始(本編の本編)
さて,ここまでは一般的な部屋の作り方について紹介してきました.ここからはいよいよ限界突破編となるわけですが,そもそも限界突破とは?という風になる人もいると思います.本記事では,限界突破を「通常の構成では得られないスペース効率・居住性」とします.レベル5が現在の私の部屋で,様々な過程ののちに出来上がった部屋となっております.ちなみにレベル6はそんな私が考えるさいきょうのへやとなっており,まあここまでする必要はウーン…ないよなぁとなるような感じです.なお免責として,限界突破に伴った被害に関しては私は責任を取りません.自己判断と責任でお願いします.
レベル4:限界突破ステップ1(当社比140%)
先ほどの友人の部屋を見てこれを思った人は多いと思います.
「床面積少ねぇ!!」
これはこの友達が悪いわけではなく技科大宿舎特有の問題であると言えます.そもそも元の床面積は6畳相当であり,そこにシングルベッド(1.2畳),デスクと椅子(約0.8畳),冷蔵庫(約0.3畳),その他必要な棚を追加していくと残る床面積はおおよそ3畳程度になってしまう上,縦長な部屋形状に家具を置こうとすると写真のように細長い床と家具の置きづらいドア付近の床しか残らないことになってしまいます.
限界突破を行うためにはまずこれを何とかしないといけません…そしてこれを解決する手段,それが
備え付けベッド解体・ロフトベッドの設置
です.
ロフトベッドを導入して1.2畳のスペースを得ることが出来ればそれだけで部屋の事実上の広さは20%増加,床面積で換算すれば40%の増加になります.必要なものはこれだけ,
ロフトベッド(私はベッド下140cmのものを使用,あれば160cmでもいいかも?)
ベッド解体用レンチ(モンキーレンチでいい)
六角レンチ(たぶん6mmだけどセットで持っておくのがよい)
(必要であれば)マットレス
ロフト下照明(こういうやつ)2個
まずは元のベッドを解体してしまいます.ベッドの構造は非常にシンプルで,頭側の2脚,足側の2脚がそれぞれ一つの構造になっており,六角穴付きボルトないしナットを外してしまえば簡単に外せます.この解体自体は1人で30分もあれば終わる工程です.解体したベッドは冷蔵庫の後ろにでも置いておきましょう.
次にロフトベッドの組み立てですが,どの商品であれ慣れていないと一人で行うのはほぼ不可能でしょう.私は高専の寮から何年も使っているロフトベッドで,寮の規則により半年に1回全員の部屋が変わっていたので一人での組み立てには慣れていました.とはいえ他の荷物がある中で行ったため4時間程度かかりました.2人でやれば1時間半程度で出来ると思います.
最後にロフト下に照明を取り付ければ快適な環境の完成です.私の場合はさらに結束バンドと園芸支柱(100均で売ってる)を使ってハンガーラックを作って使用しています.照明周りに関してはいろいろやり方があるとは思いますが,私は延長コードのスイッチをそのまま照明スイッチとしても利用しています.
レベル5:限界突破ステップ2(筆者の自室)
さて,ついに手に入れた広大なスペースですが,まだ立派なワンルームとして過ごすには足りないものがあります.そう,キッチンです.
…キッチンです!!と言われたとて,もう電子レンジも冷蔵庫も炊飯器も,IHだってあるじゃないかと思うかもしれません.しかし実際のところ,それぞれをバラバラにおいているとまとまりがない上にそれなりに使いづらいです.やはりキッチンと呼べるようなスペースがあってこその立派なワンルームと言えるでしょう.なお,そうは言ったものの水回りを引き込むような暴挙は流石にできないことは留意してください.しょうがないね.
ところで,先ほど挙げた床面積を取る邪魔なものでベッドの次に挙げたあるものがありますね…そう,デスクです.このデスクは天板下の薄い引き出しのみが付いたシンプルなものであり,天板は金属製のうえにつるつるとしたコーティングがされているものです.そのため汚れに強く,汚れてもすぐ拭いてしまえばきれいになる優れものです.これをキッチン台にしない手はありません.さらに机下に椅子ではなく収納を追加することで調味料や粉もの等を置いておけます.
さらには追加で棚を2つ追加しましょう.一つは食料品ストック&下駄箱用としてスチールラック(私はこれ)を,もう一つはゴミ箱などを下に置きつつスライドしてまな板を利用できるような機能モリモリなものを追加してしまいます(こんなの).これらをドア付近に冷蔵庫・電子レンジとともに固めて玄関先のキッチンを作成します.また,食器を洗うのが億劫な人は先ほどの機能モリモリラックの下に手で給水出来るタイプの食洗機を設置することが出来ます.私は4年に入ってから購入しましたが,あればあっただけ楽になるので買ってしまってもいいかもしれません.
一応必要なものをリストアップするとこんな感じです.
追加の棚2つ
食洗機
適宜必要な小物用収納ケース
靴収納ケース
これによって出来るのは約4畳の床面積のフリースペースと玄関先のほぼ無駄のないスペース,またキッチンです.フリースペースはローテーブル中心にソファーも置くような構成にしてもいい他,もう一個デスクを追加してPC環境を整えることも出来ます(この記事のトップ画像).ここまで来るともはやここが学校の宿舎であることを忘れ,非常に快適な生活を送ることが出来ます.
おまけ
この構成を叶えるために必要な資金は実は意外とそうでもなく,レベル3を揃える費用+9万+α(空いたスペースに置くもの等)で済んでしまいます.そんなこと言っても9万て高いぞ!?と思ったかもしれませんが,食洗機は引っ越した先でもそのまま使えるほか,ロフトベッドも解体して持っていくことが出来るためそんなに損をするようなことはないと思います.というかロフトベッドに関しては実際に高専時代に使用していたもので,その時は4.2畳+天井収納なしとかいう異常に狭い部屋に生活していたのでロフトベッドはほぼ必須でした(逆にデフォルトでないってどういうことだろうね).そしてどうせ必要になるだろうと思い技科大への引っ越しの時に荷物に入れたのでした.
また,これらの限界突破はあくまで私の行った方法であり,別の方法(例えばキッチンを作らない等)を行ってもいいかもしれません.その場合のアドバイスですが,体感する部屋の広さは空いている床の形状が正方形に近い方がより広いと感じやすい傾向があります.これを達成するためには入口近くのデッドスペースを減らすと良いです.また,机の配置を浮島(部屋の真ん中に置く)にする方法はあまりオススメしません(実際にやったけどあまり気に入らず今の配置に変更した).これは特に裏どりをしているわけではないので,あくまで家具配置をするときに少し参考にしてくれればと思います.
レベル6:限界突破ステップ3(そしてその先へ…)
ここまでで私がどのように部屋の限界突破をしてきたかはおおむね伝わったかと思います.部屋を広くして機能を追加する.基本はこれに尽きるのですが,「機能を追加する」側に関してやれることは無限大で,私はやらなかった(出来なかった)中で面白そうなものがいくつかあるので,そのアイディアをいくつか紹介したいと思います.
①部屋の防音化
やはりこれは誰でも思いつくけどやりづらいランキングのトップ3には入るものだと思います.やり方はいくらでもありますが,この宿舎では薄い面の壁面を強化するのが手っ取り早いと思います.その中でもやり方はありますが,私が考えたのはタイルカーペットのように50×50くらいの防音ブロックを大量に作って並べる形です.接続部分等を工夫して製作すれば箱型に変形できるような面白いものも作成可能で,引っ越した先でも使えるようなものが出来ると思います.設計はしてないけど.
②上水インフラの整備
こいつついに頭おかしくなって部屋の壁に穴でもあけるんか,と思った方,頭はおかしいですが暴挙は犯しません.原理は単純で,15Lくらいのポリタンクを高さ1mくらいに置きバケツとポンプでそこに給水することで水道利用の回数を出来るだけ少なくしよう,という魂胆です.
実際のところ,食洗機を購入して次にめんどくさくなるのは給水なので結構要求を満たしているほか,水道水は結構日持ちする(記事参照)ためイケそうではあります.ただ一度発生した雑菌の処理などを考えるとやはりオススメはできるものではありません.作ってしまった場合は自己責任で管理してください.それはそれでめんどくさいので自分は作りませんでした.
③ベッド上モニタの設置
当然この記事を書いている時はPCの前に座ってタイピングをしているわけですが,ずっと同じ姿勢だと疲れてしまいます.そんな時に寝っ転がって,でもスマホより速く入力したい…となるのですが,ベッドに寝た時に見える位置にモニタを設置して分割キーボードを手元に置くことで究極の睡眠アウトプットが出来る環境が整います…多分.実際これは結構やりたいのですがめんどいのでやってません.また,病院の机つきベッドのようなものを作ってしまえば勉強机もいらなくなり,ロフトベッドの限界突破を使って,かつ最低限の設備を整えればあり得ない人数の収容も出来るようになるかもしれません.防音壁と合わせて作って部屋を6人くらいの飲み部屋に…なんてことも出来るかもしれません.女子を入れてバレたら停学+宿舎から追放…なんてこともあるかもしれない(これの14条に違反してるのが確定するため)ので気を付けてください.
まとめ
本記事では技科大,宿舎の基本的な情報とレベル別の宿舎の部屋構成,また私が今までやってきた宿舎を最大限以上に活かして快適な居住空間を得る方法をまとめました.基本は前述したとおり「スペースを増やして機能を付加する」なので,思いついたものを自由に試して最適な宿舎ライフを楽しんでください.