2023年夏の北海道旅行

今年の夏、またしても北海道に行ってきました。
転勤族の兄がまだ北海道残留だったことも理由のひとつですが、それ以上に、手術を控えている関西住みの叔母が手術前に旅行をしておきたい、行ったことのない北海道にどうしても行ってみたいと言うので、それについて行った形です。
正直割と以前行ったところばかりだったしもにょることもあったのですが、覚書として残しておきます。

いちにちめ

前述のとおり叔母は関西の人なので、関空発北海道着で現地集合も考えたのですが、時間的にいい便がなかったため、いちにちめ朝に品川駅にて合流、羽田に向かうことにしました。
「いや遠回りすぎる、もっといい方法があろう」とお思いの方もいらっしゃるかと思いますが、後で聞いた話、叔母はひとりで飛行機も新幹線に乗るのも数年ぶりだったそうなので、母が過保護を発揮してこういうルートになったようです。

ともかくも無事合流し、チェックインを済ませた後、羽田第二ターミナルのねんりんやで朝ごはんしました。念願のホットバウム!
出来立てではないですが温かいバウムクーヘンがやわやわほろほろで美味しかったです。早朝便の飛行機に乗る時はまた食べたい。

あったかやわやわ

旭川空港に到着後、すぐにレンタカーを借り、まずは母激推しのうえのファームさんへ。
ハロウィン仕様の装飾に心ときめかせながら丘を登り、ブランコに乗って暫し童心に帰りました。公然と乗れるブランコ、有り難し。

童心に返れます
カラフル椅子!かわいい
大量発生するカボチャニンゲン

夏終わり秋初めくらいの時期だったせいか既にハロウィン仕様のカボチャ装飾が見受けられました。なぜ人型?
気候的にはまだちょっと涼しいかなくらいだったので、併設のカフェでソフトクリームも食べました。バニラもチョコも濃ゆくて美味しかった〜。ライスボールも絶品でした。

写真、ぬい撮りのしかなかった

お次は四季彩の丘。相変わらずの絶景!
今回もバギーには乗れなかったので、いつか乗ってみたい…。

雲の陰すら雄大

更に移動してファームとみたさんへ。17時ギリギリに滑り込んだので売店などは閉まっていたのですが、花畑は綺麗でした。
四季彩の丘よりコンパクトな花畑なのでその分色味が濃くてそれぞれに良さがある感じです。
盛りは過ぎていましたがラベンダーがほんのちょっと残っていて、辺り一帯いい香りがしていたのも印象的。ポアロが吠えそう(@金田一)

とみたメロンハウスが隣接しているのでメロンメロンしたい方は時間に余裕を持って行くと良いと思います。まあ私はアレルギーあるのでメロン、食べれないんですけど…。

虹色🌈

この辺りでだいぶ空も暗くなってきたので、大急ぎでホテルへ向かいます。初日はホテルナトゥールヴァルト富良野さんにお世話になりました。
目の前にスキー場がある子連れに優しいホテルで、夏でも子供を遊ばせられるキッズスペースがあるためかめ〜ちゃくちゃ子連れ様が多かったです…。お部屋も土足厳禁などお子様向けの配慮が行き届いてる感じでした。

食事はバイキングで、卓上コンロ?で手のひらサイズはあろうかというホタテやジンギスカンを自分で焼いて食べるのが楽しかったです!北海道は海鮮が美味いですね、やっぱり。
デザートはキッズスペースでのバイキング方式だったのですが、これがまあ個人的にはちょっと難ありで。
私たちは食事が19時からだったのですが、デザートは部屋へ持ち帰るのがNGなのに20時までと時間制限があったので、食事より先にデザートを食べなければいけないのが結構うーん…という感じでした。ならデザート食うなという意見もありましょうが甘いのは食べたかったんですよ…。
このホテルはよく言えば子連れに優しいのがウリなので、ゆっくりしたい大人の方にははっきり言えばおすすめしません。ただ本当に子連れにはとてもいいと思います。

エントランスクマー

ふつかめ

二日目はまず美瑛の白金青い池へ。
晴れてたのでめちゃくちゃ綺麗でした。

あおーい

本当は旭岳の方にも行きたかったのですが、12時に札幌で兄(札幌ぐらし!)と合流する必要があったために泣く泣く断念…。
旭岳も紅葉が見られた可能性があったし行ったことがなかったので個人的にはそちらを優先したかったのですが、叔母の体調やら何やらを考慮して既出の青い池に行ったのでした。綺麗でしたけども…。
ただ旭川エリアを出るにはまだちょっと時間が余ったので、ケンとメリーの木やセブンスターの木などの通りを流して北海道っぽい景色を満喫しました。晴れててよかった〜。

快晴
日本最北端SA、砂川

日本最北端のSAも経由しつつ、12時ごろに札幌に到着、兄と合流して小樽へ向かいます。

小樽はフェスもあったからかめ〜ちゃくちゃ混んでました。駐車場が全然空いてない!小樽は車で行くものじゃありません。
昼過ぎだったのでお店もどこも混んでいたのですが、微妙に空いていたどんぶり茶屋さんでお昼ごはん。やっぱり小樽といえば海鮮ですね!
ウニの代わりに大トロが乗っていたのですが大トロも美味しかったです。

やっぱり海鮮はおいしい

そのあとは大正硝子館などをひやかしつつ、運河沿いを歩いたり、食べ歩きやお土産を楽しんだりと満喫しました。
川に鮭が登ってきてたりして生命を感じました…

撮った直後に雨が降ってきたほどの曇り空
映え映えな小径も
かわいいおいしいの代名詞

ぽたぽたいちごさんはいちご大福専門店ですがちょっと変わり種、ショコラ大福串を食べました。大福は中にあんこも入ってて美味しかったです。

小樽駅からルタオの方に歩いて行くと柳月さんの直売店があるのですが、ここに小樽店でしか買えないオタルトというお菓子があってそれがお土産にちょーーどよくてテンション爆上がりしました。
お試しで食べてみましたがバターたっぷりで美味しかったです!パッケージも可愛いし価格帯といい個人渡しのお土産にはかなりいいです。粉糖がめちゃくちゃバラバラしますが。

店内ベンチも三六方でかわいい。

16時ごろに小樽を出て、二日目のホテル・クロスホテル札幌さんにチェックイン。
部屋から札幌テレビ塔が見えたり、大浴場があったり(露天というにはちょっとアレですが、大浴場が最上階にあり、天井が空いてるため露天と言えなくもない)部屋も綺麗だったのでなかなか快適でした。

窓からの景観

小休憩を挟み、すすきののジンギスカン屋さんで夜ごはんしました。
兄が仕事で使ったりするお店だそうなので店名は言いませんが、リーズナブルな食べ放題で、下味がしっかり付いていてそれがとても美味しかったです。塩だれが特に美味でした。

ジンギスカーン

私も母もジンギスカンについてぼんやりとした知識しかなかったので、焼きは経験者の兄に全部やってもらいました。三人でひとつの鉄板をつつく。いい夜でした。

ビーム出そう

あとは札幌市時計台を見たり、たまたま推しの衣装展がやっていたので見に行って写真撮りに行ったりしてるうちに眠くなっていつのまにか寝落ちしてしまいました。
旭川→札幌間は私がほぼ一人で運転したのでその疲れもあったのかもしれません。

みっかめ。

最終日のこの日、昼頃の飛行機で帰る予定だったので、朝早く札幌を出て、支笏湖周りで空港に向かうことにしました。
ちょっと肌寒かったですし直前まで雨がぱらついていたのですが、駐車場に着いたあたりから徐々に晴れだして湖周りを散策できたのでよかったです。水面は荒れてましたが…。

さむかった
しおっからい

小腹が空いたのでみんなでニジマスの塩焼きを食べました。かなーり塩っからかったですが身がふわふわでやわらかくて美味しかったです。
兄が魚を食べるのが異常に綺麗だという気付きを得ました。

その後、北海道旅行のシメとして、出立時間を気にしてビビりながらも滑り込みでガラクさんのスープカレーをいただきました。
スタンダードなやわらかチキンレッグと野菜のをいただきましたが、鶏肉はもとより、野菜がめ〜ちゃくちゃ美味しかったです!特に揚げブロッコリーは家でも真似したくなる美味しさでした。

やさいがあまい🥦

叔母は新千歳から関空に直行する案もあったのですが、これもいい時間がなかったので、私たちと同じ便で一旦羽田へ行き、ひとり新幹線で大阪へ帰ったのでした。

色々(言いたいことや思うところも)あった旅行でしたが、何だかんだで兄には二日目の小樽から新千歳までずっと運転してもらったし、母も叔母をずっと気遣ってたし、叔母も気を遣ってたし、互いが互いを気遣った大人の旅行でした。私は私で気疲れしましたけど、結果何事もなく終われてよかったです。

次北海道に行くなら気の知れたメンツで利尻とか網走とかそっち方面行きたいよ〜。おわり。

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